今年あちこちにお嫁に行った、我が家のバラ。

 

いま最後の一輪が、こうして可憐に咲いています。

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ほかの花に比べて、虫がついたり、病気になったり

手間のかかる花です。

日々虫をとったり

剪定したりしながら様子を見守ってきました。

 

もちろん、我が家には植物むしゃむしゃ猫が狙っていますから

飾ることはできないのすが・・苦笑

 

私の父は

昔からバラを育てるのがとても上手です。

今年も実家に、見事な大輪のバラが

いくつも誇らしげに咲いていました。

 

我が家のバラを父に見てもらえました。

無農薬でと頑張りましたから、多少花は小さめで

花びらの中を覗くと、小さな虫たちがお住まいになっていたり・・・

それでも

コンポストの肥料や毎日の水やりが

ちゃんと形になって、花を咲かせてくれました。

 

父が言いました。

 

バラは良い。

手をかけてやればやっただけ

きちんと返してくれるから。

だから頑張って世話してやろうと思う。

 

私はさんざん手間暇かけていただいた。

その結果を、ちゃんと返せているのだろうか?

ふと我が身を振り返る。

 

自分が年を重ねる分、

父も確実に老いていく

老いるという言葉が急に実感をもって迫ってくる瞬間

 

いつまでも甘えてちゃならないよね・・・

 

何も持っていない

今の自分にできることって何だろう?

 

父の人生の中から生まれてきた67の引き出し、

その中からこぼれてくる言葉を、知恵を

ちゃんと拾って、覚えておこう。

 

調子のよい軽口も、悪態も

はいはい。と聞き流しながら

そんな時間をちゃんと覚えておこう。

 

とにかく元気でいよう。


そんなことしか出来ない娘でも

見捨てないでずっと向き合ってくれた

守ってくれたことを

忘れないようにしよう。


 

この人の娘であることに、ありがとうと

伝えられるようにしよう。。

 

父の日に寄せて