前編で散々な目にあった僕は
【班長さん】のお蔭で何とか
仮採用された。
一日目、【指導員A】と一緒に
女子トイレに向かうが
「あの臭い」に耐え切れず嘔吐!
【指導員A】
「どうしたんだよ!
どうせ出来ないんだろ、帰れよ❗️
帰れ帰れ!意気地なし!」
【僕】
弟たちの顔が浮かんだ、
「兄ちゃん迎えに来て!」と
声が聞こえた氣がした。
「僕やります!」と
ゲーゲー吐きながら
「慣れますから
働かせてください!」
次の瞬間、僕は
「お前たち待ってろよぉ~っ!」と
大声で叫んだ❗️
そして、両手を○器の中に
突っ込んで汚物を
全て取り除いた!
【指導員A】
「おう、
やれば出来る
じゃないか!
頑張れよ!
と言って、汚いモップを持って
事務所に戻っていった!
本採用決定!の
瞬間だった。
翌日、市場に行ったら
「ちょっと変な臭いするけど
どうしたの!」
学校に行っても
「おまえ〇〇臭ぇ~ぞ!」と
新たな問題が出てきた。
しかし僕は全く気にならなかった!
だって、「弟たち救済作戦」の
第一歩を踏み出せたんだから・・。
トイレ掃除も、2週間くらいしたら
「慣れてきた!」
文さんに報告しに行ったら
「おまえ便所の臭いがするぞ!」と
僕のことを笑顔で抱きしめて
「頑張れよ!」と
言ってくれた!
人間、「本氣でやる!」
と決めたら神様が応援してくれる
んだなぁ~っと思った。
続く