2013年3月23日、オリガルヒ(ロシアの新興財閥)の代表的人物のベレゾフスキー氏が亡命先のイギリスで不審死しました。

僕がロシアにいた2000年前後、ロシアの経済は混乱していて、安定を求めて外国人や金持ちとの結婚を切望するロシア人女性が多くいました。

そんな状況で、純粋な愛を望むのは駄目なの?、という乙女の気持ちを女性アイドル(?)グループの Фабрика が歌った"не виноватая я"(私は悪くないわ)。

この歌詞にオリガルヒという言葉があって、PVもそういう新ロシア人(成金ロシア人)やオリガルヒみたいな男達が出てきて、時代を反映していて面白いです。

ベレゾフスキーのようなオリガルヒはエリツィン時代に幅を利かせたのですが、次の大統領のプーチンとは敵対してことごとく退けられていくのです。
ベレゾフスキーは亡命先のイギリスでもある程度の影響力を持っていたようですが・・・彼の死は時代の変化を象徴しているような感じがします。

Фабрика ”Не виноватая я”
ファーブリカ ”私は悪くないわ”



У Оксаны металлург (угольна гора)
オクサーナには冶金学者(石炭鉱山)
У Светланы драматург (в театре навсегда)
スヴェトラーナには劇作家(いつも劇場)
У Мари американец (very sexy boy)
マリアにはアメリカ男(very sexy boy)
У Наташи итальянец (аморе-море-мой)
ナターシャにはイタリア男(アモーレ・・・)

Как у матушки моей
私のママのように、
Было восемь дочерей
8人の娘がいたの
Мама, ну не виноватая я, не виноватая я
ママ、私は悪くはないわ、私は悪くはないわ
Что вот осталась я одна така не сватанная
私ひとりだけ売れ残ってしまったけど
Не виноватая я, не виноватая я
私は悪くはないわ、私は悪くはないわ
Все говорят - любовь нагрянет вдруг негаданная
みんな言ってるわ、愛は思いがけずに突然やってくるって

У Тамары ухажёр (девке повезло)
タマーラの彼氏は首ったけ(運のいい娘)
Знаменитый дирижёр (точно повезло)
有名な指揮者(本当に運がいい)
У Олеси есть нефтяник (ничего себе)
オレーサには石油技師(マジで!)
Есть продюсер у Татьяны (тоже ничего)
タチヤーナにはプロデューサー(こっちも悪くないわ)

А тому ли я дала, обещание любить
私が愛を約束した人は良かったのかしら?
Мама, ну не виноватая я, не виноватая я
ママ、私は悪くはないわ、私は悪くはないわ
Все говорят, любовь, любовь, наверное это она
みんな言ってるわ、愛、愛、多分そうよ
Не виноватая я, не виноватая я
私は悪くはないわ、私は悪くはないわ
Уж если кто и виноват, то виноват
悪い人が、悪いんだわ
А мой такой... мог бы стать поэтом
私の彼がこんな...詩人になってたかも
Но и тут что-то не свезло
でも、何かが上手くいかなかった(?)
Ну да зато лучше всех на свете
とにかく、世界で一番、
Он поёт да песни про любовь
彼はそう、愛の詩を歌うの

У Оксаны в женихах (мамочки мои)
オクサーナの新郎は(愛しのママ)
Появился олигарх (девочки держись)
オリガルヒなの(女の子達、つかまえておくのよ)
У Мари неандерталец (very sexy boy)
マリアにはネアンデルタール人(?)
С Таней стрёмный итальянец (аморе-море-мой)
ターニャには素敵な(?)イタリア男

Разве счастливы они
彼女達は幸せなのかしら?
Ведь у них не по-любви
(交際のきっかけは)愛ではないのに
Мама, ну не виноватая я, не виноватая я
ママ、私は悪くはないわ、私は悪くはないわ
Что не могу я без любви любить богатого
私は愛なしに金持ちを愛せないの
Ну не виноватая я, не виноватая я
私は悪くはないわ、私は悪くはないわ
Что не могу я без любви любить...
私は愛なしに愛せないの...

У Оксаны металлург
У Светланы драматург
У Олеси есть нефтяник
Есть продюсер у Татьяны

У Оксаны олигарх...
先週、最後の壁だったグルジアが合意したことで、ロシアの世界貿易機構(WTO)加盟がほぼ決まりましたね。
2008年のロシアのグルジア侵攻の結果、グルジアは最後までロシアのWTO参加に反対、ようやく合意した訳です。


ということで、グルジア人のケイティをボーカルに擁するカザフスタン出身のバンド、"A-Studio"です。
祖国カザフスタンはもちろんロシアでも大人気のようです。
他のメンバーはカザフスタン人とウズベキスタン人(ギターの人、多分)で、日本人の顔立ちに近いので勝手に親近感を持ってしまいます。

ケイティのソウルフルな歌声に引き込まれます。

Улетаю(お別れ)


2:15位に1瞬だけ「風」という漢字が出てきます、なぜか。

このバンドは1982年に結成。当時のバンド名はカザフスタンの首都アルマ・アタ(現在はアルマティ)の名前をとって"Alma-ta Studio"。後に"A-Studio"に改名。
メンバーもよく変ってます。

当初メンバーの曲でロシアでの人気のきっかけになった"Julia"


2000年にボーカルのバティルハンがバンドを離れソロ活動に。代わりにポリーナがボーカルとして加わる。
当時のヒット曲"SOS"はUKシングルチャートで64位に。



2004年にポリーナがソロ活動に、そしてケイティが加わる。
2006年にギタリストのバグランが自動車事故により死去。
代わりに彼の息子タメルランがギタリストをつとめるが、1年後に学業に進み、
タシケント(ウズベキスタン)出身のフョードルがギタリストに。
今に至る。
ロシアの色々なラジオが聴けるサイト、Guzei.com
最近また聞き始めました。

Guzei.com

ロシアの曲が中心でとってもロシアっぽいРусское Радиоがお薦めです。

$ロシア気分な日々
Русское Радио

僕は最近これしか聞いていないです。
ロシアっぽい雰囲気に浸れるので大好きです。

10年位前にロシアに住んでた時のことを思いだします。ロシア人にもこの局が一番人気なはず。
当時はタクシーとか路線タクシー(?)Маршруткаで流してるのはほぼ99%この局だったような。
たまにクラシックのみ流してるとかの変わった運ちゃんもいたけど。
今も人気なのかな~