おはようございます。『禁煙セラピー』オノアヤです。
「マンガで読む禁煙セラピー」の発売から4年半が経ちました。
編集者の方からお話をいただいて、思い起こせばイギリス本部との交渉から始まり、出版が決まってからは、「どうしたら言いたい事がちゃんと伝わるだろう」「どういうエピソードなら読んでくださる方の心に刺さるだろう」と。
あれやこれやとたくさん色々考えながら、監修という立場で携わっておりました。
お陰様で、重版を繰り返してAmazonのReviewでもたくさんの高評価・コメントをいただけて。なんとも嬉しい限りです。
ですが、ですが。中には、やはり気になるコメントもちらほら・・。
せっかくの機会なので、よくある禁煙セラピー失敗パターンについて、ちょっとだけ触れてみようかなと思います。
「相当素直な人じゃないと成功できない」
「過去に禁煙を何回も試み人しか成功できない」
「常日頃禁煙を考えてきた人しか成功できない」
このパターンは私から見ると逆かな・・。
むしろ。
「タバコが辞められるわけがない」
「タバコがないと生きていけない」
こんな風に相当思い込んでいる方。恐らくどんなメッセージも自分でブロックしてしまっているでしょう。
タバコを吸うための言い訳を無意識のうちに次から次へと作り出してしまう現象です。
まずは、心をフラットにして。書いてある事の一つ一つが本当に真実なのかどうか。
今まで思っていたタバコについての「当たり前」は、ただの思い込みだったんじゃないのか。
実は、このタバコについての思い込みは、個人レベルの話ではなく、世の中全てのスモーカーが思い込んでいる相当大規模な「勘違い」という事に気づいてさえしまえば、タバコの罠から抜け出すのは相当簡単なのです。
『FACT FULLNESS』まさに。この考えです。
もしまだ読んでいない方がいれば、『禁煙セラピー』の後の1冊としておすすめです。タバコを吸っていたはずの時間にぜひ。
世の中の勘違いに目を向けてみるというのはどうでしょう。
オノアヤのmy Pick