弱小中小企業担当部長が年収1000万円を目指すブログ

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おはようございます。dehaです。

いきなりですが、女性って覚悟を決めた時の突進力っていうか、覚悟ってすごいものがありますよね。(; ̄ェ ̄)

僕の娘は今小学6年生なんですが、巨趾症(きょししょう:漢字間違えてるかもf^_^;))という病気を持って生まれてきました。
生れつき足の親指がとにかくでかいんですよね。
成長に応じてデカイ指ももっとデカくなる。小学4年生の時点で僕の指よりも太さ長さ共に大きくなってしまいました。それほどデカイ。

2歳の時から横浜にある子ども医療センターで毎年症状の観察とカウンセリングは受けていたんですよね。その時の主治医の先生は今のまま手術をしなくても歩行や生活の機能に問題は無いので、あくまでも美容整形と言う性格の問題だと仰られていました。

親としては生活に問題が無いのであれば、無理に手術する必要もないな、と考えていました。
それ以前にあのヘタレな(こと痛みに対して)娘が外科手術なんて、無理だろうとw
手術室にいくまでに脱走するだろうと本気で考えていました。

しかし、娘が小学5年生になった頃僕と嫁さんに泣きながら訴えてきました。手術をどうしても受けたいと。それでこそ最初は実際の手術の過酷さを考えないで目先のことだけ考えて言っていると思っていました。
全身麻酔して皮膚と肉をそぎ取り、骨を削るという内容を理解しているのか?また術後の痛みなどを切々と淡々と説明し、覚悟が必要である旨を伝えました。

意外なことに娘は動じる事もなく、今の小学校生活の中で問題の指をクラスメイトに晒すことが如何に彼女にとって苦痛であるかを僕達に伝え、その苦痛と僕達が説明した苦痛を比較したなら手術の苦しみの方がずっと楽だと言い切りました。

そんな事もありその年のカウンセリングに手術の希望を先生に始めて伝え、それと共に執刀病院を紹介していただき、早速術前のカンファレンスに入りました。
この時点ではまだ自分は娘が「やっぱり手術やらない」といつ言い出してもおかしくないと考えていました。

案の定先生方も(幸いな事にとても信頼できる先生方でした)手術における手順や術式、リスク等、歯に衣を着せないストレートな言い方で淡々と手術までの道のりと手術の目指す所(完全に他の健全な指と一緒にはならない等の事実)を説明して下さり、はたから聞いていても難儀だなぁと思うことも多々ありました。
しかし、娘はぶれませんでしたw。
娘も淡々と受け答えし、あくまで手術を受ける姿勢は崩しませんでした。

と言うわけであとはスケジュール通りにことは進み手術当日…。
普通に笑顔で「じゃね!」と手術室に向かうエレベーターに乗り込み心配する親をよそに手術室に向かう娘。
「あんた…かっこいいよ…」
と閉まるドアに僕が呟いたとか呟かなかったとかw

実はこの手術、成功はしましたが色々アクシデントありひやっとしました。
詳しい話は後日に回すとして、このことで僕は痛感しました。

娘も女。見た目に対する執念はスゲェ……(-_-;)

女って怖い!