プリン:博士、おはようございます

茶博士:どうしたんじゃ、朝から

プリン:昨日マッサージに行ったんです

    そうしたら今朝は揉み返しで

    体中がすーすーして

茶博士:ああ、そういうことか

    わかるわかる

    マッサージも急にやると

    揉み返しがくることがあるからな

    普段あまりやっていないと特に

プリン:普段からマッサージなんかしませんよ

    昨日は寒かったんで肩が凝ってしまって

    あまりに重いんで、ちょっと揉んでもらいに

    行ったんですよ

茶博士:そのまま、つい調子に乗って

    全身、それも「もっと強く」とか

    やったんじゃろ?

プリン:はい、その通りです

    マッサージ師さんが上手だったんで

茶博士:そうじゃろそうじゃろ

プリン:その時は気持ちよくて

    体を揉まれるのって、こんなに気持ちいいのかって

    ついつい恍惚としちゃいました

茶博士:わかるのお、その気持ち

    わしも大好きじゃ

    特に足裏マッサージ

プリン:へえ!博士、あんな痛いのが好きなんですか?

茶博士:痛がゆくて、あれも快感じゃな

プリン:そうですか?僕は単に痛いだけで

    足裏はちょっと・・・

茶博士:そんなことはないぞ

    あれは上手な人にやってもらうと

    本当に癖になるわい

プリン:僕には理解できません

茶博士:考えただけで、よだれが出てきそうじゃ

プリン:そんなもんですかね?

茶博士:台湾に行った時なんか

    朝昼晩と足裏マッサージじゃな、わしは

プリン:そんなに?

茶博士:台湾だと24時間のところもあるので

    なんならそのまま朝まで寝ちゃってもOKじゃ

プリン:まじですか?

茶博士:中華を食べて、酔っぱらって行って

    120分コースとか受けてると

    爆睡じゃよ

プリン:足裏を揉まれてですよね?

    博士、鈍感なんじゃないですか?

茶博士:いやあ、そんなことはない

    わしの足裏は超敏感じゃ

    靴の中に10円玉が入っていたらすぐ判る

プリン:僕でもわかりますよ

茶博士:じゃあ1円玉でも?

プリン:多分

茶博士:じゃあ、千円札が4つ折りになっていたら?

プリン:どうでしょう?やったことがないので

茶博士:ふふふ、

    (右足の靴の中から4つ折りの千円札を取り出す)

    ほれ、この通り

    わしはこの差がわかるんじゃ

プリン:(ちょっと下がって)

    なんで、そんな所に4つ折りの千円札

    入れてるんですか?

茶博士:わしくらいのプロになるとな

    これくらい微妙な調整が必要なんじゃ

プリン:調整って、ピアノの調律師が鍵盤の下に

    紙を入れるのと同じってことですか?

茶博士:そのとおり。

    そうした微細な調整が歩きの精度を高めるんじゃ

プリン:意味判りません

茶博士:しかも、ほれ

    (左足の靴の中から2つ折りの1万円札を取り出す)

    こちらは2つ折りじゃ

プリン:それ?本物ですか?

茶博士:本物も本物

    タクシーにも乗れるぞ

プリン:それも歩きの調整用ですか?

茶博士:いや、これは非常用じゃ

プリン:何の非常用なんです?

茶博士:万一、カツアゲに会った時用じゃ

プリン:カツアゲって、中学生じゃないんだから

茶博士:「その場で飛んでみろ」ってやられて

    有り金全部取られちゃった時に

    家まで帰れるように、いつもこうしておる

    さすがに4つ折りじゃと超敏感な足裏に

    感じてしまって歩きにくいんで

    2つ折りにしておるんじゃ

プリン:ということは博士の超敏感な足裏は

    4つ折り紙幣まで感じられるということですね

茶博士:まあそういうことじゃな

    2つ折りだと苦にならん

プリン:話が戻ってきましたが

    そんな敏感な足裏をお持ちの博士が

    あんなに痛い台湾式足裏マッサージが

    好きな理由がわかりません

茶博士:なんだか理路整然と言いおったな

    つまりじゃ

    足裏マッサージというのはだな

    足の裏に全身の神経の反射する点があるという

    中国古来の考え方に基づくもので

    よくあるじゃろ、足の裏のここが痛いと

    どこそこが疲れておるとか、

プリン:あります、黄色とかピンクとかに

    色分けされてる奴ですね

茶博士:エグザクトリー

    そのポイントを刺激して

    老廃物を押し流すというのが足裏マッサージの

    目的とするところじゃ

    日本では大きくわけて台湾式と英国式がある

プリン:英国式は、あの白いブラウスのおねえさんたち

    ですよね

    僕はこっちの方がいいなあ

茶博士:英国式というのは、欧米人用にやさしくしたもので

    リフレクソロジーというんじゃな

プリン:欧米の方は、あまりきつい刺激は好まないって

    言われますものね

茶博士:そう言われておるな

    アジア人は強い刺激を好むとも言われておる

プリン:そうか、じゃあ,僕は欧米人系なのかな

茶博士:まあ、そうじゃろ、

    プリンというくらいじゃから

プリン:そういえばそうですね、

    うちのおじいさんは外国から来たって

    言っていました

茶博士:まあ、そう考えると

    プリン君の足裏が弱いのは遺伝ということになるな

プリン:遺伝ですか

茶博士:そうじゃ、遺伝じゃ

    そのせいで、マッサージの揉み返しが出たんじゃろ

    まあ、あまり急にやらないことじゃ

プリン:博士、なんだか超然としてますね

茶博士:マッサージされるプロとしての威厳じゃな

プリン:そんな威厳があるんですか

茶博士:あるわい、そりゃ

    年間20万円以上マッサージに費やしておる

プリン:なんか高額医療費控除みたいですね

茶博士:一円も戻ってこないがな

プリン:でも、健康はお金じゃ買えませんからね

茶博士:本当じゃな

    

茶博士:おはよう・・・・・

    って、誰も来とらんじゃないか

    まあ、この天気じゃ、しかたあるまい

    東京は雪に弱い都市じゃからのお

    夕べも雪の中をハイヒールを履いておって

    すべって歩けない女性がおったが

    ああいうの、どうするんじゃろうな?

    ある程度、大人なんじゃから天気予報とか見て

    そんな日は、さすがにピンヒールは辞めておこうとか

    思わないんじゃろか?

    いっそ裸足で歩くしか、救出方法はないじゃろな

    ああいう場合


    それはさておき

    1年振りに韓国に行ってきたんじゃが

    すごいね、今のソウルは

    何がすごいって

    1年前に行った時は、なんだか人がわんさかいて

    日本も韓国も景気後退で元気がない時期だったのに

    ソウルの中心街には、大勢の人が集まることで

    できる熱気というようなものが渦巻いておった

    それを見て、韓国はいち早く景気回復基調にあると

    思ったもんじゃったが

    今回行って思ったのは、今はもはや東京よりもソウルの

    方が元気があるって感じじゃった

    何よりそう思ったのは、ソウルの町中で新しいビルやら

    なんやらが次々に作られていること

    中でも大統領の肝いりで、芸術都市をぶち上げたせいか

    街中に巨大モニュメントやら、アート作品があって

    さながらドクメンタを見ているようじゃった

    あっちのビルの横では、高さ30mもある巨人が

    ハンマーをふるっていたり

    こっちのビルの屋上に巨人が腰を下ろしていたりと

    まるでヨーロッパの都市のような様相に

    なりつつあった

    また、ミョンドンは歩けないほどの人の多さで

    道行く女性たちも、いまや日本人の女の子と大差ない

    ところまで来ておる

    もともと背が高くてスタイルがいい分、

    もしかしたら韓国の女性の方がかっこいいのかも

    しれないなぁ

    それが日本へ帰国して、東京を見ると

    モノレールから見えるビルの屋上はどれも

    煤けて、茶色に錆び付いてメンテナンスしてないように

    見える始末じゃ

    表参道に行ったが、目新しいものはなく

    一刻一刻と古びて行く都市の姿を感じたわい

    かつて日本に来た観光客が感じたであろう躍動感やら

    ときめきやら最先端感は、今や中国や韓国のものとなり

    日本は,次の価値観への転換を求められているように

    感じるわい

    とはいえ、それが何になるのか、わしにも判らないけどな

    たとえば北欧のように、隅々まで手が行き届いた熟成国家を

    目指すのも一つだろうし、

    日本には千年の都の先例として奈良、京都があるんだし

    たとえば京都を見習うとか

    いろいろなやり方があると思うがな

    まあ、いずれにせよ、都市というものは

    一旦、歩みを停めてしまった途端に古びて行くものだと

    思うので、今はがんばって新しい事をしていかないと

    いけないと思うんじゃ

    朝からちょっと硬い話になってしまって恐縮じゃ

    まあ、こんな日もあっていいじゃろうて
茶博士:いやあ、プリン君

    元気だったかね

プリン:お帰りなさい、博士

茶博士:いやあ、楽しかったよソウルは

プリン:何をやってきたんですか?

茶博士:ソルロンタン食べてタッカンマリ食べて

    テジカルビ食べてチヂミ食べてテジカルビ食べて

    きたよ

プリン:食べてばっかじゃないですか

茶博士:ソウルに行ったら韓国料理でしょ

    やっぱり

プリン:そうですけど、すごい勢いで

    食べた感じがひしひしと伝わってきます

茶博士:事実、すごい勢いで食べたからの

    それで、調子にのって辛いもの食べ過ぎて

    お尻が火をふいたわい

プリン:汚いな

茶博士:いや、本当にそうなんじゃ

    下痢して、トイレに行ったあとで

    お尻が辛くて歩けないくらいだったぞ

プリン:マジですか?

茶博士:マジじゃ、むかしお尻を蹴られたときと同じくらい

    痛くて痛くて

プリン:痔なんじゃないですか?

茶博士:痔なんてもんじゃないわい

    あれにはまいった

プリン:調子に乗りすぎですよ

茶博士:まったく

    その上にな、チムチルバン(*韓国のサウナ)に

    行ったんじゃが、仁丹湯というのがあってな

プリン:仁丹?

茶博士:そう、昔おじさんが口臭予防に食べていた銀色の

    小さい粒があったじゃろ

プリン:さあ・・・・

茶博士:あったんじゃ、

    それの名前が仁丹っていうんじゃが

    その成分なのか、そうじゃないのか判らないが

    とにかくその仁丹湯に入ったんじゃ

プリン:体によさそうですね

茶博士:わしもそう思ったんじゃが

    ちょっとしたら、なんと、あそこがしびれて来たんじゃ

プリン:あそこ?

茶博士:そう、男性のものじゃ

プリン:あ、アソコ

茶博士:最初は気のせいかなと思ったんじゃが

    段々と先っぽから奥へとしびれが侵入してきて

    最後は痛くなってきよったわい

プリン:温泉成分になにか入ってるんですか?

茶博士:それがわからんのじゃ

    ともかく、このままではやばいと思って

    仁丹湯から出て、すぐにシャワーであらったわ

プリン:他のお客さんはどうなんですか

茶博士:それが子供が二三人入っておったんじゃが

    やつらは何ともなさそうじゃった

プリン:すると、その仁丹湯は、悪いところに沁みるって

    ことですかね?

茶博士:悪いところってなんじゃ!

    わしはどこも悪くないわい

プリン:いやあ、わからないじゃないですか

    性病とか前立腺とか

茶博士:あのね、わしはそんなもんとは無関係じゃ

プリン:いやあわかりませんよ

    とくに前立腺の癌が増えているそうですから

    気をつけてくださいね、博士

茶博士:心配ありがとう

    でも、わしは違うぞ

プリン:まあまあ、予防にこしたことはありませんから

茶博士:まあそりゃそうだな

    ところで、そんなこんなでソウルは寒かったわい

プリン:東京も雪が舞いましたよ

茶博士:ソウルはマイナス8度だったぞ

プリン:え、そんなに寒いんですか

茶博士:一週間前には-15度で

    ボイラーが壊れたうちが続出したそうじゃ

プリン:そうだったんですね

    いやあ、そりゃ大変だったですね

茶博士:でも、ソウルにはオンドルといって

    床下暖房があるから

    あれは暖かくていいもんじゃな

プリン:ああ、聞いた事があります

茶博士:寒い処の知恵じゃな

プリン:辛いものを食べるのも、あっぱり知恵ですかね?

茶博士:そうじゃろな、体がほかほかしてくるからな

プリン:そうでしょうね

茶博士:そういえば、今日はバレンタインじゃったな

プリン:そうですね

茶博士:韓国からチョコ買ってきたぞ

    男のわしからで変じゃが

    食べてくれたまえ

プリン:ありがとうございます

    では、さっそく頂きます

    (パクッ)

    ・・・・・・
  
    辛っ!











   なんですか?このチョコ

   激辛ですけど??

茶博士:ははは、唐辛子チョコじゃよ

プリン:チョコに唐辛子なんか入れるなんて

    これも寒いところの知恵ですか?

茶博士:そうじゃろうな

プリン:それにしても辛いです!

    ヒィ~っ!!!


茶博士:おはよう、プリン君

プリン:おはようございます

茶博士:あすから3連休じゃが

    なにか予定はあるかな

プリン:3連休といえば3連休ですが

    土日を入れての3連休ですから

    正確にいえば、祝日+土日ですよね

茶博士:そういう姑息な計算をするんじゃない

    すなおに3連休を喜ぼう

プリン:はあ・・・

茶博士:わしは、ちょいと旅行に行ってくるよ

プリン:えっ?

茶博士:韓国でアカスリでもしてこようと思っての












プリン:ぼ、僕は?

    パスポート取ってませんが

茶博士:いやあ、大丈夫じゃ

    今回はわしだけじゃから

プリン:え

茶博士:君は仕事があるじゃろ

プリン:え?

茶博士:わしがいない方がのんびりできて

    いいじゃろ

    清算も大分たまっておるようじゃし

    しっかり頼んだぞ

プリン:えー、マジですか

茶博士:3連休をどう使うかは

    その人、個人個人の自由じゃ

プリン:休ませてくださいよ

    せめて

茶博士:もちろん、休んでええんじゃぞ

    清算が終わっているならば、な

    1月分の清算、とっくに締め切っておる筈じゃが

プリン:いや、いや、

    ちょっと待ってください

    それは困ります

    会議費やら交通費やら

    2、3万はあるんで

茶博士:うちは、清算は基本毎週清算

    それでも業務によって出来ないときもあるから

    月末までは認めておる

    それが、今日はもう2月も10日じゃ

    1月分はいい加減〆切じゃろ

プリン:ちょ、ちょっと待ってください、博士

    今日一日待ってください

茶博士:そんな時代劇の借金とりに言うみたいな台詞

プリン:お父ちゃんが病気で

    あっし一人で働いているんでやんす

    どうかおねげえです

    あと一日、あと一日まっておくんなさい

茶博士:よお!プリン屋!

プリン:たしかにうちはプリン屋ですけど

    そんなかけ声ないでしょ、プリン屋だなんて

    味もそっけもありゃしない

茶博士:時代劇ごっこを始めたのは

    君の方からじゃないか

プリン:ともかく、今日一日待ってください

茶博士:今日中にパソコンに入力したもののみ

    認めることにするが

プリン:わ、わかりました

    がんばります

    では。

茶博士:おいおい、どこに行くんじゃ

    まだ、スマイル会議中じゃぞ

プリン:清算しようと思って

茶博士:だから、そんなのあとでやりたまえ

    今は、会議中じゃ

プリン:スマイル会議やってたら、僕はスマイルじゃ

    なくなります

    正確には僕の財布ですが

茶博士:いやいや、それはそれ、これはこれじゃ

プリン:博士はいいですよね、

    会食しても、「プリン君、払っておいてくれたまえ」

    ですから、

    その分を清算する身にもなってくださいよ

茶博士:なにを言っておるんじゃ

    わしは、飲み屋の清算やらなんやらで

    目一杯に清算しておるぞ

プリン:そんなこと、知りません

    そんなママのいる店なんか行きませんから

    僕は

    生んでくれたママ1人で十分です

茶博士:まあまあ、そう岩んで

プリン:博士、変換ミスですよ

茶博士:(1行戻って)ああ、本当だ

    そう言わんで、頼むよ、ウリン君

プリン:ほら、言わんこっちゃない

    名前間違えて打ってるし

茶博士:(2行戻って)

    ああ、本当だ

    どうもこう寒くちゃ、手がかじかんで

    タイプミスが多くなるよな

プリン:いい加減、暖房入れましょうよ

茶博士:いや、経費節減のためじゃ

    2人っきりの会議で暖房なんて

    無駄じゃ無駄じゃ

プリン:ムーミンのひげの人の口癖ですね

    なんでしたっけ、

    ヘムレンさんじゃなくて

茶博士:ほら、すぐに横道にそれる

    プリン君は、子供の頃、授業に集中出来なかった

    じゃろ?

プリン:はい、

    今でもそうです

    部屋を片付け始めて、ついつい漫画とか

    読み始めちゃったりするタイプです

茶博士:やるときはやらんといかん

    今は会議をやる時間だから

    会議をやらんといかん

    わかったかな?

プリン:はい、博士

    ところで、火鉢どうしちゃったんですか?

茶博士:あるよ

    わしのデスクの脇に

プリン:使ってたんですね、まだ

茶博士:使っておるよ

    手紙を書く時に手をあぶってな

プリン:♩魚はあぶったイカでいい~

    (どこからともなく八代亜紀の「舟歌」のメロディが流れる)

茶博士:♩男は無口な人がいい~

プリン:♩女はやらせてくれる人がいい~

茶博士:♩恋人はこづかいくれる人がいい~

プリン:♩生活費を出してくれる人がいい~

茶博士:♩出がけにゴミを出してくれる人がいい~

プリン:♩帰りにお土産買ってくる人がいい~

茶博士:♩寿司折り持ってくる人がいい~

プリン:♩黙ってお茶を入れてくれるひとがいい~

茶博士:♩食べ終わったらゴミを分別してくれる人がいい~

プリン:♩魚の形の醤油入れをキレイに洗ってくれる人がいい~

茶博士:♩それをさりげなく使い回してくれる人がいい~

プリン:♩醤油入れに上手に醤油を入れられる人がいい~

茶博士:♩弁当にあれ一杯の醤油は多すぎると思ってくれる人がいい~

プリン:♩2、3度使ったら捨ててくれる人がいい~

茶博士:♩その頃にまた寿司折り持って帰る人がいい~

プリン:♩マグロ食べなよ、と言ってくれる人がいい~

茶博士:♩俺は玉もらうね、と言ってくれる人がいい~

プリン:♩ついでに布団敷いてくれる人がいい~

茶博士:♩湯たんぽ入れておいたわよ、って言う人がいい~

プリン:♩あっためてあげる、って言ってくれる人がいい~

茶博士:♩はやくあっためて、って言ってくれる人がいい~

プリン:博士のエッチ!エロ親父!

茶博士:なんじゃ、いいところじゃったのに

プリン:聞いてりゃ、エロい話ばっかりじゃないですか

    なんですか、早くあっためて、って

    赤色エレジーですか!

茶博士:古いなあ

プリン:とにもかくにも、僕は今日清算をしなければ

    ならないんで忙しいんですっ!

    エロ歌歌っているだけなら、業務に戻らせて

    もらいます

茶博士:なんじゃなんじゃ、薮から棒に

    もとはといえば清算してない自分が悪いんじゃろ

プリン:博士1人で韓国行くのが悪いんです

    3連休の前日は、仕事が沢山になるので

    いっそ連休の前日から休みにして欲しいです

茶博士:その、言いにくいんじゃが

    わし、来週の月曜、代休もらうから

プリン:え?韓国旅行行って、それで代休ですか?

    どれだけですか?

茶博士:清算、今日中にわしのデスクに置いて
   
    置くようにね

    いいね

プリン:お土産、韓国海苔だけじゃダメですよっ!!






茶博士:やれやれ、やっと雨がふったのお

プリン:雨の日は嫌いです


茶博士:どうしたんじゃ?

プリン:だって、雨の日は足が濡れるから

茶博士:ははは

    子供みたいなこと言いおって

    濡れない靴を履けばいいじゃろ

プリン:長靴とかですか?

茶博士:長靴も最近は一杯売ってるじゃろ

プリン:売ってますけど、僕に似合うものは

    あまりありません

茶博士:そうかな?

    ヴィトンでもグッチでもエルメスでも

    なんでもあるじゃろうに

プリン:別にハイエンドの長靴が欲しいんじゃ

    ないんです

茶博士:では、何じゃ?

プリン:そもそも博士は

    この僕に長靴が似合うとお思いですか?

茶博士:あ、いや、その・・・

プリン:でしょ?

    この童顔で長靴履いたら

    完全に小学生ですよ

茶博士:確かに・・・

    でも、それは仕方ないじゃろ

    そういう顔なんだから

プリン:あ、顔の事言うな!

茶博士:自分で言い出したんじゃろうに

プリン:僕は年齢相応に見られたいんですっ!

茶博士:気持ちは判るわい

プリン:どうしたらいいんでしょうか?

茶博士:そうじゃな、

    メガネをかけるとか?

プリン:こうですか?


茶博士:なんじゃ、その青年先生みたいのは?

プリン:今、ZOFFで人気の黒フレームですけど

    だめですか?

茶博士:ふうむ

    なんというか

プリン:やっぱりね、はっきり言ってくれていいですよ

    ベイビーフェイス野郎って

茶博士:そんなことは言いはせんよ

    そもそもプリン族はシモブクレの

    ベイビーフェイスじゃろ

プリン:今、シモブクレ言いました?

茶博士:いや、台形、いや富士山のような

    形というかじゃな

    プリンだもの、こういう形になるわな

プリン:僕は子供のころから

    この形が嫌いでした

    えらが張っているみたいで

茶博士:それはしかたないじゃろ

プリン:だから、何をやってもすぐに

    プリンってわかっちゃうんです

茶博士:何もせんでもプリンと判るがね

プリン:父母を恨むわけではありませんが

    プリンに生まれたことが

    本当によかったのかどうか

茶博士:プリンはプリンでよかったんじゃない?

プリン:まあ、朝から博士相手に

    人生相談しててても何ですから

茶博士:そうじゃ

    そもそも雨のせいじゃ

プリン:博士、雨がいつのまにか

    雪に変わってますよ!

茶博士:え?どれどれ

    本当じゃ

プリン:雪って、見る分にはキレイですね

茶博士:外出しなければな

プリン:大雪の地方の人には申し訳ないけど

    40日間も晴れてた東京の雪って

    ちょっとロマンチックです

茶博士:今だけじゃ

    これが毎日だったら嫌になるぞ

プリン:本当ですね

茶博士:まあ、年に一度か二度の雪じゃ

    たっぷりと眺めようじゃないか

プリン:きれいなオチですね

    明日は博士も顔出ししてくださいねっ!!




プリン:おはようございます

茶博士:おはよう

プリン:実は、昨日、漫画原作講座に

    行ってきました

茶博士:およよ、プリン君

    君、漫画原作者になりたいのかね

プリン:いや、そういうのもありかなって

茶博士:そうだったんだ

プリン:今は漫画はアニメと並んで

    日本を代表する産業ですからね

茶博士:確かに日本の漫画はすごいからな

プリン:日本では映画よりも漫画の方が

    先に行ってますからね

茶博士:ううむ、おそらく世界一じゃろな

プリン:そこで、漫画原作の書き方を

    習ってみようと思いまして

茶博士:感心、感心

プリン:昨日は、漫画原作の心得を

    聞きましたよ

茶博士:ほほお

    どんなことじゃ

プリン:漫画はドラマと違って

    とことん書いていいとか

茶博士:ん?

プリン:ドラマの場合、たとえば

    視聴率10%とすると

    計算上では1200万人の方が

    ご覧になるわけですよね

茶博士:計算上ではな

プリン:だから、配慮が必要なんですよ

    たとえば、差別の問題やら

    殺人なんかもっての他で

茶博士:確かにそうじゃろな

    そういうものは、クレームが

    くるじゃろうからな

プリン:そうなんですって

    でも、漫画ならいいというか
  
    ちょっと語弊がありますが

    たとえば殺人の話でも

    漫画なら、場合によっては許される

茶博士:確かに「デスノート」なんて

    ノートに名前を書いて人を殺す話だしな

プリン:そうなんです

    他の誰もが思いつかないような話を

    漫画原作では書きなさいって

    先生がおっしゃっていました

茶博士:なるほど

    小説に近いかな

プリン:そうなんです、

    漫画って活字表現なんですって

    だからシナリオでは御法度の

    心情表現なんかもバンバン書いていいって

    むしろ「・・・」みたいなのはダメだって

    おっしゃってました

茶博士:発想の切り替えが必要じゃな

プリン:そうなんです

茶博士:それにしても漫画原作が出て来たのって

    いつぐらいからじゃろ

プリン:まだ歴史は浅いらしいですよ

    昔は漫画家先生がご自分で原作から
   
    つくっていらしたそうですから

茶博士:梶原一騎さんあたりが魁なんじゃろか

プリン:そうかもしれませんね

茶博士:漫画家先生の場合、絵柄があるから

    すぐに誰かわかるが

    原作家の場合、誰の原作かなんて

    あまり見ないしな

プリン:でも、これも脚本家の一つなので

    単行本になると印税が入るらしいです

茶博士:印税?

    ほお、それはうらやましいな

プリン:そうでしょ?

茶博士:一番憧れるな

    そういうの

プリン:だって、自分は寝ていたって

    印税は入ってきますからね

茶博士:でも、とっくに寡占状態なんじゃないのかね

プリン:いやあ、まだまだらしいですよ

    時代が変わると新しい作風が必要に

    なってくるらしいです

茶博士:そうなると古い原作者はお払い箱に

    なるんじゃな

プリン:まあ、そうかもしれませんね

茶博士:でも、漫画原作って

    楽しそうじゃな

プリン:そうでしょ?

    ちょっと僕も漫画を勉強しなけりゃ

    そう思っています

茶博士:以前はわしも毎朝漫画を買っておったが

    最近はとんと買わないからなあ

プリン:漫画って、つまらなかったら

    すぐにページをとばされちゃうんで

    最初から最後まで面白くないと

    だめって言ってましたよ

茶博士:なるほど

プリン:というわけで、将来の原作者になるかも

    しれませんので

    終業時間内に漫画を読むことを
  
    許可してください

茶博士:それは無理じゃろ

プリン:え

茶博士:今までも目を離すと

    漫画を読んでおったじゃないか

    それを今更

プリン:えー、お願いです

    だって勉強なんですから

茶博士:だめじゃったらだめじゃ

プリン:そんないじわるすると、

    漫画に書きますよ

茶博士:どうぞ

プリン:題名は鬼社長

茶博士:それじゃあ売れないと思うけど

プリン:いやあ判りませんよ

    鬼社長が社員を次々と殺して

    その肉で肉まんを作って売るんです

    その味が評判になるんですが

    あるとき、肉まんの中に指輪が

    混じっていて、

茶博士:あのね、

    それじゃ人肉猟奇漫画じゃろ

    それとわしとどこが関係するんじゃね

プリン:漫画原作は何を書いてもいいんですから

茶博士:もうちょっと漫画の勉強したほうがいいかもな

    ただし、休憩時間だけじゃぞ

プリン:ええー、そんなのひどいです

    休憩時間はモンハンしなくちゃいけないし

茶博士:ここは学校じゃないんだから

    プリン君

    ね

茶博士:おはよう、また一週間が始まるな

プリン:博士、おはようございます

    土日はいかが過ごされましたか?

茶博士:いつもの週末と同じだったよ

    朝起きて、散歩して、新聞読んで

    昼飯たべて、DVD見て

    晩飯たべて、読書

プリン:地味な週末ですね~

    なんかこうパッとしたアクティビティーは

    ないんですか?

茶博士:週末はゆっくり過ごすのがわしの希望じゃ

    今は、まだ寒いし

    こたつに入ってのんびりするのが最高じゃな

プリン:じじ・・

茶博士:今、じじくさいと言おうとしたな?

プリン:いえ、とんでもない

    じいっとしているのがもったいないと

茶博士:じゃあ、プリン君はこの週末

    何をしてたんじゃね?

プリン:僕は土曜にはセミナーに参加し

    そのあとで映画に行き

    日曜にはシーツを洗い

    部屋を掃除して

    ガラス窓を磨いて

    ブランチに近くの公園に

    ピクニックに出かけました

茶博士:ピクニック?

    この寒いのに?

プリン:いえいえ、寒くはなかったですよ

    昨日は風もなく

    昼すぎまでは太陽も射して

    芝生の上に座っていると

    ぽかぽか暖かかったです

茶博士:ほお

    ピクニックセットを持って行ったのかね?

プリン:もちろんです

    うちは代々伝わるセットがありますから

    それを持参で行きました

茶博士:ほお、それは大したもんじゃな

プリン:僕のポリシーとして

    皿は磁器、コップはガラス製

    ここは譲れませんね

茶博士:そんなの、コンビニで売っている

    紙コップで十分じゃないか

    すてるのも楽だし

プリン:博士はピクニックを花見と混同してますね

    花見のあとのゴミの山を思い出してくださいよ

    ああいうことだから、日本はダメなんですよ

茶博士:そうかな

プリン:そうですよ、自分達だけよければいいという

    使い捨て文化はそろそろ止めなきゃ

茶博士:まあ、それは理屈として判るけど

    コンビニがこうまで出来ると

    やっぱ、楽な方へいっちゃうよね

プリン:それもわかりますが

    僕は、ピクニックというものは

    外で食べたり飲んだりすることを

    贅沢に感じることだと思うのです

    だから、コンビニのレジ袋をさげて

    行ったんじゃ、

    それはいつもと変わりません

茶博士:確かに

プリン:やっぱり、ピクニックをしてるんだ

    という気持ちのおおらかさが

    大切だと思うんです

茶博士:なるほどね、

    それで、プリン君はどのように

    やっているんじゃね?

プリン:うちのセットは籐の籠の中に

    お皿とコップが皮のバンドで

    固定してあるもので

    1970年頃のものです

    カトラリーの柄はエボナイト製で

    ある意味、懐かしい感じがします

茶博士:ほほお、映画に出てくるようなもんじゃな

プリン:そうです、うちのじいちゃんが

    映画に憧れて購入したものだそうですから

茶博士:そうなんじゃ

プリン:ピクニックでは火を使うのは厳禁なので

    お湯をポットに入れて持って行きます

茶博士:そうなんじゃ、ピクニックでは

    バーベキューとかはしないんじゃ?

プリン:それはバーベキューであり、

    キャンプですよ

    ピクニックは、もっと手軽なものですから

茶博士:それで、プリン君は何をしたんじゃ?

    ピクニックで

プリン:何もしませんよ

    ピクニックですから

    博士、ピクニックを判っていませんね?

茶博士:そ、そうかな

プリン:そうですよ

    ピクニックは、自然発生的に集まって

    食べたり飲んだりおしゃべりするもので

    みんなでマスゲームをしたり

    朗読会をしたり、ギターを弾いて歌ったり

    することが目的ではないんですよ

茶博士:そういうのも楽しそうじゃがな

    ウッドストックを思い出すな

プリン:何歳ですか

    ともかく、思い立って

    手近なものを持って

    外に行って楽しむのがピクニックですから

    あまり何をしよう、誰を呼ぼうと

    考えないほうがいいですよ

茶博士:ふうむ、じゃあ、プリン君は

    ただ公園で食べたり飲んだりしてたのかね

プリン:エグザクトリー

    その通りです

茶博士:ふうん、それで楽しいのかね

プリン:まあまあですね

    スコーンに紅茶、ホットワインと

    食べ物はおいしかったんですが

    なにしろ一人ですから

    話し相手がいなくて

茶博士:え?一人でピクニックしてたのか

プリン:なにしろ、思い立ってですから

茶博士:それは淋しいな

    わしを呼んでくれればよかったのに

    そうしたら、恵方巻きでも持って

    駆けつけたんじゃが

プリン:恵方巻きは、節分を過ぎましたよ

茶博士:ともあれ、1人はさびしいな

プリン:はい、

    次は友達を誘ってみようと思います

茶博士:わしでも構わんぞ

プリン:友達でピクニック好きがいますから

    大丈夫です

茶博士:もしその友達がだめだったら

    わしなら構わんぞ

プリン:大丈夫です

    何人かいますので

茶博士:そおか、

    でも、人数が足りないと思ったら

    わしなら、いつでも参加してもいいぞ

プリン:大丈夫です

    ピクニックサークルの仲間がいますから

茶博士:そうか

    じゃあ、こうしようか

    このスマイル開発会議を

    いっそピクニックにするというのはどうじゃ?

    楽しいぞ

プリン:大丈夫です

    仕事でやっても面白くないですから

    週末、友達とやります

茶博士:そうか

    だったらそれがいいじゃろな

    プリン君はピクニックでも何でも

    やりたまえ

    わしは、こたつで丸くなるから

プリン:博士、なんか拗ねてます?

茶博士:いや別に

    わしなんか、わしなんか

    どうせ年寄りだから

    こたつがお似合いなんじゃ

    ぶつぶつ・・・

プリン:月曜から拗ねてしまったので

    一旦、会議は終了します

    これだから面倒ですよね

   



茶博士:いやあ、節分はあっちこっちで

    あれこれやったみたいだな

プリン:毎年の事とはいえ、結構目にしましたよ

茶博士:パブリシティ効果高いのは

    今再び注目のお相撲さんによる豆まきと

    動物ものだったな

プリン:白鳳関も、いい迷惑ですよね

    彼とは無関係でも、相撲協会の不祥事と

    なれば、みんなから白い目で見られてしまう

茶博士:でもな、プリン君
 
    相撲って、そもそも神様への奉納神事だし

    何やってもOKというもんだったんじゃ

    だから、酒も飲めば褒美ももらう

    ある意味で、見せ物だったわけじゃな

プリン:そうなんですか

茶博士:それがいつのまにか、スポーツづらを

    し始めたところに、そもそもの問題が

    あるんじゃよ

プリン:え、相撲ってスポーツじゃないんですか?

茶博士:だって、変だろ

    西と東にわかれて戦うちゅうだけで

    誰と誰が戦うかも、前日に決まるんじゃぞ

プリン:え、取り組みって事前に決まっていないんですか

茶博士:こいつが強いから、こいつと当ててみよう

    とか、

    こいつとこいつは千秋楽であてようとか

    そういう目論みを毎日しておるんじゃ

プリン;変わったスポーツですね

茶博士:だからスポーツじゃないんじゃ

    あれは、太った強い男を戦わせて

    それを神様が見て喜ぶというもの

    国技でもなんでもないし

プリン:え、だって相撲は国技っていいますよね

茶博士:あれは、知恵者がいて

    国技館という名前を建物に付けたから

    いつのまにか相撲=国技館で行うもの

    つまり相撲=国技ということに

    なってしまったんじゃ

プリン:そうなんですか、相撲は国技じゃ

    ないんですか

茶博士:そもそも国技なんて、誰が決めるんじゃ

プリン:天皇?総理大臣?

茶博士:相撲は、もともとそういうものなんだから

    公正とかいう概念はない

プリン:ははあ

茶博士:懸賞金はもらうわで、

    スポーツっぽさはないじゃろ

プリン:じゃあ、まちがっても

    オリンピックの正式種目になることは

茶博士:ない

プリン:そうなんですか、残念だな

    相撲がオリンピックになれば

    日本はぶっちぎりで金メダルだったのに

茶博士:そうでもないぞ

    モンゴルが金メダルじゃろ

プリン:あ、そうか、白鳳も朝青龍もモンゴルだった

茶博士:案外と黒人選手とか強そうだし

    ロシア人力士とかも出てくるじゃろう

    それにルールが制定されて

    柔道みたくなってくる可能性もあるわな

プリン:カラー回しとかですか?

茶博士:まずはTシャツに短パンにはなるじゃろな

プリン:へえ、裸じゃなくなるんですか?

茶博士:あんな格好でやるとは思えん

    それに決め手も、もっと簡略化されるじゃろな

プリン:でも、仮にそうなったとしても

    今の相撲を救う為には、オリンピック種目化は

    一つの道ではないですか?

茶博士:それはその通りじゃな

    興行かスポーツかっていうことでいえば

    競輪なんかも、オリンピック種目になることで

    スポーツになった例もあるし

プリン:もともと陸上5種競技とかも神事っぽいし

茶博士:そうじゃよな、砲丸投げとかって

    神事っぽいよの

    それがオリンピック種目になったことで

    スポーツとして定着したんじゃろうな

プリン:そういえば、囲碁もオリンピック種目に

    立候補してるらしいですよ

茶博士:ああ、聞いたことがある

    確かに頭のスポーツじゃが

    囲碁は観戦の仕方も難しいのお

    スポーツバーで観戦という感じじゃないし

プリン:そうなると、大食い競争とかも

    正式種目にしたくなりますね

茶博士:ああ、それはいいかもな

プリン:男子大食いヘビー級とか、すごそうです

茶博士:つなわたりとかはどうかな

プリン:それもすごいですよね

    一回目の試技です、お、クリアーです!

    なんて、もりあがりそう

茶博士:チャップリンばりに、猿が邪魔したり

プリン:それは面白いですね

    チャップリンの「サーカス」ですね

茶博士:やっぱり動物が出てくると

    俄然面白くなるな

プリン:そうそう、

    象の豆まきもニュースでやってましたよ

茶博士:ああ、鼻から豆を飛ばすんじゃな

プリン:すごい勢いでした

茶博士:まちがって吸い込んじゃったら

    どうするんじゃろ

    よく小さい子供が鼻に豆やらビー玉やら

    入れて大騒ぎするじゃろ

    あんな風になっちゃうじゃないかな

プリン:ああ、飛ばすつもりで

    つい豆を吸い込んじゃって

    辛そうですね

茶博士:動物にやらせるのは可愛いが

    やりすぎると虐待じゃな

プリン:ラッコが恵方巻きに見立てた

    サーモン氷を丸かじりしてましたし

茶博士:あほな

プリン:来年はどんな動物恵方巻きが

    登場しますかね

プリン:節分の豆、買ってきました

茶博士:よしよし、では豆まき始めるか

プリン:え、こんな朝早くからですか?

茶博士:別にいつやるか決まって無いだろ

プリン:でも、まだ朝の7時半ですよ

茶博士:いかんかね?

プリン:まだ鬼も寝ているんじゃないでしょうか?

茶博士:ふううむ

プリン:今日一日あっちこっちで

    いじめられるんで、起きたくないだろうし

茶博士:いやいや、そうでもないぞ

    鬼にとっては、今日は晴れの舞台じゃ

    一年に一回、みんなが鬼に注目してくれる日じゃ

プリン:そうとも言えますけどね

茶博士:そうとも

    年々鬼の住むところもなくなって

    片隅に追いやられているこのごろじゃ

    それが堂々と大衆の前に出て来れるんじゃ

    張り切らずにおられようか

プリン:むむむ、そう言われれば

    節分以外に鬼を見ること

    ないですからね

茶博士:そうじゃろそうじゃろ

プリン:鬼って普段はどこにいるんでしょ

茶博士:そうじゃな、鬼首とか鬼押し出しと

    いった旧跡の近くの山奥に

    いるんじゃないか?

プリン:だとすると、この時期

    鬼は里へ降りてきているってことですか

茶博士:そうじゃろな

プリン:東京にいる鬼は、ビジネスホテルに

    泊まっているとか?

茶博士:そうじゃろうな

    アパホテルとかルートインとかに

    泊まっているじゃないかな

プリン:ふうん

    大変だな、鬼も

茶博士:大変じゃよ

プリン:あっちこっちで、豆をぶっつけられ

    鬼は外って言われて

    帰る場所はビジネスホテルのシングルルーム

茶博士:ホテルの近くの居酒屋で

    お疲れさんとか言って

    ねぎらい会をやったりするのかもしらん

プリン:赤鬼も青鬼も区別無く

    一緒に飲むんでしょうかね

茶博士:なんだか、そう考えると

    鬼は外をやるのもかわいそうに

    なってきたのう

プリン:止めましょうか

茶博士:そうじゃな

    別にわしらがやらなくても

    いいようなもんじゃ

プリン:そうですよ

    この豆だけ食べて終わりにしましょう

    今、お茶いれてきます

茶博士:1、2、3、4、5、6、7・・・・

プリン:はい、博士

    お茶入りましたよ

茶博士:ありがとう

プリン:あれ、もう数えたんですか?

    年の数だけ、豆

茶博士:おうとも

プリン:いくつですか?

茶博士:年の数だけじゃよ

プリン:だからいくつですか?

茶博士:わしの年の数じゃよ

プリン:ぱっと見た感じ

    それだと博士の年、

    ゆうに100歳を超えてしまいますよ

茶博士:お、そうか?

プリン:また、ずるしたでしょ

    博士、節分の豆は年の数だけ

    食べるんですよ

    縁起物なんだから

茶博士:そうじゃな

プリン:半分、もどしてください

茶博士:しかたない、

    じゃあ、半分戻すわい

プリン:じゃあ、これを僕がいただきます

茶博士:ちょっとまて

    プリン君の年の数なら

    その半分くらいじゃろ

プリン:僕はプリン族なので

    人間とちがって

    早く成長するんです

茶博士:どういうことじゃ

プリン:犬と同じですよ

    最初の一年で18歳くらいになります

    その後は、1年で、大体、人間の4歳分

    くらい年を取って行く計算です

茶博士:となると、

    プリン君、君は一体いくつなんだね?

プリン:僕は、今、人間の年齢でいうと

    2歳と半年ってとこです

茶博士:うーん、18歳に4歳と2歳を足すと

    26歳ってことか

プリン:プリン年でいうとまさに26歳です

茶博士:プリン族の年齢って外見からじゃ

    わからないからのう

プリン:僕らプリン族を輪切りにすると

    年輪の数でわかるんですよ

茶博士:そんな、プリンを輪切りなんて

プリン:ははは、大丈夫

    僕らプリン族は、輪切りにしても

    すぐに元に戻りますから

茶博士:それじゃ、健康診断のときとか

    輪切りにされるのか?

プリン:はい、もちろん

    それどころか、おまわりさんに

    職務質問されるときとか

    煙草を買うときの年齢確認のたびに

    すぱっと輪切りにされますよ

茶博士:なんと、おそろしい

    ホラーじゃ

プリン:でもね、痛くもなんともないんです

    1日か2日、神経が繋がるまで

    ちょっと気持ちが悪い程度ですね

茶博士:なんともはや

    ところで、そうなるとプリン君は

    豆26個ということになるが

プリン:ところが、プリン族の風習では

    数え年といって

    生まれた時に100歳という考えなんです

茶博士:100歳?

プリン:そうです、

    生まれた時に100歳ですから

    次の誕生日には101歳です

    プリン年齢でいうと118歳ですね

茶博士:すると、今君は

プリン:プリン年齢の126歳です

茶博士:なんと

プリン:ですから、この豆では足りません

    博士の分からあと70ほど頂けませんか

茶博士:それは、困る

    いんちきじゃ

プリン:いんちきもなんも

    僕らはそういう種族なんですから

    しかたないじゃないですか

    なんなら、調べみます?

    ほら?ここ切って

茶博士:いやいやいやいやいや・・・

    それは遠慮こうむるわい

    なにも豆ごときでそこまでしなくとも

プリン:そうですか、

    じゃあ、豆頂きますよ

茶博士:とほほ

    わしの分が20足らずになってしまったわい

プリン:博士、20歳になった気分でしょ

茶博士:20歳か、そういわれれば

    若がえったようで悪い気はせんな

プリン:20歳、おめでとう!

茶博士:ありがとう


 


プリン:行ってきました、映画の日

茶博士:なに見てきたんじゃ

プリン:「完全なる報復」

    ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックス

茶博士:それはまた渋いものを

プリン:そうなんです

    自分でもどうしてこれを見たのか

    わかりません

茶博士:今だと何をやってたけっけ?

プリン:ガンツとか、シュレックとか

茶博士:その中で、それを見たというのは

    どういう訳じゃ?

プリン:なんか、ジェイミー・フォックスの

    顔に魅き込まれたというか

    劇場のポスターを見た瞬間に

    これだって思いました

茶博士:プリン君の趣味はよくわからなんよ

プリン:いやいや、それでもなかなかでしたよ

茶博士:どんな話じゃ?

プリン:ほら、博士

    すぐに映画をストーリーで知りたがるのは

    良くない癖ですよ

茶博士:なんでじゃ?

プリン:ストーリーを知ると、大抵は

    その映画を見たような気持ちに

    なってしまうものです

    映画はテーマで選ばなきゃ

茶博士:ほほお、テーマねえ

    して、どんなテーマなんじゃ?

プリン:まあ一言でいうと、司法への報復って

    ことでしょうね

茶博士:まったくわからん

    しかも,司法への報復って

    小沢さんのような映画か?

プリン:まったく違います、おそらく

    小沢さんは起訴されただけでしょう

茶博士:(携帯を見て)ああ、これね

    なんだか怖そうな映画じゃな

プリン:ある意味怖いです

茶博士:R-15だし

プリン:残虐なシーンもありますよ

茶博士:もういい、もういい

    どうせわしには興味がないわ

    この手の映画、美女も出てこないし

    男臭い映画じゃろうて

プリン:まあそうですね

茶博士:ところで、明日は節分じゃな

プリン:え?もういいんですか?

    映画の話は

茶博士:もういい、もういい

    節分のことを考えよう

プリン:節分といえば恵方巻きですね

茶博士:ああ、あれって節分の食べ物じゃったか

    ここ数年でいきなり認知が高まったな

    だれが考えんじゃ

    あんなアホ臭いもの

プリン:もともと関西では風習としてあったもの

    らしいですけどね

    恵方、つまりどっちかの方角を向いて

    丸かじりするといいことがあるって

    いうものですけど

茶博士:どっちの方角なんじゃ?

プリン:さあ、よく知りません

茶博士:丸かじりっていうところが
 
    うけたんじゃな、きっと

    東海林さんのまるかじり本を

    ぱくったんじゃろ

プリン:ところで、博士は節分は豆まきします?

茶博士:するよ、一応な

プリン:一人鬼みたいですけど

茶博士:いやいや鬼がいると見立てて

    鬼はそと、福はうちと

    炒り豆をぱらぱらと投げるんじゃ

プリン:さびしいですね

茶博士:プリン君のうちはどうなんじゃ

プリン:うちは豪勢ですよ

    祖父が鬼になって

    暴れまくるんです

    それを父親母親から弟妹までが

    豆で打ち倒すんです

茶博士:はれ?そこまで?

プリン:はい、日頃の憎しみを混めて

    各自洗面器一杯の豆をぶつけるんです

茶博士:それは壮絶な

    おじいさん、痛いじゃろうに

プリン:はい、血だらけになりますね

茶博士:なんだか、聞いているだけで

    かわいそうになってくるな

プリン:いいんです、おじいさんじゃなくて

    それは鬼ですから、あくまでも

    おじいさんも、鬼として打ち倒されることで

    厄払いができると大喜びです

茶博士:本人が喜んでいるならいいけど

    それにしても後片付けが大変じゃろうに

プリン:そのとおりです、掃除機で吸うと

    何倍分もありますから

茶博士:そりゃそうだろ、家族が洗面器何杯も

    投げるんだから

プリン:そうです

茶博士:もったいない気もするな

    食べ物を粗末にするというか

プリン:いいえ、とんでもない

    そのあとで、みんなで豆を食べるんです

茶博士:え?

    だって、掃除機で集めるんじゃろ?

プリン:はい、だからうちでは豆は生の大豆を

    使うんです

    掃除機で集めて、あらって、それから

    豆乳プリンを作ります

茶博士:は、なるほど

    炒り豆じゃないんだ

    確かに洗えばいいわな

プリン:そうなんです、炒り豆なんか使いませんよ

茶博士:でも、そうなるとおじいさんは

    痛いじゃろ

プリン:はい、ですから血が流れるんです

茶博士:なんとまあ

プリン:プリン家では代々伝わっていることです

茶博士:なんか、聞かなきゃよかったなあ

プリン:スマイルラボでもやりましょう

    節分

茶博士:ちょ、ちょっとまて

    やってもいいけど

    炒り豆にしてくれよ

プリン:あたりまえですよ

茶博士:ああ、よかった

プリン:でも、鬼のお面はかぶりましょうね

    せっかくだから

茶博士:え?誰がじゃ?

プリン:博士しかいないでしょう

茶博士:え?わしかい?

プリン:普通考えればそうでしょ

    僕が鬼の仮面かぶって

    博士が豆をぶっつけてくるのは

    動物虐待の絵にしかなりませんよ

茶博士:ふうむ

    たしかにそうかもな

プリン:僕が博士にぶっつければ

茶博士:老人虐待じゃないか

プリン:いえいえ、博士は鬼の役なんですから

茶博士:鬼虐待か

プリン:そうです

    これなら法に触れないでしょ?

茶博士:なんだか、急に鬼がかわいそうに

    なってきたわい

プリン:まあ、鬼にしてみれば年に一度の

    ことですから

    それなりに楽しみにしてるんじゃないですか?

茶博士:そうかの?

プリン:そうですよ、近頃じゃ

    めっきり出番が減ったって

    どこかで嘆いていると思いますよ

茶博士:それもかわいそうじゃの

プリン:だから、精一杯いじめてやりましょうよ

茶博士:そうじゃの

プリン:よおし、ではこれから豆買ってきます

茶博士:なんだかんだ、出てばかりじゃな

    プリン君は