たまに思い出す
めったに思い返さない
だって涙が止まらなくなるから


母の最後は
本当に苦しそうだった
強かった母が
とても小さく感じた


抗ガン剤の副作用で食べることができず
体重は32キロ
髪は抜け落ち
強い麻酔で意識は朦朧

そんな母の隣りで
私はいつも涙を抑えるのに必死だった

でもいつだったか

もっと生きたかった
成人式も結婚式も見たかった
かわいい孫を抱きたかった
見てあげられなくてごめんね
ひとりにしてごめんね

そう言った母が
すべてを悟ってると知った時

一緒に泣いた
何も返せず
ただただ一緒に泣いた


頑張ったって
どうにもならないことが
この世にはあるんだ…


母子家庭だったから
私はひとりになった


毎日泣いて
学校もやめて
暗い部屋にこもった

母が逝くのはわかってたはずなのに
受け入れられなかった
まだ…今も受け入れられない


母が今の私を見たら
なんて言うだろぉ

考えただけで自分を殺したくなる


色んなことを
母の死のせいにして
逃げてきたから
悲劇のヒロイン気取って
甘えてきたから

取返しのつかないとこまできちゃったんだ…

きっと私は地獄逝きだから
もぉ大好きなお母さんには会えないんだろぉ

これが神様から
私への罰

死んでも償えない罪故に

幸せってなに?

なんなの…


テレビの中で
あんな風に笑える
カンボジアの子供達が

私にはうらやましぃ


あの子達より
沢山のものを持ってる私なのに

こんなに恵まれてるのに


幸せなはずでしょ?


贅沢すぎるんだょ
望みすぎなんだょ

もぉ十分幸せだったんだからね


カンボジアの子供達に私が捨ててきたものをあげていたなら
何人の子供達の笑顔を守れただろぉ

なんて…
意味のないこと

そんなこと考えたって
くずな私はカショオをやめないんだろぉから


私は腐ってる

私は
なにがほしいんだろぉ…

こんなに恵まれてるのに

目も耳も口も手も足も揃ってて
毎日あったかいお布団で寝れる

十分じゃん


これ以上
なにがほしいの?

なにが嫌で
なにに飢えて
なんのために
カショオするの?

失うものばかりで
何も手に入らないのに
やめられない

ってかやめないのは自分なんだけど


ただ食べなきゃいいだけなのに
なんでそんな簡単なことが私にはできない?

ほんと最低のバカ
キチガイ


私がほしぃのは
カショオのない生活だけ