3/3(土)
江戸川区の「しのざき文化プラザ」にて、
ちょんまげ隊の被災地報告会が行われました。
会場は、都営新宿線の「篠崎」駅に直結、とても便利な場所でした。
建物もきれいで、少し低めの階段(たぶんお年寄りでも上りやすいと思います)に、エレベーターも完備
報告会の会場はこんな感じです。
これはまだ始まる前。このあと、ほぼ満席になりました。
今回の報告会は、江戸川区会議員の滝沢やすこさんが
ちょんまげ隊と被災地で出会ったことが縁で実現したものです。
→→滝沢さんのホームページはこちらから
報告会は、被災地での映像にツンさんの説明を交えて行われました。
手話通訳付きです。
ツンさん「これから見る映像が皆さんの気持ちに触れたら、それを家族やお友達に……」
以下に、内容を箇条書きでメモしたものや、ツイッターで参加した人のツイートを載せます。
・ちょんまげ隊は全体を見るのではなく、あえて「目の前にいる一人」に目を向ける。
・被災地の映像が流れ始めました。家を流された子供と「また来るから」と、指切りをした時の話。
・ボランティア団体がかなり減っているそうです… 震災から1年後の来週を境に、また更に減ることが決まっているそう。 まだまだ震災は終わっていません。 まだまだ沢山の人の支援が必要なんです。
・自衛隊の皆さんが、写真を一枚一枚大切に拾っていた話。「人は食べ物や服だけでは生きていけないんです。」家族、思い出の大切さ。
・段ボールの低い仕切りしかない体育館での避難所生活、7か月。初めのころは、例えば500人の避難所に300本の魚肉ソーセージを「平等ではないから受け取れない」と言われることも。
・「被災地にまず行ってほしい。行って何もしない。それで見た景色は一生忘れない。忘れないことがとにかく大事」
・以前、被災した食堂にちょんまげのまま入ったとき、おばちゃんがちょんまげを見て「どこの城から来たの?」千葉の城から、との返事に「千葉の殿様が来たよ~」のユーモアに胸を打たれた話を、ちょっと涙ぐみながら話すツンさん
・とうきょう発ボラバス応援隊の代表、佐々木さんのお話です。 古くなったTシャツを細く裂いて、被災地のお母さん方がわらじ(布草履)を作っています。 それを販売し、直接被災者にお金が入るというシステム。 素晴らしいです。
・そしてそのわらじを作る為の古着のTシャツが足りないそうです! 皆さん、もう着なくなったTシャツなどがあれば、是非江戸川区議会の滝沢議員さんまで送って下さい! それを作ることで、被災者の方々にも活気が出ているそうです!
・布草履の制作に携わるようになり、生きがいができ、睡眠薬がなくても眠れるようになったとの声も。
→→とうきょう発ボラバス応援隊のHPはこちらからどうぞ!
・状況が許すなら、まずは一度でもいいから被災地に行って、「ふところに飛び込んでみる」ことにより、テレビやネットでは見えないものが見えてくると思います。
・家を流され、でもずっと暮らしてきた土地にとどまりたいおばあちゃんの思いを理解した息子さんは、コンテナを改造して、わずか1週間で快適な住まいを造りました。家族愛を感じたツンさん。行政にはなかなか難しくても家族にはできた。鍵は「愛」
・今日の報告会を通し、何かを感じ、どんな方法でも何か自分にできることを考え、まずは動いてみる。想像力と、ちょっとの勇気と、愛。
・2011年の7月、初めて牡鹿半島に行ったとき、復興どころか復旧すらしていない様子を目にする。「これは半島ではなく、孤島だ。。」そのときからちょんまげ隊は牡鹿半島への支援を始めた。牡鹿に行く度に子供たちの笑顔に触れる。
・ちょんまげ隊からお菓子をもらって喜ぶ子供たち。お菓子もうれしかったと思うけど、「こうして自分たちのことを思ってくれている人がいる」「自分たちのことを忘れずにいてくれる」こともうれしかっただろうな~
・現地の声に耳を傾けることの大切さ。テレビやネットというフィルターを通さない、現地の生の声を、できるかぎりたくさんの人に知ってもらえたら、、、そして皆さんの思いが、今までより1mmでもいいから被災地に近くなれば、、
・交通手段のない牡鹿の子供たちを仙台のスタジアムへ。最初は泣いていたり、あまり表情のなかった子供たちが、帰りのバスではとびきりの笑顔。子供が笑顔になると、大人も笑顔になる。「笑顔」「いろんな人を巻き込む」を、これからも。支援活動に大切なのは、技術だけではないですね。
以下は、ツイッターに寄せられた感想など。
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・「被災地」。今まで見て見ぬふりをしていた。耳をふさいでた。なぜかって、当時を思い出し、重くて辛くなるから。その重圧につぶされるどころか、自ら先頭に立って支援を続けるちょんまげ隊のパワーに敬服する。
・人によっては、思い出すだけで、軽いPTSDに陥る。忘れちゃいけないが、忘れたい人も中にはいるはず。もしかしたら、被災地ツイートすら見たくない人もいよう。被災地について、受け止め方や関わり方は千差万別であっていいのかも。
・「素人が口出すな」「偽善者」そんな外野の批判を全て受け止め、支援へのエネルギーに変えてきた迫力がある。ツンさんの人徳が人から人へ繋がっていき、形になっていく。素朴だが真に温かみのある支援の姿を見た。
・被災地報告会、相模原から参加しました。来て良かった!ボランティアに興味が無かった小学5年の息子が、ツンさんの話を聞いて、俺もボランティアに行きたいと。本気で言ってくれた。父涙。
・まだまだとってもデリケートなテーマ。向き合う、向き合わない、向き合いたい、向き合いたくない、人それぞれでいい。
・八王子から篠崎まで、東京を横断してまで行った甲斐がありました!いつもツンさん @tsunsan には沢山のことを勉強させて貰っています。また牡鹿に連れて行って下さい!秋に牡鹿に行って以来、東北太平洋沿岸の漁業に関して重点的に勉強しているので、また自分の目で見てみたいです!
・帰宅ー。朝から長かったっす。ゼロックス負けたけど楽しかった!自分史上東京が国立の決勝で負けたのは初めてだけど、こんな気持ちなのね。 試合後は、被災地報告会に行ってきた。凄すぎて言葉がない。何か考えさせられるというか、心洗われるというか。泣いた。
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ちょんまげ隊は、
一人でもたくさんの人が1mmでも被災地に近づけるよう、
これからも活動を続けていきます!
ヽ(*・▽・)人(・▽・*)ノ
ちょんまげ隊の活動をきっかけとして
「じゃぁ、自分には何ができるかな・・・」
「今年は東北に行ってみたいな・・・」
「ブログで紹介しよう・・・」
「ネットで復興支援グッズ、買ってみよう・・・」
こんな感じで
何か、「自分にできること」が見つかればと・・・
次は、翌日に行われた、サッカーxボランティアをテーマにした
「サッカーにできるコト」についても紹介しますね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
(*^o^*)/~