四苦八苦という言葉があるが、その四苦とは 生・老・病・死 の4っつです。

今私も老いるとい事はどういうことかを肌で実感しています。先日来歯医者で歯の治療をしていますが、やはり目にもきており、車の運転をしていても、若いころと違って視野が狭くなっていることがわかります。だからスピードも出せません。


さらに、身体の至る所にガタがきていることも感じます。一か所だけなら治療してそれを修理すればよいと思えるのですが、どこもかしこもとなると手の着けようがなくなり、これが死ぬまで続くと思えば、この苦しみは重たい物である。それも日を追うごとに辛さが増してくると思えば、実に苦しい物である。自分は、身内の高齢化する姿を見てきたにもかかわらず、その苦しみは全く分かっていなかった事を知らされました。やはり自分の事しか見えていなかったのでしょう。


親の説教もうるさいとしか思っていなかったわけですから、老いを知るとその心配は子供や孫の繁栄を望む事しかなくなり、孫子が良くなる事を願う物です。その親の心は理屈抜きにピュアーなものであったろうと思えば、親に対し有難うと思う感謝の気持ちが湧いてきます。


親が元気で長生きしてくれる事を心から願うようになります。仏教で言う“無の境地”とはこの様な素直な心を意味しているのではないかと思います。


ここに、親や先祖に対して、過去を懺悔すると同時に深く感謝申し上げます。