え~皆様、当ブログにおきましては大分ご無沙汰しておりました。

先ずはブログをサボりまくっていた事を深くお詫び申し上げますm(__)m

という訳で、Twitterでもお知らせした通り、今回はETERNAL JAPAN&なにわでんねんさんよりレビューの条件付きでプレゼントの募集があったこちら。

ETERNAL CIGERのレビューをさせて頂きます。


ちなみに格好良いステッカーも頂きました。


この様なメッセージも頂きましたので、きちんとやって行きましょう。


このリキッドはその字面からも分かる通り、いわゆる葉巻系タバコフレーバーのリキッドです。

シガレット系やパイプタバコ系のリキッドとは違い、香りの調合がしづらいとも言われていますね。

CIGARでは無くCIGERとなっているのは意図的なものらしいです。

CIGを楽しむ者達という意味合いの造語らしいですね。

そんなネーミングを与えられたこのリキッドですが、先に言わせて貰うと【セットアップでかなり印象が違うリキッド】だと思います。

蓋を開けるだけでとても香しい芳醇な香りが鼻を擽ります。

ウッドチップを思わせるナチュラルな香りに加えて、タバコ葉特有の甘い香りが漂います。

何処かしらドライフルーツやラム酒の様な、ほんのりとした酸味がかったまろやかな甘い香りは、海外の葉巻系プレミアムリキッドにも通じるものがあります。


配合率はVG65/PG35かな?

一通りの注意書きが側面に明記されております。

この配合率は色んなアトマイザーに使えるので有り難いですね。


今回使用するデバイスはLOSTVAPEのEPETITE DNA60にOUMIER Wasp nano RDTAの組み合わせです。

使用コイル:カンタル 28ga 7.5Lap 0.75Ω(mod読み)

デバイス出力:17.8W  約3.7V 約4.8A


このいつも使っている穴の小さなドリチで吸うと、ウッドチップの様なナチュラルなフレーバーを最初に感じます。

決してウッド臭いのでは無く、柔らかく全体に奥行きを持たせる様な香りです。

更に喉の奥や鼻から抜いた時に、煙草葉特有の複雑で乾いた甘いフレーバーが広がって来ますね。

蓋を開けた時に感じたフルーツっぽい酸味は薄れて、ドライな葉巻らしい香りに軽くアクセントを加えたアロマの様な感覚が楽しめます。

輸入リキッドの葉巻フレーバーにみられる変なエグ味や渋さも無いので、より素直に味を楽しめると思います。

驚いたのは出力の増減やエアフローの開放度合いで香りの出方がかなり異なる事です。

いわゆる煙草系リキッドに見られる甘さの変化では無く、表情がコロコロ変わる感覚です。

全てのフレーバーは出ているのに、強調される部分がかなり変わります。

これは飽きが来ないので面白いですね。


ではドリチを外して直吸いしてみましょう。

エアフローの開放度合いによっても違いますが、爆煙状態で吸うとよりドライな印象になります。

海外のプレミアムリキッドの重厚なフレーバーに近いかな?

酸味がかった香りは更に少なくなり、鼻から抜いた時に余韻として残る感じです。

葉巻フレーバーは少し粉っぽくなりがちなんですが、ここでもウッドっぽい香りの恩恵か鼻から抜いても変な埃っぽさも無いので非常に吸いやすい印象ですね。

出力を少し上げてミスト量を増やすと、かなり濃厚なフレーバーを楽しめます。


総括すると、恐らくこのリキッドはコイルの熱量とミスト量でかなり味の出方が変わる個性を持ったリキッドです。

タイトドローのMTLでは甘さとナチュラル感が強調され、オープンドローのDLではドライな葉巻感を強く感じられる。

全体のフレーバーをバランス良く出せるセットアップは少し難しいかも知れませんが、長くチェーンするにはもってこいのリキッドだと思います。

国産リキッドと聞くと、素直に味が乗っていてセットアップの影響をあまり受けないハッキリしたフレーバーという印象が強かったのですが、このETERNAL CIGERに関して言えばセットアップで味の変化を色々楽しめるという、今までの国産リキッドではあまり見られないタイプのリキッドだと思いました。