君のショパンを聴きながら
肩をすぼめて前を向く
三叉路をどちらに行くか決められず
泣きじゃくる幼子の手を引っ張り左へ
向かい風を背に受けて
追い風に変えてみた
ポツポツと痕を残し
色を変えていく
また戻ってきてしまったよ
左手をぐいと引っ張られた
君が泣いて
わんわん泣いて
零れた分
幸せになれるなら
もっと泣いて
わんわん泣いて
そのまま夜明けまで泣けばいい
陽が昇れば
君を照らし
君はひとりじゃなくなるから
だから泣いて
わんわん泣いて
ひとりぼっちの間は
そばに誰もいないから
ただ泣いて
わんわん泣いて
泣き疲れて眠ればいい
いい夢みてね
硬いベッドに横たわり
変わらない景色を見ているの
泣かないで
僕が戻るまで
あなたを想っているうちに
影の長さも変わったよ
あなたと歩いた賑わいまでの道
影が少し短くなった

