採用活動終盤、応募者の方々がなかなか説明会に姿を現さない事態に、
「当面の生活のため」に短期バイトへ走ったかつての自分を思い出し、
どんより暗くなった気持ちを晴らすべく、年末の思い出大掃除に取り掛かった私。
今日のブログでは、私の貧乏派遣時代を支えてくれた様々なサービスと、
それぞれに関するエピソードをお話したいと思います。
まずは、回答すればポイントや謝礼がもらえる、
インターネットのアンケートサイトやモニターサイト。
派遣時代は「時は金なり」と思って、
仕事の合間や休日にじゃんじゃんアンケートに回答していたものですが、
今の仕事に就いてからは、とてもそんな暇は持て余せなくなりました;
モニターサイトも平日の調査が対象のものがほとんどなので、
平日休みのシフト勤務だった派遣時代はよく応募していたものですが、
土日休みの現在はご縁がなくなってしまいました。。。
モニター、でふと思い出したのですが、当時はこんなこともしていました。
お金がなくて食べるのにも困った時、昼間に駅前をわざとうろうろします。
すると、主婦層向けの街頭モニターの調査員の方が声をかけてくれるのです。
雑居ビルの一角にモニタールームがあって、そこに連れていかれて、アンケートに回答すると
500~1000円程度の商品券やQUOカードがもらえたりするのですよ、、、^^
この方法で何度空腹を満たしたことか、、、^^;
給料日前、あるいは税金を支払った後はよくこのテでお世話になりました。
そう、派遣として働くと、多くの場合、給与からの住民税天引きがないのです。
派遣を始め、アルバイト・パートなど、勤務期間に定めのある雇用形態の場合、
多くの事業所が、給与からの住民税の天引き(特別徴収)を行っていないようです。
恥ずかしながら、そういう社会のルールを知らずに正社員から派遣へと転職した私。
転職して数か月後、住民税の納付書が自宅に届いたのを見たときはビックリしました。
しかもその額が…
前年度の年収、つまり正社員時代の年収ベースで割り出されていたので、青ざめました。
正社員から派遣になったことで年収がほぼ半減したので、
当時の収入に見合わない額の税金を納めることになるんですよね。
(年俸が大幅ダウンしたプロ野球選手の気持ちがわかりました;;)
苦しかった。。。
特に、派遣1年目のあの日々。。。。。(どんよりと遠い目)
慌てた当時の自分と同じような反応を示した質問者さんと
それに対するコメントが知恵袋にあったので以下転載。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1252457672
次に解除に取り掛かったのが、
身体を張って(?)お金稼ぎをしようと登録した治験モニターの募集サイト。
実際に私が参加したのは
「マウスウォッシュのモニター」だったり
「どっかの研究所の行動実験モニター」だったりと、
身体に危害を及ぼすものは何もありませんでしたが^^;
これが入院モニターになったりすると、うん10万の謝礼が出たりするっていうから凄い。
モニター常連の方になると、身体中に怪しい注射痕や実験のためにつけたキズがあったりするそうで。
そこまでして…という気持ちにならなくもないですが、ひとにはひとの事情があるのでしょう。
それから、年末年始や土日祝の短期・単発案件を探して登録した数多の派遣サイト。
今回の採用活動で複数の派遣会社の担当さんと接触し、そのたびに無茶な要求をしてきたので、
今の仕事に就いてからもほったらかしにしていた登録をあわてて解除しました(汗)
一部の派遣会社からはきっと、「あの人でなしが・・・」と思われたはず・・・(涙)
それは何も自分の人格によるものではなく、うちの会社の選考基準がいろいろとうるさいゆえに、採用担当という立場上苦言を呈さざるを得ない状況があり・・・(モニョモニョ)
でも、こうして振り返ってみると、
いざ生活が苦しくなった時にも、アタマをひねって恥をしのんで行動すれば、
糧を得て行くための手段は世の中にいろいろ転がってるんだなあと、
今回、数多のサービスを解除しながら、改めて思いました。
ただ、生活が苦しいときこそ、ともすれば目の前のお金に目がくらんで、
よからぬ方向へ手を出してしまうような状況もあります。
自分も、あとちょっと冷静さが掛けていたとしたら、ヤバい方向に手を出していた可能性は十分にあったと思います。
苦しいときこそどうかひとりで思い詰めず、お金を得る方法を検討するにしても、リスクがないかどうかよく下調べして、自分の身を守っていただきたいと切に願います。