今回は、長期的な学びや成長につながる

大切な内発的動機づけを育むための

「おすすめのごほうび」を5つ紹介します。

 

共通点は、ニンジンをぶら下げて(=外的動機付け)

何かをさせるということではないことです。

 

1. 努力を認めて特別な家族の時間を過ごす

ポイントは結果だけでなく、

努力やプロセスを評価することです。

 

例えば、テスト勉強を

一生懸命頑張ったことを家族で称え、

特別な家族の時間を過ごしてみるのは

いかがでしょうか?

家族で一緒に料理をしたり、

ゲームをしたりすることで、

努力そのものの価値を感じられるようになります。

結構こういう他愛もない時間が

家族の楽しい思い出になったりもしますよね。

 

2. 宿題を終えたら一緒に自然を楽しむ

ポイントは、学びの後に

リフレッシュできる時間を設けるということ。

 

宿題を終えた後に一緒に散歩に出かけたり、

公園で遊んだりすることで、

自然の中で新しい発見を楽しむことができます。

学びの後にリフレッシュできる上、

次の学びへの意欲も高まります。

自然の中で過ごす時間は

子どもの感性を豊かにし

ストレス解消にも役立ちます。

 

たとえば、近所の公園でピクニックや

自然観察の散歩。

お金もかからず体も動かせてお手軽です。😊

 

3. 読書後に関連するアクティビティを企画する

ポイントは、読書がより深い体験となる工夫をすること。

 

読んだ本に関連するアクティビティを一緒に楽しむことで

読書がより深い体験になります。

例えば、本に出てくる料理を一緒に作ったり、

物語の舞台を訪れたりすることで、

読書の楽しさを広げましょう。

 

たとえば、

子どもがお世話になった保育園の先生が

「そらまめくんのベッド」を読んだ後

子どもたちからのリクエストで

実際に子どもたちと

そらまめを使ってベッドを作る取り組みを

保育参観でしてくださったことがあります。

栄養士さんの解説もついて

そのそらまめがその日のおやつに使われる

という副産物つき。

子どもの意欲も好奇心も満たされる

素晴らしい取り組みでした。

 

4. ピアノの練習後にミニコンサートを開く

ポイントは、達成感と自信を育む場を作ること。

 

ピアノの練習の成果を

家族や友人の前で披露する機会を作ることで、

達成感と自信を育みます。

音楽を共有する喜びを感じることで、

練習へのモチベーションも自然と高まります。

 

私自身の経験をご紹介すると

私の母は、自分がピアノを弾けなかったため

私や妹がピアノの練習をしているだけでも

そばで喜んで褒めてくれました。

それが私自身のやる気にもつながった記憶があります。

しかし、私自身は親として

長男がピアノを習い出したとき

なまじピアノが弾けるものだから

つい教えようとしてしまい

かえって長男のやる気を削いでしまったという

苦々しい経験があります。

親は自分ができることでもできないふりをして

褒めるくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

5. 家事を手伝った後に家族で特別な時間を過ごす

ポイントは、協力することの大切さを学びながら、

楽しい時間を共有すること。

 

家事を手伝った後に、

家族でボードゲームをしたり、

映画鑑賞を楽しんだりすることで、

協力することの大切さを学びつつ、

楽しい時間を共有することができます。

 

 

これらのご褒美を活用することで、

お子さんの内発的な動機づけを育み

自身の成長や学びに対する喜びを

感じさせましょう。

 

皆さんの子育てがもっと楽しく、

充実したものになるように、

ぜひ試してみてくださいね。