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昭和の歌姫、美空ひばりさんの名曲 「川の流れのように」という素晴らしい歌を知らない方はらっしゃらないと思います。
でも今日はこの曲について綴っていくわけではありません。
私たちの心はこの写真のように川のように流れていると考えるととてもイメージしやすいのです。
とめどなくあてもなく、つらつらといろいろな感情やイメージがどんどんどんどん流れては消え、流れては消えていくのです。
大切なのはどんな感情が浮かんできてもそれを批判したり判断しないでただありのままにあー今の私の感情、今の私の思いはこんなものなんだなぁと思いつつ流れていくのを見守ればいいのです。
自分は川の中に入らずに、川のほとりでいつも自分の感情や思いはその流れていく様を観察していくのです。このようにできるようになっていくのがマインドフルネスの訓練だと私は思っています。
すでに流れていってしまったもののことをくよくよ考えたり、これから何が流れてくるのかドキドキしたり、そんなことはしないで「今この時」私の心の川に何が流れているのか、そこに集中すること。これがマインドフルネスです。
感情が高ぶってしまった時、このイメージを思い出してみてください。そして川の中に首まで浸かってもがくのではなくて、川のほとりにいて観察者になっていて下さい。
このことを意識していると、それだけで心安らかな日々がだんだんと送れるようになってきます。
先日書いた幸せ筋と同じように、この川の流れのイメージも毎日することによっていつも安定した心を手に入れることができると私は思っています。
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