血行促進・アレルギー緩和の効果のあるシソ

青ジソの旬は7月~10月 赤ジソの旬は6月~8月

日本へは中国から伝わり、平安時代以前から栽培されていたそうです。

漢字で紫蘇と書くように、本来シソは赤ジソの事を示すものでした。緑の青ジソは、赤ジソの変種で、さわやかな香りとさっぱりした味わいが特徴とされています。

シソは古くから、より薬に近い食べ物を中心に調理した薬膳料理に、重要な食材のひとつとして使用されていました。解毒・発汗解熱・胃を丈夫にする効果・咳をしずめる効果・神経安定などの作用がある事が知られています。

シソ酒なども有名で家庭でつくって、お水やお湯などで割って飲んだりされています。

大葉(オオバ)という名称は市場に流通する際の商品名で、正式には青紫蘇(アオジソ)と言われているようです。

シソ科シソ属 シソの栄養成分

主な機能性成分:ペリルアルデヒド(抗がん作用)・ルテリオン(抗がん作用・抗酸化作用)

可食部100gあたり

  しそ(葉、生) しそ(実、生)
カリウム 500mg 300mg
βカロテン 11000μg 2600μg
ビタミンB1 0.13mg 0.09mg
ビタミンC 26mg 5mg
ビタミンE 3.9mg 3.9mg
ビタミンK 690μg 190μg

シソの抗酸化作用

青ジソと赤ジソとありますが、どちらも香り成分のペリルアルデヒドに殺菌作用や食中毒予防効果があります。さらに、テンペルには発がん物質を無毒化する働きもあります。

赤ジソには抗酸化作用・抗がん作用のあるアントシアニジンが含まれています。

青ジソにはトップクラスのβカロテンとカルシウムを豊富に含み、ビタミンやミネラルも多く含まれています。赤ジソはβカロテンの量が青ジソよりやや少なくなっています。

実から採れる油には強い抗酸化作用が認められ、アレルギー症状の改善作用に期待されています。

青魚などのEPA・DHAの成分と一緒にシソを摂取すると、抗がん作用がアップすると言われています。

シソのその他の効果

体力が減退して、神経が過敏になっている時に起きる苦しい咳などに、シソ成分は咳をしずめる効果が期待できます。

シソには食欲を増進する作用があります。

シソの精油成分には細菌類の繁殖を抑える抗菌作用があります。刺し身のつまとして添えられている青ジソは、魚の生臭さを消したり、魚の毒を消したりするために使用されています。

シソは、葉だけでなく、芽や花も食べる事ができます。花を3分の1ほどつけた花穂や、実が少しついた穂ジソも、料理の薬味や刺身のあしらい、日本料理の飾りなどに使われます。

刻んだシソをお湯で割って飲むと発熱や風邪、下痢にも効果があると言われています。