今回はポストレスで24㎜径のRDA『COSMONAUT RDA』を紹介しようと思います。




ブラックの精悍なパッケージがカッコイイですね。

こんなパッケージングになっています。
ポストレスとは3ポールやベロシティの様なコイル固定用のポストが無いデッキのモデルです。
ポストが無い事でチャンバー内の気流が的確にコイル全体に当たり易いので、コイルの冷却が効率的に行える事になります。
AFCはダイレクト・サイド・エアフローです。

本体
デッキ
予備のドリッブチップ
ネジ類
Oリング類
とまあシンプルな構成です。

こちらがそのデッキです。
4個のワイヤーホールが縦に空いています。
通常のポストデッキとは異なり、先にコイルの脚の長さを整えてから固定する構造なので、少し面倒臭いイメージを持たれる方が多い様ですが、実際に組んでみると意外と楽です。
ワイヤーホールも大きいので、多種多様なワイヤーが使用出来ます。
ウェルがほぼ無いに等しいのですが、保持性の高いコットンを使用する事でリキッドの保持は確保出来ます。
ちなみにデッキサイドのOリングはシングルですが、ほとんど漏れる様な事はありません。

デッキのコンタクト側です。

D5XMMCのロゴが入っています。

トップキャップとの隙間はスリットで、放熱を意識しての物と思われます。
YURI RDAにも似たスリットがありますね。
AFCの穴は2ヶ所で、横長のスリット状の取り込み口です。
サイドにある刻印はこのRDAの名前COSMONAUT(宇宙飛行士)のモチーフです。
スリーブやドリッブチップ等にCSMNTのロゴがあしらわれ、結構な拘りをもって作られた感が有ります。

こちらはドリッブチップの裏側です。
スリーブ面の途中からドーム状のテーパーが掛けられ、ミストの集約に貢献しています。
トップキャップはAFCも兼ねており、シングルコイル運用を考慮して3ヶ所にAFCスリットが入っています。

どちらも同じ長さと径数でデザインもほぼ同じです。
好みで使い分けると良いと思います。
ワイドボアのみの指定なので510サイズは使用出来ません。

こちらはコンタクトピン。
まぁメカニカルで使え無くもない程度ですね。
非調整式のネジなので、デッキの固定用です。

ASMODUSのSNOW WOLF mini 75Wに乗せるとこんな感じです。
結構味も出ますし、ビルドも比較的楽なRDAだと思います。
個人的にはサイズ・味・ディテールの全てにおいて満足度の高いRDAだと感じました。