
夜の桃 <石田 衣良>
基本的にワタシが読む恋愛小説って女流作家ばかりだから、珍しいチョイス。
それにしても、男の願望&妄想が120%詰まった内容だぁ。
ゆえに、主人公を取り巻く登場人物は男にとって都合のいい女になっているわけで・・・。
妻の立場からしたらナシよ、こんな夫は。
でもこーゆー話、小説としてはアリかな。嫌いじゃない。
綺麗な生活 <林 真理子>
「あまりにも危険なこの恋・・・」
という言葉が帯にあったけど、期待したほどの危険さは感じなかった。
石田さんの本を読んだ後だけに・・・ってことでしょうか?!
ラストの展開はワタシにとっては意外だったけど、「綺麗な生活」ってそういう意味だったのか!と思う内容でした。