昨晩からニュース見てびっくりです。
以前自分が住んでいた場所でまさかあんな大きな事故が起こっているなんて。
ユタはユタでも、今回事故が起こったのはラスベガスの方に近いシーダー・シティー。
州都・ソルトレークシティーからは遠くて、あまり出かけていく機会はなかったけれど、学校のフィールド・トリップや、べガスへ出かけた時等にちょくちょく寄ってました。
一言で言うと、『田舎』ですが街並みもきれいで穏やかな時間が流れているところでした。
ニュースで再三言われている通り、I-215と言われるフリーウェイはひたすらまっすぐ延びていて夜になると周りはあまり街燈もなく暗いところです。
昼間でも目の前に広がるのはただただまっすぐに延びる道に、何もない荒野だけ。
私は夜走ることが多かったのですが、やはり眠気に襲われたり暗くて何が起こるのか分からないこともあったので、必ず隣に乗っている友人に起きていてもらったり、自分も助手席に居る時は起きているようにしたりと、友人たちと気をつけ合っていました。
今回のバスツアーは運転手一人だったのでしょうか
それともちゃんと交代の人員はいたのでしょうか
昼間でもあの長い道をそれなりのスピードで走っていると、気をはってしまいます。
周りには防風壁等もないただの道が延びているだけです。
そこにびゅんびゅんと大型トレーラー等が横を走り抜けていきます。
小さい車や事故にあったようなバンの車だと、風にあおられたりすることがままあるのです。
運転していたのは学生さん。
ソルトレーク・シティーを拠点とする国立公園を巡るバスツアーにはよくあることです。
そこで一つの懸念が。
詳細は分からないけれど、もしこの学生さんが労働許可を取らずにガイドをしていたとしたら
アメリカでは学生が許可を取らずに仕事をしてお金を受け取ると違法になります。
違法労働が発覚した時は、即国外退去になることもあります。
近年アメリカでは学生や不法移民の違法労働問題が多くなっています。
私の周囲でも学校にあまり行かずに裏で仕事をしている人たちがたくさんいました。
そして、そういうことをする人たちがいるが為に真面目に勉強をしている学生たちにビザの発給が厳しくなったりしています。
今回のこの事故は人が亡くなっています。
せめてツアーを主催した会社、現地会社が出来うる限りの安全対策や法律にのっとった人事等をしていたことを願います。
そして、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。