生後3ヶ月で歯が生え始めてきた息子は、6ヶ月頃から歯医者さんで定期的にクリーニングをしてもらっていました。
上下の歯4本が生えてきた頃から言われていたのが、反対咬合(受け口)。
「年齢が上がってくるにつれて治る可能性もあるので、様子を見ましょう」
と言われましたが、3歳になっても変わりませんでした。
昭和の時代ならスルーしていたであろう軽度の反対咬合でも、こうして歯医者さんから指摘されると気になります。
治療は、ムーシールドと言うマウスピース(上の歯だけ)を就寝中に装着するだけ、と苦痛なく行えるもの。
この治療をするなら顎の骨格が完成する前、3〜4歳頃が効果的ということから、幼稚園入園前のタイミングで治療を始めました。
治療開始の目安は、検査のためのレントゲンやマウスピース作りの歯型取りができるようになっていること。
赤ちゃんの頃から行き慣れている歯医者さんなので、この辺りはクリアしていました。
それから、定期的に通院し、年長の秋に治療が終了。
マウスピースと言っても、歯にガッチリはめるタイプではなく、例えるなら、ボクサーがつけるようなマウスピースです。
正直、どうしてこれで受け口が治るのか分かりませんでしたが 笑、ちゃんと治ってるからびっくり!
コロナ禍で通院できなかったこともあり、治療期間は、トータル2年半くらい。
治療費は最初の検査から全て合わせて30万円くらいだったと思います。
そして今は歯列矯正をしています。
歯列矯正については質問をいただいていたので、こちらの質問にお答えしたいと思います。
メッセージありがとうございます。
回答が遅くなってしまい、ごめんなさい。
息子の顎は小さく、乳歯でも隙間なく生えてます。これでは永久歯が綺麗に生えるスペースがないため、小学校入学を前に歯列矯正を始めました。
この矯正を始めるのは、上の前歯2本が抜けたタイミングだそうです。
年長の夏には前歯2本が抜けていましたが、コロナ禍で少し遅めのスタートとなりました。
治療は、ムーシールドと同じく、マウスピースを就寝中につけるものです。
こちらの小児矯正、かなりの効果が期待でき、実際治療をした子供のbefore、afterの写真を見せてもらいましたが、かなりガタガタな歯並びでも治療後は綺麗に並んでいました。
勿論、治療には個人差があるので、この治療だけで終わらないこともあります。
治療中は、専用の器具(↓写真右上)を使って、週2回マウスピースの幅を大きくして、歯の間隔を広げていきます。
マウスピースを広げた時はややきつく感じるようですが、今のところ、痛みはありません。
ブルーが上の歯用のマウスピース。クリアが下の歯用です。
分かりづらいかもしれませんが、下の歯用に比べて、上の歯用は、中央の隙間が広くなっています。
この2ヶ月程で、1mmくらい広げています。下の歯は今週から始めたばかり。
中学生になったらインビザラインで治療をしようと思っていましたが、この治療が上手くいけば、その必要はないかもしれません。
今はまだ乳歯は5本しか抜けていませんが、永久歯が生えてくる前にスペースを作ってあげることで、正しい場所に生えてきてくれる。その分、治療も楽になる。今の時期に治療を始めるメリットはここにあるのだと思います。
思春期になれば、歯並びが気になってくるかもしれないので、小学生のうちに矯正が終わるのなら有り難いです。
通院も基本的に3ヶ月に1回と楽ですし、痛みを感じることなく治療ができるので、親としても安心です。
これからどれくらいの治療期間がかかるか未定ですが、地道に親子で頑張りたいと思います。
ちなみに治療費は、検査費も合わせて、43万円くらいです。