久々に書く。
ネタになりそうなことはたくさんあったし、実際に「ブログに書けそう」と思ったことが何度もあった。
でも、全く筆が進まなかった。
(余談だけど、スマホで打ってても、筆が進まない、っていうの??)
理由はいろいろ思い当たる節があった。
・単純に忙しく、それよりも優先すべきことが多い
・スマホで文章を作ることに慣れていない(基本手書き派なもので)
・やる気の問題
・紙に日記をつけてるので、さらに文章を書く気になれない
どれももっともらしかった。
否、たぶん正解でもあった。
でも、それをいとも簡単に砕く理由もあった。
昔、毎日SNSで日記を必ずつけていた時期があるからだ。
社会人になりたてで、早朝から夜中まで、下手すれば休日出勤までして馬車馬のように働いていたあの頃に、なぜだか続いていた。
そして、内容は今見返してもそこそこ面白いものが多い。
身体的にも精神的にもキャパシティオーバーだったあの時期に、なぜ続けられたのだろう。
今続けられないのは、なぜなのだろう。
答えは出せずにいた。
最近、以前よりは生きることに余裕が出てきて、ネットでコラムを読んだり、古本やマンガを買って読んで、楽しくなって、ハタと気付いた。
「今ならブログに書けそう」
で、今ブログに向かっている。
昔から模倣が得意であった。
前任者がやっていた通りに作業をしてほしい、と言われる仕事が特に得意で、何ならその前任者の倍のスピードで仕上げられる自信があった。
オリジナルのイラストは多く描けないが、すでにあるキャラクターを写し書くことは容易かった。
そう、文章だって、別の文章をインプットすれば、らしく私なりにアウトプットできるのだ。
以前SNSを続けていた私との決定的な違い。
それは、インプットする文章の量だった。
仕事をしていたころは、何十というレポートに目を通し、ストレス発散のためにマンガや小説、エッセイをよく読んでいた。
逆に書けないと思っていた時期は、情報はネットニュースか映像だけであった。
気付いた時に自分の中身のなさに嘲笑するしかなかったが、少しでもインプットすればスラスラとアウトプットできることにも気付いて感動している。
ちなみに、この文章は、あるエッセイを半分も読まずに書いています。
きっとその世界観に似た文章なんだろうな笑