ライフオーガナイザー®仲村尚子です。
私は小学校の図書ボランティアに所属し
朝の10分を使って絵本の読み聞かせをする朝読みをやっています。
月に2~3回、息子たちが登校する時間に合わせて家を出ています。
図書室に着いたら、その日に読む本をピックアップして、担当クラスに向かいます。
朝読みを始めて2年。
楽しい時間ではありますが、忙しい朝の時間帯ということもあり教室に入る直前までバタバタでした
でもちょっとした工夫でそのバタバタが軽減され、ここ数か月はゆったりと構えられるようになりました。
◼前夜からのソワソワと朝のバタバタ
翌日に朝読みを控えた前日の夜から私の頭の中はソワソワし出します。
明日のクラスはどの本にしようかな?
あの本、あのクラスで今まで読んだことあるかな?
あの本、図書室にあるかな?
(以前予定していた本がみつけられず焦ったことがあります)
もしなかったら、代わりに何読もうかな?
そして当日の朝は、自分の身支度と家事で 時間との戦いです。
こどもたちにも「早くして~!」と連呼
少しでも早く図書室に到着して、本があるのかを確認したい。
なければ、別の本に変更しなくちゃいけない・・・
バタバタの落ち着かない時間です。
◼ソワソワとバタバタの原因は?
原因は明確で 読む本が決まっていないから
朝読みの時間は好きですが、そもそも読める絵本ネタが多くはありません💦
いくつかの持ちネタ?の中でとっかえひっかえ、1つのクラスで被らないように注意しています。
持ちネタが多ければ、予定していた本が当日図書室になくても、
じゃあ別の本に変えよう!とすぐに対処できそうですが、持ちネタを増やすには少し時間を要します。
すぐに解決できる別の方法はないのかなぁ・・・
■自分だけのリストを作る
図書室には、朝読みさん用のファイルがあります。
クラスごとに分かれた表に
読んだ本のタイトルと担当者の名前を 朝読み終了後に毎回記入することになっています。
このファイルのおかげで
・以前そのクラスに行っているかがわかり
・以前自分がどの本を読んだのかがわかり
・1つのクラスで他の人と読む本が被らないように注意できる のです。
他の朝読みさんと本が被ることはほぼないのですが、
持ちネタが少ないために過去の自分と被ってしまう可能性は高いです。
私はこのファイルを最終確認してから教室に向かう程頼りにしている存在なので
似たようなものを自分で持っていた方がいいのではないかと気づきました。
一覧表を作成しました。
数少ないネタをどのクラスで読んだのかが一目瞭然
私だけの、私の為のリスト
その月の自分の担当クラスがわかったら、このリストを見ながら手帳に書き込みます。
担当クラスと、読む本まで決めてしまうことにしました
もうこれで、迷うことはなくなりました。
予定していた本が当日読めなくなったとしても、このリストが次の候補を教えてくれます。
■リストの効果
落ち着かない原因だった 「本が決まっていない」 ことが解消されたので、
前日夜のソワソワがなくなりました。
朝はまだバタバタしますが、息子たちの用意が遅くなっても以前ほど焦らなくなりました。
学校に着いてからは、少し練習してから教室に向かう余裕ができたし
何より落ち着いた気持ちでこどもたちに読み始めることができるようになりました。
見えないものを見える化・リスト化したら
得られたものは、心のゆとりでした。
今年度の朝読みはあと1回ですが
クラス替えをしない学年もありますので、来年度にリストを作り直す時に参考にするつもりです。