最近無線が趣味になりつつあるSMOKEYです。
今回は最近購入した特小トランシーバーを紹介致します。
今回購入したのはこちら!

ALINCO(アルインコ)から発売されている特定小電力トランシーバー『DJ-P24(L)』です。
DJ-P24はALINCOのハイエンドモデルDJ-R100Dから中継レピーター機能と同時通話機能を取り除かれたモデルで、基本性能は同価格帯の他の機種よりコストパフォーマンスが高いモデルだと思います。
ALINCOからはもっとリーズナブルなモデルも発売されていますが、今回は長距離通信を趣味とされている方々から定評のあるこのモデルをチョイスしてみました。
以前は折り畳み式アンテナの物を使用しておりましたが、やはり電波の飛びが悪いので今回はロングアンテナモデルを購入した次第です。
このDJ-P24というモデルには今回購入したロングアンテナモデル(L)の他にショートアンテナモデル(S)があります。
特定小電力トランシーバーは非常に小さな出力で交信する為、アンテナの長さが飛距離の目安になります。
受信に関してはそのトランシーバーの感度によって変わって来ます。
注意して頂きたいのは特小トランシーバーはアンテナの交換が出来無いので、後からロングアンテナに交換するという事が出来ません。
購入の際は十分に吟味した上で御購入下さい。
さてこの機種のアンテナですが、いわゆるホイップアンテナのタイプで、長さも他のメーカーと同等か少し長めに感じます。
アンテナの材質は柔らかく、カバンの中に入れると曲がったりする事はありますが、固い素材の様に折れる心配が少ない様に思われます。
肝心な性能ですが、受信感度の面では特小の中でもかなり上位に入るレベルだと思います。
標高1000m程の山で受信すると、約50㎞位離れた相手からの声が聴こえる事もあります。
送信に関しても申し分無く、私の住む仙台市の市街地でビル群に囲まれてるにも関わらず、1ブロック挟んだ反対側(直線距離約250m程度)への交信はメリット5で相手に届いていました。(受信はICOM IC-4300L)
DJ-P24はIP67という防塵・防水機能を備えており、アウトドアはもちろん業務運用にも十分に対応出来る仕様になっています。

底部には電池ケースの蓋があり、ロック式の片開きタイプになっています。
屋外で使用する場合、蓋が取れる物だと落として紛失する恐れがあるので、この仕様は有り難いです。
もちろん防水処理が施されているので、水の侵入が困難な造りです。
使用電源は単3電池2本です。
電池1本で使用出来る物に比べ、スピーカーの音圧が大きく聞き取り易いと思います。
逆に電池3本仕様のモデルよりは経済性が高いとも言えます。

本体の厚みは意外にスリムです。
最近ではもっと薄いモデルも多いのですが、スピーカーの性能を考慮するとこのくらいは有っても良いと思います。
PTTスイッチは小さめで出っ張りが少ないですが押しやすく、クリック感も良いので不満は無いです。
反対側には外部入力電源の端子が有ります。

左上にあるのが電源スイッチで長押しすると電源が入ります。
下には3個のボタンが並んでいます。
左から
ファンクション(長押しでキーロック)
中継モード切り換え(ファンクションを押した後押すとグループモード設定)
モニター(ファンクションを押した後押すとデュアルオペレーションモード切り換え)
となっています。
この機種の特徴として中継モードとシンプレックス(交互通話)モードがワンタッチで切り換えが出来ます。
一般的にはあまり使わない中継モードですが、レピーターを頻繁に使用される方には嬉しい機能です。
またモニターボタンもワンタッチでスケルチを開放出来るので、通信距離がギリギリの交信を行う際には非常に便利です。
この機能は機種によっては一度電源を切らなければ使えない物も結構有ります。
スピーカーの音量も音圧も十分納得が出来るレベルで、音質に関してはこのクラスの特小機の中ではトップレベルだと思います。
本体下部に設置されているマイクも良質な物が使われており、音声がこもったり高音が耳障りになる事はありません。
写真には写っていませんが、受信感度を表示するSメーターが画面上に表示されるので、相手がどの位離れているかの目安になります。(周囲の電波環境にもよります。)

天井部にはスピーカー・マイクのジャックとボリューム・チャンネル切り換え・グループ切り換え・ファンクションキーを押した後押し込むと各種設定が出来るマルチダイヤルがあります。
体感的に使えるという意味ではとても便利に使えるダイヤルで、一度操作方法を覚えると簡単に使えます。
操作感もスムーズで、使いづらいと感じる事はありませんでした。
総評すると、ハイエンド機同等の受信感度とロングアンテナによる送信距離の長さ、聞き取り易いスピーカーやフラットに集音するマイク、使い勝手の良いスイッチ類やSメーターによるインフォメーション等、どれを取っても文句の無い造りで満足のいく物でした。
何よりほとんどの設定機能が電源が入った状態で使えるのが素晴らしいと思います。
1つだけ難点をあげるとすれば・・・。

このベルトクリップです。
正直1万円以下で売られているモデルと同程度です。
という訳で、今回はALINCOの特定小電力トランシーバー『DJ-P24(L)』を紹介しました。
今回は最近購入した特小トランシーバーを紹介致します。
今回購入したのはこちら!

ALINCO(アルインコ)から発売されている特定小電力トランシーバー『DJ-P24(L)』です。
DJ-P24はALINCOのハイエンドモデルDJ-R100Dから中継レピーター機能と同時通話機能を取り除かれたモデルで、基本性能は同価格帯の他の機種よりコストパフォーマンスが高いモデルだと思います。
ALINCOからはもっとリーズナブルなモデルも発売されていますが、今回は長距離通信を趣味とされている方々から定評のあるこのモデルをチョイスしてみました。
以前は折り畳み式アンテナの物を使用しておりましたが、やはり電波の飛びが悪いので今回はロングアンテナモデルを購入した次第です。
このDJ-P24というモデルには今回購入したロングアンテナモデル(L)の他にショートアンテナモデル(S)があります。
特定小電力トランシーバーは非常に小さな出力で交信する為、アンテナの長さが飛距離の目安になります。
受信に関してはそのトランシーバーの感度によって変わって来ます。
注意して頂きたいのは特小トランシーバーはアンテナの交換が出来無いので、後からロングアンテナに交換するという事が出来ません。
購入の際は十分に吟味した上で御購入下さい。
さてこの機種のアンテナですが、いわゆるホイップアンテナのタイプで、長さも他のメーカーと同等か少し長めに感じます。
アンテナの材質は柔らかく、カバンの中に入れると曲がったりする事はありますが、固い素材の様に折れる心配が少ない様に思われます。
肝心な性能ですが、受信感度の面では特小の中でもかなり上位に入るレベルだと思います。
標高1000m程の山で受信すると、約50㎞位離れた相手からの声が聴こえる事もあります。
送信に関しても申し分無く、私の住む仙台市の市街地でビル群に囲まれてるにも関わらず、1ブロック挟んだ反対側(直線距離約250m程度)への交信はメリット5で相手に届いていました。(受信はICOM IC-4300L)
DJ-P24はIP67という防塵・防水機能を備えており、アウトドアはもちろん業務運用にも十分に対応出来る仕様になっています。

底部には電池ケースの蓋があり、ロック式の片開きタイプになっています。
屋外で使用する場合、蓋が取れる物だと落として紛失する恐れがあるので、この仕様は有り難いです。
もちろん防水処理が施されているので、水の侵入が困難な造りです。
使用電源は単3電池2本です。
電池1本で使用出来る物に比べ、スピーカーの音圧が大きく聞き取り易いと思います。
逆に電池3本仕様のモデルよりは経済性が高いとも言えます。

本体の厚みは意外にスリムです。
最近ではもっと薄いモデルも多いのですが、スピーカーの性能を考慮するとこのくらいは有っても良いと思います。
PTTスイッチは小さめで出っ張りが少ないですが押しやすく、クリック感も良いので不満は無いです。
反対側には外部入力電源の端子が有ります。

左上にあるのが電源スイッチで長押しすると電源が入ります。
下には3個のボタンが並んでいます。
左から
ファンクション(長押しでキーロック)
中継モード切り換え(ファンクションを押した後押すとグループモード設定)
モニター(ファンクションを押した後押すとデュアルオペレーションモード切り換え)
となっています。
この機種の特徴として中継モードとシンプレックス(交互通話)モードがワンタッチで切り換えが出来ます。
一般的にはあまり使わない中継モードですが、レピーターを頻繁に使用される方には嬉しい機能です。
またモニターボタンもワンタッチでスケルチを開放出来るので、通信距離がギリギリの交信を行う際には非常に便利です。
この機能は機種によっては一度電源を切らなければ使えない物も結構有ります。
スピーカーの音量も音圧も十分納得が出来るレベルで、音質に関してはこのクラスの特小機の中ではトップレベルだと思います。
本体下部に設置されているマイクも良質な物が使われており、音声がこもったり高音が耳障りになる事はありません。
写真には写っていませんが、受信感度を表示するSメーターが画面上に表示されるので、相手がどの位離れているかの目安になります。(周囲の電波環境にもよります。)

天井部にはスピーカー・マイクのジャックとボリューム・チャンネル切り換え・グループ切り換え・ファンクションキーを押した後押し込むと各種設定が出来るマルチダイヤルがあります。
体感的に使えるという意味ではとても便利に使えるダイヤルで、一度操作方法を覚えると簡単に使えます。
操作感もスムーズで、使いづらいと感じる事はありませんでした。
総評すると、ハイエンド機同等の受信感度とロングアンテナによる送信距離の長さ、聞き取り易いスピーカーやフラットに集音するマイク、使い勝手の良いスイッチ類やSメーターによるインフォメーション等、どれを取っても文句の無い造りで満足のいく物でした。
何よりほとんどの設定機能が電源が入った状態で使えるのが素晴らしいと思います。
1つだけ難点をあげるとすれば・・・。

このベルトクリップです。
正直1万円以下で売られているモデルと同程度です。
という訳で、今回はALINCOの特定小電力トランシーバー『DJ-P24(L)』を紹介しました。