失敗のカンヅメ~転職失敗→派遣生活→ようやく正社員で採用担当になった自分がみなさまのキャリアアップを応援するブログ~

失敗のカンヅメ~転職失敗→派遣生活→ようやく正社員で採用担当になった自分がみなさまのキャリアアップを応援するブログ~

元・就職支援業界の中の人。会社が潰れかけたり、派遣で働いたり、30になって転職活動で苦労したり、いろいろありましたが現在は某社で中途採用&社員教育を担当中。自分の知識や経験(失敗談多めw)を皆様の人生に少しでも有効活用してもらえたら幸いです。

Amebaでブログを始めよう!
さいわい、去年の夏に今の仕事に就いたことを機に、ようやく精神的にも経済的にも「まともな社会人」としての機能を取り戻してきたのですが、2年間のシャットアウト期間の後遺症は思った以上に大きくて、今でもまだ、新しい知識に触れるのがちょっと怖いです。

何が怖いのかというと、
「身につまされる」
ことが怖いんですね。

自分が殻に閉じ籠っていた数年の間に、世の中にはいろんな新しい考え方やビジネスが生まれていること。

そして、それを手掛けている方々の中には、自分と同世代の方、さらに若い世代の方々もいらっしゃるということ。

また、
「いつかはやってみたいなぁ」
と自分が思っていた仕事やライフスタイルを既に実現している人たちが世の中に多く存在すること。

そういうことを、文字を通じてあらためて知ることで、
「出遅れた自分」
の現状をまざまざと思い知らされることが、怖いのだと思います。


2年浪人して大学に入ったら、
高校時代の友人たちがすっかり垢抜けて彼氏彼女を作って大学生活をエンジョイ(これも死語ですな)しているのを見てショックを受ける、
例えで言うとそんなとこですかね(ちょっと軽すぎるか?)。

とはいえ、ここ最近の自分の知識やボキャブラリーの乏しさには危機感を覚えています。
地味~にブログを更新している一社会人とはいえ、このままでは自分の情報発信能力、伝える力は一向に成長しません。

途中で息切れしちゃうかも~、
おなか痛くなったらどうしよう~、
などと、まるで久々に早朝ランニングを再開するような気分ですが、新しい年を迎えるのを機に、ここでしっかり意思表明しておきたいと思います。


来年はもっともっと知識を磨いて、
より多くの皆様にお役に立てる、
より多くの皆様を勇気付けられる、
そんなブログを発信したいと思います。


来年もよろしくお願いします!

それでは皆様、どうぞ良いお年を!!


すまでした。
自力での再建が難しくなったのを機に、社長はあちこちの同業者に支援を求めて奔走しました。

スポンサーとして名乗りを上げてくださった会社は2社。
どちらの会社に決まるかは、おのずと社員たちの間にも「空気感」でわかりました。

そこは、在籍していた会社のそれに輪をかけたような出たがり目立ちたがりのベンチャー企業でした。
自社の新卒採用説明会に、意識の高い学生(笑)を呼び込んでは夢物語を聞かせて口説き落とすのが得意な会社でした。

その一方で、仕事は過酷さを極めるとのうわさもありました。
事実、私の友人や知人、かつての職場の先輩が複数名転職し、過酷な業務で心身を壊して1年足らずで退職していました。

オファーを受けた私たちは、候補先の会社のオフィスに呼ばれました。
立派な会議室でイケメンの広報担当の方が滔々と会社のビジョンについて(プロジェクトX風の感動DVDを流しつつ)熱く語り、その後案内された執務スペースには、至るところに大画面の液晶ビジョンが備え付けられ、全国各地の営業マンの「本日の意気込みと目標数字」がテロップで常時流されているという、まるで「ここは証券取引所ですか?」と思わず問うてみたくなるような、えもいわれぬ空間でした。

その後、私たち社員は、その会社の役員と面談させられることになりました。

売却先候補のその会社が、何を欲しがってうちにスポンサーのオファーを出したのか。
理由は、どの社員も薄々気付いていました。
その会社が欲しかったのはただ一つ、私たちの会社が当時手掛けていたあるサービスの登録ユーザーだけだということ。
だから、私たちの会社のノウハウなど欲しがっていないことも、ひいては社長を始め私たち社員を労働力として引き取る意思などないことも、わかっていました。

とりわけ私たち営業メンバーにとって、手掛けたサービスが潰されるのは、営業としてのメンツにも関わる問題。
そんなわけで私を始め営業メンバーの面々は、件の面談にファイティングポーズで臨むことになりました。

面談の中で私は役員に
「会社が変わっても、今自分が関わっている仕事への思いやスタンスは変えるつもりはありません」
そう言いました。

しかし、その言葉に対し、役員から放たれた次の一言が、私のこれまでの会社への思いを木っ端微塵に打ち砕いてしまったのです。


「お前のやってる仕事はビジネスじゃない。
そんなもん、ボランティアでもできるわ」

「うちの会社には既にノウハウがある。
君たちが今までやってきた仕事は、必要ない」

確かに、いま冷静になって振り返れば、役員のあの言葉も、理解できなくはありません。

ビジネスは利益があってこそ成立する。
そうでないものは、ビジネスである必要がないのです。
ボランティアや趣味という形でだって実現できます。
ただ、当時の私は血気盛んな(笑)20代。
若気の至り、というものもあったかもしれません。
自分たちが必死になって関わってきた、特に会社の末期には再起をかけて取り組んできたその事業を、真っ向から否定されたことで、私の怒りは爆発してしまったのです。

翌日、私は社長に
「あの会社に引き取られるのなら、私が残る意味はありません」
と伝えました。
引き留められることもなく、会社の経営統合を待たずして、翌月末、私は会社を去りました。
(その後数ヶ月のうちに、当時の営業メンバー全員が退職していったようです)

その後は転がるように貧乏生活を余儀なくされ(笑)、生活のために身の回りのこまごまとしたモノを売り払いながら糊口をしのいでおりました。

大切にしていた本も、その多くは売りに出してしまいました。

しかし、たまに文字が恋しくなって書店をのぞくと、棚の目立つ位置に並べてあるのが、イケイケギラギラな感じの自己啓発系ビジネス本。


前職でこのテの会社の経営陣に翻弄された自分は、表紙を見ただけでもアレルギー反応を示していたといいますか…
当時のつらい思い出と、会社を信じて頑張っていた時期やヤケを起こして退職した自分に対する、恥ずかしさとかなんだかもう当時の思い出を全部埋めてしまいたいわ…という「黒歴史」的感情やらがウワーッと湧き出てしまっていたんですね。
目を背けたい気持ちの中には、
「前向きに働くって素晴らしい☆」
「ビジネスを動かすってカッコ良い☆」
といった、自己啓発系書籍全般に漂うまばゆいばかりのオーラに対する嫉妬のような感情も少なからず混じっていた気がします。

新しい知識や考え方に触れると、自分自身も良い刺激を受けて、何かアクションを起こしたくなるものです。
しかし、今の自分は明日もわからぬ非正規雇用の貧乏派遣職員。
こんな立場で堂々と表に出ては行けない。
それに、アクションを起こすにはお金が要る。


人との交流を極力避けていたのと同じように、私は、書籍を通じた新しい知識の受け入れもシャットアウトしていました。
まさしく精神的ひきこもり、鎖国状態でした。
この状態が、2年続きました。

つづく。
こんばんは、すまです。


2012年も残りわずかとなりましたが、今年は皆様にとってどんな1年でしたか。

年の始めに、1年の目標を立てた方も多いと思います。
無事、達成できましたでしょうか。


恥ずかしながら私は、今年1年の間に実現できず、持ち越しとなってしまった目標があります。

今日は、来年への決意表明(大げさ?)として、その目標をここに掲げたいと思います。
※カテゴリを何に分類しようかな~と悩んだのですが、転職時のエピソードが多く盛り込まれているので、今回は「転職活動」にしてみました(^_^;)

私の来年の一大目標。

それは、

「読書の習慣を取り戻す」

ことです。

恥ずかしながらわたくし、ここ最近、「読書」という習慣から遠ざかる暮らしをしておりました。

元々はたいへんな本好きで、幼少期から学生時代までは結構な数の本(ジャンルは雑多)を読み漁ってきました。ハタチぐらいまでは本気でもの書きを目指していたほど。

社会人になってからも、本屋や図書館に足を運ぶ度に、ニヤニヤしながら新旧問わず様々な本を手に取っていたものでした。

そんな私が、ぱったり本を読まなくなったきっかけは、最初の転職に失敗したことでした。
それからしばらくの間、私は本から目を背けてきました。

ざっくり言うと

「書店の店頭に並んでいる
『自己啓発系ビジネス本』
にアレルギーが出るようになった」。

こんなところでしょうか。

私の最初の転職先は、ベンチャー企業隆盛期にブイブイ(死語)いわせていた会社のひとつだったのですが、その実情は、時代の波に乗って運良く大きくなっただけ、中身はすっからかんの会社でした。

私が入社した時には既に事業継続に暗雲が立ち込めている状況だったのですが、リーマンショックで一気にとどめを刺され、最後は同業他社に事業の一部を買い取られて消滅、という結末を迎えました。

とはいえ、転職してからずっと、その会社に対して、愛着は持っていたんです。

関わっていた仕事や仲間。そして、お世話になっていた上司や社長といった人々にも。

ダメな会社だけど、なんとか立ち直らせたい。
思いを持って仕事に取り組んでいれば、いつかはかたちとなる日が来るはず。
そう、信じていたのです。
会社が傾き、いよいよ倒産かという状態になった時すら、
「最後の瞬間まで見届けよう」
と腹をくくり、転職活動には手を出しませんでした。
…会社の売却先が決まるまでは。

つづく。

大学図書館で働く友人が遭遇した、新人さん歓迎会での「事件」、続きです。


大暴走したあげく、べろんべろんになった新人さんを、
会終了後、友人と彼女の同僚と2人で自宅まで担いで送ってあげたそうなのですが、
自宅に送り届けたのち、家のドアから出てきたお母さんの顔を見るなり、新人さんは我に返ったのか、
その場にへなへなと座り込んで大号泣。。。


泣いていても仕方がないことなのでと、友人は新人さんに

・まずは上司に電話して、明日以降の対応について指示を仰ぎなさい
・明日以降、ご迷惑をおかけした方々には直々にお詫びの挨拶に行きなさい

と伝えて、その場を後にしたそうです。


翌日、新人さんは菓子折りを持って

大学のセンセイや職員さんたちにお詫び行脚をしたそうなのですが、
職員さんたちからは菓子折りの内容にケチをつけられたり、

その後も当時の彼女の暴走ぶりを笑いのネタにされたりと、
新人さんにとっても、友人をはじめとする契約スタッフの仲間たちにとっても

苦ーい思い出が残ってしまったようです。


…あぁ、ここまで書いたところで、精神的に疲れました。
なぜか鼻血まで出てきました(笑)


大学職員は、仕事そのものは、民間企業と比べれば、ハードではありません。
過酷な早出や残業、休日出勤を要求されるような環境でもありません。
ほぼ定時に上がれて、プライベートも充実です。
提供するサービスや取り組む事業が一般消費者や世間の厳しい目にさらされることもないでしょう。


しかし。
様々な立場やヒエラルキーが存在するがゆえに、いろいろと配慮せざるを得ない場面があることも事実です。

上に挙げた飲み会の例は、まさにその場面のひとつに過ぎません。

仕事そのものにゆとりがある故に、

その人の振る舞いや品格にケチをつける余裕ができてしまうのでしょうし、
誰かのことを笑いのネタにしたり悪口を言ったりするのも、

暇の持て余し方法のひとつなのかもしれません。


その後、今の職場の忘年会に参加して、改めて
「民間の飲み会ってラクだわ・・・」と実感してしまった私でした。

日頃しんどい仕事を皆で共有しているせいか、飲み会の場は

「おうお疲れぃ!まあ飲めや騒げや」

と、無礼講が許されるんですよね。


大学職員への転職を志望されている方。

入職後は、こういう面倒な場をうまく回すスキルももちろん必要ですが、
その場を切り抜ける、うまくいなす、気に病み過ぎない

というスキルも大切かもしれません。

せっかく仕事は安定していて楽しい、と感じられても

人間関係が重荷になって精神的に病んでしまっては、

本当にもったいないので。。。

ひとつ、ご参考までに。



ちなみに、おまけの話。

1次会のフォーマルな空気に飽き飽きした職員たちが、

解散後、内輪で飲み直してこういう状態になることもしばしばありますw

(過去ログより)

http://ameblo.jp/smilesmile0787/entry-11281164647.html


どんな職場でも、ガス抜きは必要ですよね。

続々・「大学職員の飲み会」にまつわるお話。


私の友人は、とある大学の図書館で働いています。
大学の直採用ではなく、業務委託先の民間企業の契約社員として勤務しています。

自治体では少し前に、佐賀県のとある市が某レンタルショップに図書館業務を委託開始したことが話題になりましたが、大学図書館の世界では、メジャーな運営形態となっているようです。


ある日のこと。
同じ所属会社から彼女の職場に20代の新人さんが入り、図書館のスタッフで歓迎会をすることになりました。


図書館で飲み会をする際に集まるのは、以下の顔ぶれ。

図書館長(大学のセンセイ)
図書館を管轄している部署の部長、課長(正規職員)
契約スタッフを管理している社員さん
契約先の直属の上司
彼女の同僚(全員、同じ会社からの契約スタッフ)


ざっと書いてみただけでも、いろいろな立場の人がいます。


で、この時の新人さんの歓迎会。
いろいろと、事件が勃発してしまったとのこと。


第一に、参加者の顔ぶれ。


やはり、お酒を飲むにしてもいろいろ気遣いが必要になってしまうとあって、
契約スタッフの多くが参加を辞退してしまうそうです。。。


この会においては、契約スタッフ11名中、参加表明したのは、彼女と新人さんを含めてたったの4名。


次に、お店の場所取り。


当日の幹事は彼女の直属の上司が務めたそうなのですが、この上司がまた、ちょっとアレなお方だそうで。


まず、会場に選んだのが、いわゆる、安ーいお酒が飲める大手居酒屋チェーン。

大学のセンセイや正規の職員さんもいらっしゃる中、
もうちょっとお店を選ぶにも「格」ってものがあるでしょう。。。
という点もダメ出しポイントのひとつなのですが。


何より彼女が「あちゃー」と思った点は、その上司が


「だって、あらかじめ安いお店にしとけば、
大学のセンセイや正規の職員さんが飲み代を多めに払ってくれるかもしれないだろう♪」


などと、臆面もなく発言したこと、だったそう。


・・・確かに。
そういう期待は、正直なところあるにはあるんだけど、
自分から発言するのはちょっとダメかも^^;


とどめを刺したのは、飲み会での新人さんの行動。


様々な立場の方が集まる飲み会の場で、特に、よそからの契約スタッフともあれば、
(明日の飯の種をみすみす失わないよう、
ましてや自分ばかりか他の契約スタッフのクビにも影響を及ぼしてしまうことなどないよう)
それなりに品位を保って振る舞うことが求められます。


が、しかし。


大学を卒業して間もないその新人スタッフさんは、そんな暗黙の了解など知る由もなく、
体育会系学生のノリで「とにかく場を盛り上げなければ!」と躍起になってしまったようで、


その場の人たちにイッキを強要するわ、

コールを始めるわ、

酔っ払って大学のセンセイや正規の職員さんたちにタメ口を利き始めるわ、


まさに場は「地獄絵図」と化したそうです。。。。。。。


で、上司はというと、暴走する新人さんを制止することもせず、周囲のお偉方へフォローに走るわけでもなく、ただただ黙って傍観。


とうとう、見かねた友人が彼女を別席へ連れて行き、
その後は飲み会の終了時刻まで延々と酔っ払いの愚痴の聞き相手に徹してあげたそうです。


さて、暴走しちゃった新人さん。

その後はどうなってしまったのでしょう。

つづく。

先日お誘いを受けた、派遣で働いていた前職の大学の忘年会でのお話、続きです。


さて、当日。
会場となった店に足を運ぶと。。。


そこには、私の知らない職員さんがいっぱい。
あれっ?この方は大学のセンセイ??と思う方まで…

さらにその奥には、理事まで!!!


7、8名程度のこぢんまりとした内輪のみの酒席になると思いきや、
なんと、部署を挙げての大宴会になっていたのです。


どうやら飲み会の情報が理事に漏れ伝わったようで、
「どうしてワシを呼んでくれんのだ」云々の面倒な状況になってしまったようです。


一番オロオロしていたのは、もちろん、幹事を務めていた元後輩。
彼もまた、役員が参加することなど知らずに当日を迎えていました。

「20名くらい入る席を押さえておいてね、と課長から言われてたんだけど、

まさか理事がいらっしゃるとは…」
と、完全にテンパっていました。


そんな彼の狼狽ぶりなど意にも介さず、理事はといえばお気楽モード。

「ちょっと君ー、仕切りが悪いよ~」
「早く乾杯の号令始めてよ~」
と、勝手にあれこれ指示を飛ばしてきます。


混沌とした状況の中、私は、在職中の飲み会のことをぼんやり思い出していました。


一番上は大学の理事。そして正規職員の部長、課長、係長。
さらに嘱託職員さん、そして私たちのような派遣職員や、非常勤の職員さん。
様々な立場の人間がいるので、実に混沌とした雰囲気になるのです。


飲み代もその時々によって変動しました。

部長陣が気を利かせて、下っ端の嘱託・派遣の職員には
「キミたちの支払いはこれだけでいいからね」と

半額程度の支払いで勘弁してくださったりすることもあれば、
理事が参加するというのでお店もそれなりの格がある場所になり、その半面、お支払いは全員均一になったり;;ということもあり。


貧乏な派遣職員にとっては、1回の飲み代が経済状況を大きく左右する、

とはいえむげに参加を断るわけにもいかず、
飲み会は頭の痛い問題でした。


まして、センセイ方が参加するともなると、その場はもはや「お接待モード」に突入します。

仕切りの悪い職員を容赦なくいじめ抜くセンセイもいますし、仕切りや段取りが悪いと理事や上司陣からもダメ出しが出ます。
お偉方の皆様の、手元の料理や酒の減り具合を注視し、絶妙なタイミングで追加オーダーを出すそつのなさと空気の読み具合が重要になるのです。


ちなみにこの日の会は幸い、大学職員のみの集まりでしたので、お接待モードにはならずに済みましたが^^;
(すわ、あの人はセンセイか?!と私が勘違いした方は、60代の非常勤の職員さんでした^^;)


大学職員にかかわらず、立場も役職も異なる様々な方が集まる職場…というのは、なかなか難しいものです。


民間企業で働いていた時でさえ、
総合職か一般職か、
営業職か事務職か、
新卒入社か中途入社か、
Aの部署出身かBの部署出身か、
などなどの違いで、会社や仕事に対する微妙なスタンスの違いがあったものです。


それでも全員が

「○○社の社員」

という共通言語を持っていましたので、いたずらに気を遣ったりする必要はそれほどありませんでした。

まして、飲み会の場なんて、やりたい放題。

年に数回の無礼講、上司も部下も関係なく、どんちゃん騒ぎです。


ところが。
大学では、なかなかそうはいきません。

大学のトップ陣やセンセイ方が参加するような「オフィシャルな」飲み会では、はめを外すのはご法度です。
正規の職員や嘱託職員さんであれば、明日以降の仕事の振られ方や上層部の評価にも繋がってくるでしょうし、
まして派遣など、明日以降の飯の種をみすみす失わざるを得ない事態になることだって考えられます><


これに関連して、件の飲み会の後、別の大学の図書館で働いている友人から、あるエピソードを聞きました。

もうちょっと続きます^^


こんにちは。すまです。


さてさて、世間は忘年会シーズン。
私も今月は、職場の仲間たちとはもちろん、
前職の仲間たちとも年忘れタイムを楽しんできました。


今回は【大学職員の飲み会】をテーマに、
派遣でお世話になっていた大学の忘年会のお話と
新卒時代の同期で、とある大学の図書館で働いている友人から聞いたお話をアップさせていただきます。


先日、派遣時代の先輩が2名、世界的な大会で入賞したり結婚したりと、おめでたいことが続きました。

そこで、当時の上司から「ふたりを皆でお祝いしましょう」とステキな提案が。
わーい、先輩や仲間、上司たちに久々に会える♪♪と喜んで参加表明をしました。


幹事を任されたのは、当時の後輩。

入職当時は確かまだ20代半ばでした。

新卒入社した会社を1年足らずで辞めた後、非正規で大学勤めを続けていた彼。
当時は学生気分が抜けきらないところがあり、

自分の意にそぐわないことがあるとふてくされたり、

「じゃあ僕、その仕事やらない」とスネてしまったり、
夏の甲子園や日本シリーズの時期になると、テレビのある学生食堂に長時間居座って

事務室に戻ってこなかったり・・・と、相当な問題児でした--;


結局、運営講座の講師のセンセイと喧嘩をしたことがきっかけで契約終了になったのですが。。。orz

「できの悪い子ほど…(以下省略)」と、上司が彼の将来を案じては、

まるで母親のようにいろいろと面倒をみていたのを思い出します。


張り切って彼が手配してくれたのは、某大手居酒屋チェーン。

うーん、学生のコンパじゃないんだから~、もうちょい落ち着いた店をチョイスできなかったものかしら。。。

とダメ出ししたい気分を抑えつつ、それでも頑張ってくれた彼に感謝とねぎらいのメールを送りました。

まあ、メンツは当時の派遣仲間と現職の人たち、どれも知った顔ばかりだし、問題はないでしょう。
と思っていたのですが・・・・・・・・・・・


つづく。

さてさて。


転職失敗&派遣生活で貧乏生活真っ只中だった頃、ウハウハホクホク顔の夫が家で楽しそうに待っているボーナスシーズン、私は街を歩くのはもちろんのこと、家にも帰るのがしんどい状況でした。


ボーナスシーズンはまさしく、我が家における「家庭内経済格差」を思い知らされる日々でした。


最初の転職でつまずき、貧乏派遣生活に転落したのは、誰のせいでもなく、ただ、私ひとりのせいでした。

自分が選んだ道だからこそ、たとえボーナスがなくなろうが貧乏になろうが、一緒に暮らしている夫に助けを求めることは絶対にしない、そう決めていました。


それでも、ボーナスが支給されるこの時期、家に帰ると新しい服や家電がボコボコ増えているのを見ると、悲しくなりました。


夫が頑張って稼いだお金です。
夫の頑張りに対する報奨としてのボーナスです。
自由に使って然るべきです。


なのに、心のどこかでそれをねたましく思う自分が、本当にみじめでした。


「そのぜいたくを、ちょっとでも私に分けてくれたらいいのに」と思う気持ち。
けど、分けてもらったら分けてもらったで、きっと劣等感を覚えていたんでしょうね。

自分の汚い部分に向き合わされることが、本当に嫌でした。


一番ショッキングだったのは、いつのことだったかなあ、

夫が夏のボーナスを100万円近くメンズエステに注ぎ込んでいたことが発覚したとき。

(しかも契約更新をしたので総額200万近く注ぎ込んでいることになる)


しかもしかも。


だらしないからだを絞ろうとエステ通いを決めたそうなのですが、

結局トータルで5キロくらいしか落ちず

(忙しくてコンスタントに通えていなかったことも原因の一つ)


「200万注ぎ込んで何してんだよ!
お前の脂肪は

1キロ40万円か!!
200万あったら新車1台買えるだろうが!!!」



…と、内心思ったことは今でもヒミツです(笑)。


今では自分も責任ある仕事を任されて、真正面を向いて堂々と働ける立場になったので、メンズエステの話もネタとして笑い飛ばせるようになりましたが、
あの「家庭内格差」生活がそのまま続いていたとしたら・・・・・・・・・・・いったいどうなっていたのでしょう。


そういえば。


夫と一時的に別々になることも覚悟して関西方面の大学職員の採用試験を受けていた時、
知人の方が講師を務めるキャリア関連のセミナーに参加したことがあるのですが。


その後、結局夫婦ともども東京に留まることが決まり、私はご縁あって今の仕事に就くことができ、
1年後、近況報告も兼ねて再度セミナーに足を運びました。


そこで講師の先生が私に発したひとこと。


「あ!結局東京に残ったんだね!良かった~。
今頃はダンナと離婚しちゃってるのかなと思ってたよ」


・・・・・・。

先生はきっと予感していたのでしょうね、あの時。。。


ちなみに。

冒頭の、最近私の身に降りかかったちっちゃい災難もろもろの「その後」のお話もさせていただきますと。


盗難の疑いは、きちんと晴らしました(防犯登録済みでしたから)。


革の手袋は、その後、見つかりました。


マッサージ屋さんに駆け込んだら、肩こりはピタリと収まりました。


そして何より驚いたのは、水没してキーが全く反応しなくなってしまった会社携帯。


携帯屋さんに持ち込んだら、カウンター受付の方から


「水没の場合修理はできませんが、

ドライヤーの冷風をしばらく本体に向けて当てると、

ごくまれに状態が改善することがありますよ」


と、驚愕のアドバイスが。


帰宅後、実際にドライヤーの冷風を数分、携帯に向かって当ててみると…


なんと。


不死鳥のごとく

完 全 復 活 。


恐るべし、ド○モショップのお兄さん!!

ネ申!!!!!


今年もあと20数日。楽しく健康で有意義な毎日をともに送りましょう!


こんばんは。

ここ2週間ほど、なんだか大変な目に遭い続けているすまです。


深夜の帰宅最中に、盗難自転車に乗っていると疑われて職務質問されたり。


会社携帯をうっかりトイレで落として水没させたり。


お気に入りの革の手袋を片方なくしてしまったり。


左肩がパンッパンに腫れて頭痛が止まらなくなり、ヤバイぞヤバイぞと思っていたらとうとう腕まで動かなくなり、人生で初めてマッサージ屋さんのお世話になったり。


スタッフちゃんたちから会社の体制に関する不満をあーだこーだぶつけられて(わたくし中間管理職なもので…)、鬱憤晴らしにオフィスの陰でコーヒーの空缶をボカスカ拳で殴ったら手に青アザができちゃったり。


…それってほとんど自己責n……あーあーきこえなーいきこえなーいきいてなーい。


気持ちを切り替えて、景気のいい話をしましょう!


世間は冬のボーナス支給のシーズンですね。

我が家でも、夫がもらってきました!

明日の晩は美味しいお寿司をごちそうになる予定です。やったー!音譜


すまの会社のボーナス支給時期は春と秋なので、世間の浮かれモードからはやや置いてけぼり気味ですが、

クリスマスや忘年会シーズンということも相俟って、街じゅうがちょこっとだけ景気の良い空気に包まれますよね。


このボーナスシーズンの空気を世間様とともに再び楽しめるようになったのも、今の会社で再び正社員として働き始めた1年半前からのこと。


リーマンショックで会社が傾きかけてボーナスゼロだった4年前、

そして派遣職員として貧乏生活真っ只中だった1年半前までの自分は、

とてもとてもそんな空気を味わえるような境遇にはありませんでした。


特に派遣だった頃は、時給制の生活で、祝日や年末年始休業で勤務日数の少なくなる11月~3月の間は赤貧の日々でした。

4月~10月にかけては、合間合間にゴールデンウィークや夏季休業、シルバーウィーク等を挟みつつ、営業日数の多い月に挽回をすることができるのですが、

お休み続きの晩秋~早春にかけては、キャッシュフローが慢性的に悪化するので、まあ、しんどいことしんどいこと。

副業で家庭教師を始めたのもこの時期からでしたし、年末年始は単発のバイトを入れまくったものでした。

クリスマスギフトの箱詰め。ショッピングセンターの年末大抽選会での受付。極寒の住宅展示場で呼び込みのバイト。などなど…


そしてこのボーナスシーズン、私は街を歩くのはもちろんのこと、家にも帰るのがしんどい状況でした。

なぜなら帰宅早々、「家庭内格差」を思い知らされる日々がしばらく続いたからです。

後半では、かつての私の「家庭内格差」に関するエピソードをお話したいと思います。

採用活動終盤、応募者の方々がなかなか説明会に姿を現さない事態に、
「当面の生活のため」に短期バイトへ走ったかつての自分を思い出し、
どんより暗くなった気持ちを晴らすべく、年末の思い出大掃除に取り掛かった私。


今日のブログでは、私の貧乏派遣時代を支えてくれた様々なサービスと、
それぞれに関するエピソードをお話したいと思います。


まずは、回答すればポイントや謝礼がもらえる、
インターネットのアンケートサイトやモニターサイト。


派遣時代は「時は金なり」と思って、

仕事の合間や休日にじゃんじゃんアンケートに回答していたものですが、
今の仕事に就いてからは、とてもそんな暇は持て余せなくなりました;


モニターサイトも平日の調査が対象のものがほとんどなので、
平日休みのシフト勤務だった派遣時代はよく応募していたものですが、
土日休みの現在はご縁がなくなってしまいました。。。


モニター、でふと思い出したのですが、当時はこんなこともしていました。


お金がなくて食べるのにも困った時、昼間に駅前をわざとうろうろします。
すると、主婦層向けの街頭モニターの調査員の方が声をかけてくれるのです。


雑居ビルの一角にモニタールームがあって、そこに連れていかれて、アンケートに回答すると
500~1000円程度の商品券やQUOカードがもらえたりするのですよ、、、^^
この方法で何度空腹を満たしたことか、、、^^;


給料日前、あるいは税金を支払った後はよくこのテでお世話になりました。

そう、派遣として働くと、多くの場合、給与からの住民税天引きがないのです。


派遣を始め、アルバイト・パートなど、勤務期間に定めのある雇用形態の場合、
多くの事業所が、給与からの住民税の天引き(特別徴収)を行っていないようです。


恥ずかしながら、そういう社会のルールを知らずに正社員から派遣へと転職した私。
転職して数か月後、住民税の納付書が自宅に届いたのを見たときはビックリしました。


しかもその額が…
前年度の年収、つまり正社員時代の年収ベースで割り出されていたので、青ざめました。


正社員から派遣になったことで年収がほぼ半減したので、

当時の収入に見合わない額の税金を納めることになるんですよね。
(年俸が大幅ダウンしたプロ野球選手の気持ちがわかりました;;)


苦しかった。。。
特に、派遣1年目のあの日々。。。。。(どんよりと遠い目)


慌てた当時の自分と同じような反応を示した質問者さんと
それに対するコメントが知恵袋にあったので以下転載。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1252457672



次に解除に取り掛かったのが、
身体を張って(?)お金稼ぎをしようと登録した治験モニターの募集サイト。


実際に私が参加したのは
「マウスウォッシュのモニター」だったり
「どっかの研究所の行動実験モニター」だったりと、
身体に危害を及ぼすものは何もありませんでしたが^^;


これが入院モニターになったりすると、うん10万の謝礼が出たりするっていうから凄い。
モニター常連の方になると、身体中に怪しい注射痕や実験のためにつけたキズがあったりするそうで。


そこまでして…という気持ちにならなくもないですが、ひとにはひとの事情があるのでしょう。


それから、年末年始や土日祝の短期・単発案件を探して登録した数多の派遣サイト。

今回の採用活動で複数の派遣会社の担当さんと接触し、そのたびに無茶な要求をしてきたので、
今の仕事に就いてからもほったらかしにしていた登録をあわてて解除しました(汗)


一部の派遣会社からはきっと、「あの人でなしが・・・」と思われたはず・・・(涙)
それは何も自分の人格によるものではなく、うちの会社の選考基準がいろいろとうるさいゆえに、採用担当という立場上苦言を呈さざるを得ない状況があり・・・(モニョモニョ)


でも、こうして振り返ってみると、
いざ生活が苦しくなった時にも、アタマをひねって恥をしのんで行動すれば、
糧を得て行くための手段は世の中にいろいろ転がってるんだなあと、
今回、数多のサービスを解除しながら、改めて思いました。


ただ、生活が苦しいときこそ、ともすれば目の前のお金に目がくらんで、
よからぬ方向へ手を出してしまうような状況もあります。

自分も、あとちょっと冷静さが掛けていたとしたら、ヤバい方向に手を出していた可能性は十分にあったと思います。


苦しいときこそどうかひとりで思い詰めず、お金を得る方法を検討するにしても、リスクがないかどうかよく下調べして、自分の身を守っていただきたいと切に願います。