今回は結構前から発売されているRDAを紹介します。 
トップキャップの内側は結構滑らかなドーム形状になっており、チャンバー内にミストが滞留しにくい構造です。
こちらがハーフインチのドリップチップです。
OBSのCheetah Ⅱ mini RDAです。
このRDAはVape Treasure仙台店で購入させて頂きました。

22㎜径のRDAです。

説明書・ワランティカード・コットン・コイル・Oリング・ネジ・スクリュードライバーです。

こちらがCheetah Ⅱ mini RDAです。
510のアダプターやドリップチップは付属されておらず、ハーフインチのドリップチップのみになります。

構成はこんな感じです。
エアフローは2方向でオーバルスリットとなります。

デッキの構造はこんな感じ。
両サイドがクランプ式で真ん中の2つの穴がオーバルになっています。
フラットタイプのコイル前提の構造ですね。
とても組みやすそうなデッキです。

ネジはプラスで、セットされている状態ではかなりキツく締められているので、緩める時には注意が必要です。
両サイドのクランプはネジを緩めると下に下がるので、いちいちクランプを動かす必要がありません。
ウェルはかなり深く、リキッドの保持量が多そうな印象です。
ポジティブとネガティブの隙間はそこそこ広く取られているので、個人的には安心感があります。


軽くテーパーが入った内径で、大量のミストでも吸い難くは感じないと思います。
今回はCoilmonstaの24gaを3㎜コアで6Lapにしたマイクロをデュアルで、抵抗値は約0.32Ωです。

ポジピンの出しろはまぁ出ている方だと思います。
このぐらいならメカでもイケるのではないでしょうか。
では味の方はどうでょう?という訳で、実際にビルドして吸ってみましょう。

modはLOSTVAPEのEPETITEを使用します。
リキッドは前回紹介したRIPEVAPESのCLOVEを使用します。
という訳で、今回はOBSのCheetah Ⅱ mini RDAを紹介させて頂きました。

37Wで使用(AFC全開)。
リキッドの関係も有るとは思いますが、ミスト量に対してエアーの供給量が多い感じがします。
さすがにAFC全開では味が飛び気味になる様ですね。
AFCを半分まで絞ると、ドローは結構重くなりますがリキッドのフレーバーがかなり濃く感じられます。
さすがに出力を40Wまで上げると、AFC全開でもしっかりと味が出てくれますね。
つまりデッキの構造が物語る様に、フラット系のクラプトンを前提としたドリッパーの様です。
高めの出力で大量のミストを出す事で味が出るという、いわゆる力押し系のアトマイザーですね。
今回の様に低めの出力で単線ワイヤーのマイクロコイルではAFCを半分以上開けるとフレーバーが飛ぶ傾向があるので、低めの出力で使用される方はAFCを駆使して運用すると良いと思います。
しかし逆に言えばAFCがかなりキチンと作用するという事であり、AFCを活用する事で使用するワイヤーやコイルに合わせたセットアップが多彩に出来るという事になります。
個人的にはとても組みやすいデッキとAFCの効果が大きい事で幅広いビルドが可能な良いドリッパーだと感じました。
もちろんクラプトン系コイルをメインで使用される方にはお勧めなドリッパーです。
正直な事を言えば、1つだけ残念なのは510のドリップチップが使えない事です。
今回の様な単線ワイヤーのコイルを使用する場合はハーフインチよりも510の逆テーパータイプのワイドボアの方が味が出やすいかも知れないからです。
