今ここにいるという、自分の存在は、
今自分がここにいるからじゃなくて、
君がそこにいるから。
「人は一人で生きてるんじゃない。」
って良く聞くけど、
今までは、色んな人に助けてもらって今の自分があるんだ。
っていう解釈だった。
でも、
何かそういう感じじゃなくて、
自分っていう、
なんていうか「物体」が
誰かがいることによって現れるんだ。
って解釈なのかって思った。
君が僕の名前を呼んでくれて初めて
僕はそこに存在する。
悲しいけど、そうなんだ。
だから人は簡単に姿を消すことができる。
だから一人の時は途方も無く長い人生に嫌気がさし、
過去を振り返り、溜息をつく。