私は一人でも何でも出来るとつい数年前まで思っていました。
でも、今は人は誰かに支えられて、支えて生きているって当たり前かもしれないけど、気付いてます。
だから伝えていきたいと思っています。
障がいある無しに関わらず、み~んな一人じゃない。一人だと思っている人も本当は誰かに支えられて自分も支えてるコト。
自分は障がい者だから…子供の頃、近所の人にまともじゃないって言われたから…人の目を真っ直ぐ見れなくて、一人で何でも出来ないから必要な人間じゃないなんて思わないでほしい。
1人で生きている人なんていないし、間違いや失敗をしない人もいない。
必要じゃない人間なんて居ないし、その出来ない事が私に出来るなら私がやればいいし、私に出来なくて、彼らに出来る事は沢山ある。
どんな人でも一人じゃない。支えあって足りない部分を補っていければそれでいいと私は思う。
今の障がい者支援(主に知的障がい)の仕事を始める時、
私にもお手伝い出来る事があれば~正直そんな軽い気持ちで始めました。
その考えは働き始めてすぐに間違っている事に気づきました。
何も分からない私を助けてくれたのはそこに居た彼らでした。
丁度働き始めた同じ時期私の周りで今までに経験した事のない辛い事が重なってお仕事を続けて、職場の人へ迷惑を掛けてしまうのではないかと悩んでいました。
そんな時、職場で彼らと接している時、不思議といつも笑顔で気持ちが穏やかな自分に気付きました。
もちろん「大丈夫?」なんて優しい言葉を掛けてくれる人は誰もいませんが、
言葉では無く何か彼らからの優しさが私に届いていたのです。
そう、助けてもらっていたのは私だったのです。
今でもそうです。
子供の頃から計り知れない色んな思いを抱えて来た彼らには不思議な力があると私は思っています。
いつも大きなモノを私に与えてくれている彼らに、何かお返しが出来ないかな?
そう、考えた時に、もしかしたら、Yogaでほんの一瞬でも気持ちが軽くなる時間を作る事が出来るかもしれない?と思い、簡単な事では無いけれど、やってみる価値はあると自分を信じて前に進んでいます。
そして、そんな彼らのご家族も彼らが小さい頃から沢山の葛藤やストレス今でも抱え込んでいる方が少なくはないのです。
彼らの支援をするには、ご家族へのヨガも支援に繋がると感じています。
そんな想いを少しづつ形にしていきたいと思っています。
コレは先日行った、知的障がい者作業所の皆へ行ったヨガ。
まずはここから!他の施設へも広げて少しでもココロがかる~く、一人でも多く笑顔になれますよ~に!!
みんなで沢山のお花を咲かせて
その香りに誘われてハチが飛んで来たり
空の上の雲をつかんでみたり…そんなヨガです
何よりみんなの笑顔がたくさん咲きました