完全なる非文系で理系へ進んだ私が

今、歴史や哲学を勉強している。

きっと学生時代の私が知ったら驚くことだろう。

ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)

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蔭山の共通テスト倫理改訂版

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活字だらけの

本を読み始めたのも大人になってから。

数式と向き合う世界にしか興味がなかったのだ。

でも、

今、改めて歴史や哲学が面白く感じている。

そして、

時代背景がある中で

書籍を残してくださっていることに

畏敬の念を抱く。

時代背景というのは

発言自体が生存の危機に直結するような時代も

あった、ということだ。

スピノザ『エチカ』　2018年12月 (１００分ｄｅ名著)

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とはいえ現代もなかなか、なかなかなものである。

2020年に入ってから

時代は一層わけわからないことになってきている。

そしてこの2024年が半分過ぎたところで

振り返ると

個人的にも中々な前半だった。

そして思うのだ。

こんな訳わからない時代だからこそ

【倫理観】が育っていくのではないのか、と。

少し前は、

「道徳」的なことが主流だったように思う。

世間ではこう振る舞うべきだ。

こんな風に思うのが正解だ。

”みんな”こうしているから。

”みんな”にとって良いことは。

世界のために。地球のために。

とかとか。

【倫理観】は

そういった道徳的なこと

世間的なこととか

一般常識がとか

”みんな”にいいと言われてるからとか

そんなこと取っ払って

「なんか嫌」という感覚なんだろう、と

私は考えている。

この「なんか嫌」に「自我」は特に絡んではいない。

人にこう思われるから

こんなことするのは "なんか嫌" 　は

ここでいう「なんか嫌」とは違うってことだ。

私の「なんか嫌」が発動するのは

「敬意の質」に対してだ。

その質に対して「なんか嫌」が発動することが多い。

『【敬意の質】　2024.05.26.Sun.』【敬意の質】　2024.05.26.Sun...昨日、とある動画に出会った。Netflix映画シティハンターのインタビュー動画だ。海外のインタビュア…

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【倫理観】は生命の本質へと向かう方向性であると感じている。

だから

それとは逆のベクトルを感じた時に

「なんか嫌」が発動するのだろう。

そして「なんか嫌」ばかりを感じることに触れ続けることは

その場の

【倫理観】が私には合ってないことを意味するのかもしれない。

だけど、

だからこそ【倫理観】を育てるのに

もってこいの場でもある。

「なんか嫌」が

自分のエゴに触れてはいないことを

確認しつつ

「なんか嫌」ではなく

言語をもって顕在化させていくために

内在で湧き上がる情動を感じ

それにともなう言語を形成していく。

もちろん、

「なんか嫌」だけではなく

「こういうの！」という【倫理観】が育っている場を味わうことも同時に行う。

品性に溢れるそれは、

まさにそれの内在から湧き上がる生命を感じられる。隅々まで、だ。

生命を感じるそれは

対象化した「物質」ではなく「モノ」として存在し

そしてコトバにも

イノチの躍動を感じられるのだ。

そんな品性に溢れたあの番組が

10月からseason2 が始まるらしい！！

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美しい世界を美しいと感じられるのも

自分の【倫理観】が育ってきているからであり

それは

「なんか嫌」を感じてきた賜物であると思うのだ。

2024年前半は

そんな【倫理観】にフォーカスできた期間であった。

後半はこの【倫理観】をもっと言語で表現できるよう学びを深めていきたい。

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是非🫶

【倫理観が育つとき】2024.07.04.Thu.