忙しい毎日に
文字通り心を亡くしていて
  
動きまわっているのに
何をしているか分からない日々
  
  
独りで過ごす日々が
少しずつ増えていっていて
 
それでも
一ヶ月逢えないこともあったから
寂しさに慣れた自分がいて
  
ふっと、明日逢えるんじゃないかと
連絡が来るんじゃないかと
思ってしまうこともあるけれど
  
次の瞬間には現実を思い出し
気づいた頃には涙が溢れている…
この繰り返しの毎日
  

  
忘れる為に
強くなるために
前に進もうと一生懸命頑張っているけれど

  
あの人の存在が抜けた穴は、あまりにも大きくて
バランスが保てず、今にも倒れそうで

  
でも、人に泣き言ばかり言えないから
笑顔でいようと心がけていて・・・
   
  
  
いつまでも降り続ける雨が
代わりに泣いてくれているんだとか
友達との笑い話にしているけれど
本当はもう限界で…

   

  
今までの私の恋愛を見てきた友人が
今の私を見た時に言った一言
 
「本当に彼が大切やったんやね」
  
言われた私は、ただ頷くしかなく

  
堪えきれない涙が堰を切ったかのように流れ
友人はただ黙って背中をさすってくれていた
  
 
  
打ち込むもの
しなければならない事
心が亡くなるくらいあって
それで、あの人を忘れていけるはずなのに
  
すでに亡くなっていた心より
あの人の存在の方が大きくて
初めて気づいた新しい感情にとまどって
どんどん重たくなり、押しつぶされていく
  
  
この感情に少しでも早く気づいて
素直に伝えられていたなら
違う先があったかもしれないのに
  
可愛気のない私は
気づくことができなかった
  
   

背中をさすられながら
涙声で言ってしまった
 
「戻りたい」
 
の一言…
  

  
「運命やったんやよ・・・」
    
私の背中をさすりながら
小さく優しく呟いた友人の言葉
  

  
    
運命・・・
時になんと非情なことか
  
「恋」と「愛」の違いは・・・
思春期の頃よく話題にしていて
   
ある程度の大人になって
また話題に上がるこの違い
  
誰か明確な違いを説明できるのだろうか・・・
  
  
子供の頃はよく分からなくて
それは、今も同じだけれど  
違いが分かるかと聞かれ考えた時に
  
“その人との子供が欲しいと思ったら愛”
  
そんな考えが頭をよぎった
 
  
  
この人だから一緒にいたい
この人だから結婚したい
  
この人だから…
この感情は付き合っている時には
当たり前にあるものだろうけれど
  
 
誰もが別れることを前提に付き合っているはずもなく
その人との“これから”を夢見ていて
  
一緒に過ごす日々が
隣にいる存在が当たり前に思い始めると
倦怠期を迎え  
自身の感情を見失ってしまう
  
  
本当に大切な存在が誰か
一緒にいたいのは誰か
  
考えて考えて
頭の中に浮かんできた顔
名前をつぶやいた時に締め付けられる胸
  
そんな少女漫画のような状態もいいけれど
  
  
何気ない瞬間に感じる
一緒にいたいと思う気持ち
この人との子供が欲しい気持ち
  
それが愛なのではないかと思った
  
  

「恋」と「愛」の違い
    
そんな子供のような話題を
真剣に考えてみたことで  
自分の今の状況に納得がいけた
  
   
  

人を愛するって何でしょう・・・

  
 


 

なぜ、自分がこんなにも引きずっているかの理由も分かって
今の状況に納得もいったけれど

だからこそ落ち着けない気持ちがあって
それが頭の中を常に支配している


特に我儘を言うわけでも
振り回していたわけでもないのに言われた

「…疲れるかな」

この前にはきっと
(これから付き合い続けるのが)と言う言葉があって

    
勝手に自己完結された誤解が生んだ言葉が
あの人の感情を支配してしまった


頑固な2人
言葉の足りない2人

結局、疲れたのはそういった部分に対してだったんだろうと気付いて

あの人の言葉を借りれば
“今更”だけれど
この1ヶ月、後悔ばかりが押し寄せた


あの人の中では終わらせた事だと言われても
一方的な終わりに悲しさと腹立ちが混同していて

   
かと言って、しつこく連絡を入れることは絶対にできず
気分屋な彼が後悔してくれるのを待つしかない状況で…

  

都合のいい女にはなりたくない
都合のいい女でもいい

2つの矛盾に心は押し潰される


けれど本音は後者で
結局、自分の首を絞めているのは自分自身

   
そんな今更な答えと暫くの間は戦わなければならない現実…