妊娠中、世の女性は、穏やかに過ごせているのでしょうか?

きっと、千差万別。

結婚のかたちも、バリエーションが増え、子供を授かるってことも、本当に人それぞれだと思えるようになってきたこの頃です。

浮気や不倫。

これもきっと、千差万別。

ただ、私の場合、出産し、守らなきゃいけない存在がいるってことの責任が、自分自身の生き方を大きくかえたよぅに思います。

不倫して、傷つくのが大人なら、犠牲になるのが大人なら、自分だけなら、なんとか昇華、浮上出来そうな。

犠牲に、小さき、弱き者があるとき、自分勝手な思いや行動は、控えるのが、親だと思うし、親にしてもらう意味だと思います。

親になるって意味すらわからなかったBM夫。

出産のため(予定日を過ぎ、促進剤で出産するため)、入院するって前日の夜

BM夫『入院せずに、自分のところ(研修している大学病院)で、産め。入院させないから』

私「何を無理なこと言ってるの?入院させないって、大学病院も突然すぎでしょ!」

言い争いは平行線。

結局、その夜、私は1度寝たふりして、そーっと夜中、家をでました。

大きな公園をとぼとぼと歩きながら、むかえる出産への不安、出産後への不安、色々なマイナス思考が真夜中の暗闇を照らす街灯に、励まされてるようにすら感じたこと。

こんな気持ちで、出産をむかえる自分が、とても不幸だと…。

今にして思えば、まだ親になっていない自分の幼稚さだったと&第2子、出産はもっとハードなこと、その時の自分はまだ知らなかった。


夜中の公園を散歩して、ベンチで休みを繰り返し、朝が来るのを待ち、BM夫の出勤を確認し、病院へと行ったのでした。

産院は、出産の前日から入院し、翌日、朝早くから、促進剤で出産。
そのため、出産の前の日は、ゆっくり、身体を休めることができました。

もちろんBM夫からのメールには
『立ち会わないから』

すでに、入院出来てるだけで、私の心は安堵の地。

滞りなく出産(とは、いかないくらい大変でしたが、母子ともに命があるので、恥骨のうえに電気針や、お腹の上に医師の手の跡がくっきり)
私は、親にしてもらえたのです。

辛い思いがあっても、この瞬間は、吹っ飛びますよね。
くらい、親になるって、意味あることですよね。