エンディングノート?遺言書?自分には関係ない、縁起が悪いという方はぜひお立ち寄りください。概念が少しずつ変わっていきます。それらは、今をより自分らしく生きるためのもの。最期を意識することで、今がキラキラ輝き始めます✨
① 形式についてQ.「自筆証書と公正証書、どっちがいいんですか?」 よく聞かれる質問なんですが、どちらが正解・不正解というものではありません。 どちらにもメリットデメリットがあります。 ですので、ご本人の状況や何を大事にしたいかによって、向いている形が変わってきます。 ② 書くタイミングについてQ.「遺言書って、いつ書くのがいいんですか?」 これもまた、正解・不正解はありません。 「元気なうちに」が、一番分かりやすい答えですね。 判断力がしっかりしていて、気力もあって 落ち着いて考えられるときが適していると思います。 早すぎる・遅すぎるということはなく、 「今なら書けそう」「書いてみたい」と思ったときがタイミングです。③ 書き直し・変更についてQ.「あとから気が変わったら、書き直せますか?」 はい、遺言書は何度でも書き直すことができます。 ご家族の状況が変わることもあれば、 ご自分の状況や気持ちも時間と共に変化することは当然あります。 書き直していいもの、という前提で考えて大丈夫です。 まずは今の気持ちを形にする、それが大切だと思います。④ 気持ちの抵抗感についてQ.「遺言書を書くのって、縁起が悪い気がして…」 そう感じる方は、とても多いです。 ただ、遺言書は「死の準備」というより、 残された方が困らないための思いやりでもあるんです。 今、こうして少しでも未来のことを考えていること自体が、周りへの愛情であり大切な一歩だと思います。 遺言書を書くことで、嬉しい副産物を得ることもありますから、 マイナスにだけ捉えることなく、メモ程度でも書いてみることから始めてみませんか?⑤ 家族にどう伝えるかQ.「遺言書を書いたことって、家族に言ったほうがいいですか?」 一概には言えませんが、知らせておいたほうが安心なケースも多いです。 ただし、内容まで伝えるかどうかは別で、「書いたという事実」だけ共有する、という方法もあります。 ご家族との関係性を見ながら考えていただくのがいいですね。いかがだったでしょうか?いくらか疑問は解消されたでしょうか?既にお伝えしたとおり、状況やお気持ちは一人として同じ方などいない訳で、一概に、「これがベストです!」とか「こうした方がいいです!」とは言えません。分かりやすい例えでお伝えするなら、健康法をイメージしてみて下さい。万人に合うものって、ないですよね。誰かにはピッタリだけど、別の人には真逆の影響を与えることもある。だからこそ、ご自身がまずは試してみる。そして自分に合っているのかどうかを、自分自身で感じてみる。遺言書の場合だと、まずはメモでもいいので書いてみる。内容はこんな感じにしようかな。遺言の内容のとおりに実現されたら、家族はどんなことを感じるだろうかと想像してみる。そうやって行動に移していくうちに新たな疑問が湧いたり、こうしよう!というアイディアも生まれてきます。それでも迷ったら。。。その時のために、専門家がいます。種類は何を選んだらいいか、内容はどんな風にすればいいか?遺言執行者は設定する?保管方法は?言葉の選び方によっても、残されたご家族の受け取り方が変わってくることもあります。自分の想いを形にしてくれる専門家、自分の気持ちを汲み取ってくれたり言葉を引き出してくれる、いわゆる“気の合う”“波長の合う”専門家を見つけて相談してみてはいかがでしょう?
ここまで、・5年更新制・適正原価・下請構造の制限について、ひとつずつ見てきました。正直に言うと、「制度が変わる」「ルールが増える」と聞くと、少し身構えてしまう方も多いかもしれません。でも、今回の物流改革は、誰かを締め付けるためのものというより、長く続いてきた無理を、少しずつほどいていく試みなのだと、私は感じています。なぜ、今「物流」なのか私たちの暮らしは、荷物が運ばれなければ、成り立ちません。食べ物も、日用品も、ネットで注文した商品も、すべて「誰かが運んでくれている」から届きます。その裏側で、・低すぎる運賃・長時間労働・立場の弱さといった問題が、長年積み重なってきました。便利さの影で、どこかに無理が集中してしまっていたそれが、これまでの現実だったのだと思います。これまでの記事を、一本の線でつなぐと5年更新制は、👉 事業者が「先を見据えて続けていける」ための土台づくり。適正原価は、👉 仕事の中身に正当に値段をつけるための考え方。下請制限は、👉 責任と対価が、途中で薄まってしまわないための仕組み。どれもバラバラに見えて、実はすべて「現場にしわ寄せがいかない構造をつくる」という一本の目的につながっています。変わるのは、業界だけじゃないこの改革は、運送事業者さんだけの話ではありません。荷主さんにとっても、・説明を受け・納得して・対等に仕事を進めるそんな関係づくりが、これからますます大切になります。そして最終的には、その先にいる私たち消費者の「当たり前の便利さ」も、少しずつ形を変えていくのかもしれません。おわりに急には変わらないし、きれいごとに聞こえる部分も、きっとあると思います。それでも、無理を前提にした仕組みより、思いやりを前提にした仕組みのほうが、長く、強く、続いていく。今回の物流改革は、そんな方向へ舵を切ろうとしているひとつの大きな転換点なのだと思います。このシリーズが、「物流って、実は身近な話なんだな」と感じるきっかけになっていたら、うれしいですこれまでの記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ物流業界、これからどう変わる?①『物流業界、これからどう変わる?①』はじめに私たちの暮らしは、たくさんの「当たり前」で支えられています。スーパーに商品が並んでいること。必要なものが、必要なときに届くこと。その当たり前を、日々現…ameblo.jp物流業界、これからどう変わる?②「5年更新制」ってなに?『物流業界、これからどう変わる?②「5年更新制」ってなに?』「制度が変わる」「更新制になるらしい」そんな言葉を聞くと、 なんだか厳しくなるのでは… 小さい会社は大丈夫なの?と、不安になる方も多いと思います。でも今日は、…ameblo.jp“適正原価”ってなに? 〜運賃の話だけど、実は“人”の話です〜『“適正原価”ってなに? 〜運賃の話だけど、実は“人”の話です〜』「適正原価」「適正運賃」この言葉、最近よく耳にするようになりました。でも正直なところ、「結局、運賃が上がるって話?」「事業者にとっては負担が増えるのでは?」…ameblo.jp下請は“2社まで”ってどういうこと? 〜構造を変えるための、静かなルール変更〜『下請は“2社まで”ってどういうこと? 〜構造を変えるための、静かなルール変更〜』「下請は2社までになるらしい」そんな話を聞いて、「うちは元請じゃないし関係ないかな」「今まで通りやっていれば大丈夫でしょ」そう感じた方も、もしかするといる…ameblo.jp
「下請は2社までになるらしい」そんな話を聞いて、「うちは元請じゃないし関係ないかな」「今まで通りやっていれば大丈夫でしょ」そう感じた方も、もしかするといるかもしれません。でもこのルール、実は特定の会社だけの話ではなく、業界全体に関わるものです。今日はこの「下請制限」について、背景と考え方を、やさしく整理してみたいと思います。■ これまでの物流業界の構造物流の現場では、仕事が何層にも重なって流れていくことが珍しくありませんでした。荷主さん↓元請↓下請↓孫請↓さらにその先…こうした構造の中で、現場に近づくほど 運賃は削られ 負担は増え 立場は弱くなるそんな状況が、長く続いてきました。■ なぜ「下請は2社まで」なの?今回の見直しでは、下請構造を必要以上に深くしないという方向性が示されています。目的はとてもシンプルで、 誰が責任を持つのかを明確にする 運賃や条件が、途中で不透明にならないようにする 現場にしわ寄せが集中しないようにするということ。「禁止」や「締め付け」というより、構造を分かりやすくするためのルールと考えるとイメージしやすいかもしれません。■ 元請だけの問題、ではないこの話は、元請事業者さんだけの問題ではありません。下請・孫請の立場にある事業者さんにとっても、 自分たちの立ち位置が見えやすくなる 条件交渉の根拠を持ちやすくなる 「誰に言えばいいのか」が明確になるそんな変化につながる可能性があります。■ 急に仕事がなくなる?という不安について「下請制限=仕事が減るのでは?」という不安の声も、よく聞きます。ただ、今回の見直しは一気に現場を変えるものではなく、段階的に、無理のない形で整えていくという考え方が前提です。そして何より、目的は仕事を減らすことではなく、仕事の流れを健全にすることです。■ これから意識しておきたい視点今のうちから、こんなことを少しずつ意識してみてもよいかもしれません。 自社は、どの立場で仕事を受けている? 契約関係、口約束のままになっていない? 条件は、誰が決めている?完璧に答えられなくても大丈夫。「考えたことがある」それだけで、次の一歩につながります。■ おわりに下請構造の見直しは、誰かを責めるためのものではありません。長く続いてきたやり方を、少しずつ、今の時代に合った形に整えていくそのための試みです。どこか一か所だけが無理をするのではなく、関わる人それぞれが、納得できる形で仕事ができるように。この流れを、「怖い変化」ではなく「よりよくなるための調整」として受け止めてもらえたら嬉しいな、と思っています。■ 次回予告(シリーズまとめへ)次回は、「ここまでの改正、結局なにを目指しているの?」という視点で、シリーズ全体をまとめてみる予定です。「今すぐ何をしなきゃいけないのか」「今は、何を知っておけばいいのか」そんなところを、最後に整理しますね。これまでに紹介した記事はこちら物流業界、これからどう変わる?①『物流業界、これからどう変わる?①』はじめに私たちの暮らしは、たくさんの「当たり前」で支えられています。スーパーに商品が並んでいること。必要なものが、必要なときに届くこと。その当たり前を、日々現…ameblo.jp物流業界、これからどう変わる?②「5年更新制」ってなに?『物流業界、これからどう変わる?②「5年更新制」ってなに?』「制度が変わる」「更新制になるらしい」そんな言葉を聞くと、 なんだか厳しくなるのでは… 小さい会社は大丈夫なの?と、不安になる方も多いと思います。でも今日は、…ameblo.jp“適正原価”ってなに? 〜運賃の話だけど、実は“人”の話です〜『“適正原価”ってなに? 〜運賃の話だけど、実は“人”の話です〜』「適正原価」「適正運賃」この言葉、最近よく耳にするようになりました。でも正直なところ、「結局、運賃が上がるって話?」「事業者にとっては負担が増えるのでは?」…ameblo.jp
「適正原価」「適正運賃」この言葉、最近よく耳にするようになりました。でも正直なところ、「結局、運賃が上がるって話?」「事業者にとっては負担が増えるのでは?」そんなふうに感じている方も多いかもしれません。今日はこの「適正原価」について、できるだけやさしくお話ししてみます。■ これまでの物流業界、何が起きていた?これまでの物流の現場では、「とにかく安く、早く」が求められがちでした。その結果―― 運賃はなかなか上げられない でも燃料費や人件費は上がっていく ドライバーさんの負担だけが増えていくそんな歪みが、少しずつ積み重なってきたのが現実です。■ 「適正原価」とは、ざっくり言うと?とてもシンプルに言うと、👉 「本当にかかっているコストを、きちんと見える形にしよう」という考え方です。たとえば、 人件費 燃料費 車両の維持費 保険料 安全管理のための費用これらを無視したままの運賃では、事業は長く続きません。「適正原価」は、会社を守るためであり、ドライバーさんの生活と安全を守るための考え方なんですね。■ 「値上げのための制度」ではないここ、いちばん誤解されやすいところです。適正原価=「一方的な値上げ」「荷主さんに負担を押しつける」…ではありません。むしろ目指しているのは、 話し合いができる土台をつくること 感覚ではなく、数字で説明できること「なぜこの運賃なのか」をお互いに説明できる関係をつくることです。私自身、行政書士として見積書を作るときには、「何に、どれくらいの時間と費用がかかるのか」「時間あたりの報酬はいくらなのか」そうしたことを、できるだけ明らかにするようにしています。そうしておくからこそ、想定していなかった業務が発生した場合には「ここからは追加料金になります」と、正直にお伝えすることができますし、お客様にも納得していただきやすいと感じています。これは物流の世界でも、同じなのではないでしょうか。ただ荷主さんの要望をそのまま受け取るのではなく、事業者さん側も「この条件だと、ここに無理が出てしまう」「安全や品質を守るためには、こういうコストが必要になる」と、誠実に状況を伝える。そうやって、対等な立場で話し合い、いい仕事をつくっていく関係へと少しずつ移っていけたら――それが「適正原価」という考え方の目指すところなのだと、私は感じています。業界には、長年続いてきた慣習や「暗黙の了解」で成り立ってきた部分もあると思います。だから、この変化が一朝一夕に進むものではないことも、きっと事実です。それでも、どこか一か所だけが無理を背負い続けるのではなく、痛みも、負担も、少しずつ分け合っていく。そんな仕組みのほうが、結果として業界全体が健やかに、そして長く発展していけるのではないでしょうか。■ これから事業者さんに求められること将来的には、 原価を把握しているか きちんと説明できる体制があるかそんな点が、より大切になっていくと考えられています。とはいえ、「今すぐ完璧にやらなければいけない」という話ではありません。むしろ今は、✔ 原価って何で構成されている?✔ うちは、どこが見えていない?そんなところを知るところからで十分です。■ 行政書士として感じていること物流は、私たちの暮らしを静かに支えてくれている仕事です。だからこそ、無理を前提にした仕組みではなく、誇りをもって続けられる仕事であってほしい。「適正原価」は、そのための一歩だと感じています。■ 次回予告次回は、「下請構造はどう変わる?」について、もう少し踏み込んでお話しします。「うちは関係ないと思っていた」そんな方にも、ぜひ読んでいただきたいテーマです。
「制度が変わる」「更新制になるらしい」そんな言葉を聞くと、 なんだか厳しくなるのでは… 小さい会社は大丈夫なの?と、不安になる方も多いと思います。でも今日は、“5年更新制”を必要以上に怖がらなくて大丈夫な理由を、できるだけやさしくお話しします。そもそも「5年更新制」って?ざっくり言うと、👉 事業を続けるための許可や登録を、5年ごとに見直す仕組みこれまでの制度では、一度許可を取ると、その後は 実態が変わっていても 業界の環境が変わっていてもチェックされる機会が少ないという課題がありました。5年更新制は、「事業者を締め出すため」ではなく、“ちゃんと運営されているかを確認する節目”として考えられています。更新のとき、何を見られるの?ここが一番気になるところですよね。現時点で想定されているのは、例えばこんな視点です。 法令を守って運営しているか 安全管理が形だけになっていないか 名義貸しや実態のない事業になっていないかつまり、❌ 新しい基準をどんどんクリアしないとダメというより⭕ 当たり前のことを、当たり前にやっているかを確認するイメージです。日頃から 帳簿や書類を整えている 契約関係をあいまいにしていない 無理な運行を前提にしていないそんな事業者さんにとっては、突然ハードルが跳ね上がる話ではないと考えられます。なぜ今、更新制が必要と言われているの?背景にあるのは、ドライバーさんを取り巻く環境の厳しさです。 低すぎる運賃 無理なスケジュール 責任だけ重く、立場が弱い現場こうした構造を放置したままだと、業界そのものが続かなくなってしまう。だからこそ国としても、👉「ちゃんとした事業が、ちゃんと続く仕組み」に舵を切ろうとしている、その流れの一つが「更新制」だと考えられています。小さな会社ほど不利になる?これも、よく聞く不安です。でも実は逆で、 規模が小さくても 現場を大切にして 誠実にやってきた会社ほど、制度の趣旨と相性がいいとも言えます。更新制は「大きいからOK」「古くからあるからOK」という仕組みではありません。“どうやって仕事をしているか”が見られる時代に近づいている、そう捉えると分かりやすいかもしれません。今からできる、ちいさな準備「まだ先の話でしょ?」と思われるかもしれませんが、✔ 今からできること✔ 今から整えておいて損のないことは、実はそんなに難しくありません。たとえば 契約書や覚書を見直してみる 業務の流れを言葉にできるようにする 「なぜこの形でやっているか」を整理するこれだけでも、将来の“更新”に向けた土台になります。怖がらず、置いていかれないために制度が変わるとき、一番しんどいのは「よく分からないまま、直前で慌てること」です。だからこそ、私はこのブログで怖がらせるためではなく、整理するための情報を、少しずつお伝えしていきたいと思っています。次回は、👉 「適正原価」ってなに?運賃はどう変わる?をテーマにお話しします。「今から備えるなら、早すぎることはない」そんな視点で、一緒に考えていきましょう。
はじめに私たちの暮らしは、たくさんの「当たり前」で支えられています。スーパーに商品が並んでいること。必要なものが、必要なときに届くこと。その当たり前を、日々現場で支えてくれているのが、物流の仕事です。一消費者として、そして一人の人間として、「この仕事をしている人たちが、安心して、誇りを持って働ける社会であってほしい」そんな想いから、私は行政書士として、物流分野の研修を受け始めました。最近、物流業界を取り巻く法律が大きく変わろうとしています。今日はその話を、できるだけ分かりやすく、怖がらなくていい形でお伝えしたいと思います。「物流業界の法改正」って、よく聞くけれど…最近、 許可が更新制になる 今まで通りでは続けられない会社が出る 規制が厳しくなるそんな言葉を、ニュースやSNSなどで目にした方も多いかもしれません。「うちは大丈夫だろうか…」「何か準備しなきゃいけないのかな…」そう感じるのは、とても自然なことです。でも、最初にお伝えしたいのは、必要以上に怖がる話ではありませんということ。今回の改正、いちばんの目的は?今回の法改正の大きな目的は、とてもシンプルです。 無理な働き方を減らすこと 安全に仕事ができる環境を整えること ちゃんとやっている会社が、きちんと報われることつまり、物流の仕事を、持続可能なものにするための改正です。事業者を減らすためでも、締め付けるためでもありません。ドライバーさんも、会社も、長く続けられるようにするための仕組みづくりです。「許可が更新制になる」と聞くと、不安になりますよねこれまでの貨物自動車運送事業の許可は、一度取得すれば更新の必要はなく、取り消されない限りは原則、一生有効でした。これからは、一定期間ごとに、きちんと事業が行われているかを確認する仕組みが導入される予定です。ただし、これは 書類1枚足りないから即アウト いきなり許可取消というような制度ではありません。イメージとしては、「抜き打ちテスト」ではなく「健康診断」に近いもの。問題があれば、改善していくことが前提の制度です。今から、何を意識しておけばいい?「じゃあ、何を準備すればいいの?」そう思われるかもしれません。でも、今の段階で大切なのは、完璧を目指すことではありません。まずは、こんな視点で振り返ってみてください。 契約書や帳簿、形だけになっていないかな? 労務管理、実態とズレていないかな? 安全管理、名ばかりになっていないかな?「全部できていないとダメ」ではありません。知ること、気づくことが第一歩です。2028年施行?今から準備するのは早すぎない?今後の改正の中には、数年先に施行予定のものもあります。でも、だからこそ――今から少しずつ整えていくことに意味があります。書類や体制づくりは、一朝一夕には整いません。今は、 方向を確認する 無理のないペースで見直すそういった準備を始めるのにちょうどいい時期です。おわりに私は行政書士として、「ダメ出しをする人」ではなく、一緒に整えていく伴走者でありたいと思っています。このブログでは、これからも 何がどう変わるのか 今のうちに知っておくと楽になることを、できるだけ分かりやすくお伝えしていく予定です。「うちの場合はどうなんだろう?」そう感じたときは、どうか一人で抱え込まないでくださいね。物流という大切な仕事が、これからも安心して続いていくために。そのお手伝いができたら、とても嬉しいです。お気軽にお問合せ下さい。お問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp
飲食店営業許可の流れを、カフェを例に3回に渡ってお伝えしてきましたが、いよいよ今回がラストとなります。以前の記事はこちら『居抜き物件でカフェを開くときに 気をつけたいポイント』前回は、カフェ開業でよくある「NG例」をご紹介しました。『カフェ開業でよくあるNG例 〜開業が遅れてしまう原因とは?〜』前回は、さいたま市でカフェをオープン…ameblo.jpいつか夢を形にしたい方、自分のお店を持ちたい方よかったらご覧ください。 カフェ開業のご相談で、よく聞くのがこの言葉です。 「何から始めればいいのか分からなくて…」 「気づいたら、時間が足りなくなっていました」飲食店営業許可は、順番を間違えると、待ち時間が増えてしまう手続きでもあります。そこで今回は、さいたま市内でカフェをオープンするケースを想定し、開業日から逆算したスケジュールの考え方をご紹介します。開業までのスケジュール(あくまで目安です)▶ 開業希望日の【2〜3か月前】 コンセプト決定(カフェの形・メニューの方向性) 物件探し開始 食品衛生責任者を誰にするか検討👉この時期に「どんなカフェにしたいか」が固まっていないと、物件選びや設備判断がブレやすくなります。▶ 開業希望日の【1.5〜2か月前】 物件決定(※契約前が理想) 店舗レイアウト検討 保健所への事前相談👉ここがとても重要なポイントです。契約・工事前に相談できると、後戻りのリスクを減らせます。▶ 開業希望日の【1か月前】 内装工事・設備設置 営業許可申請書類の準備 図面の最終確認👉設備がそろってからでないと申請できないケースもあるため、工事スケジュールとの調整が必要です。▶ 開業希望日の【2〜3週間前】 飲食店営業許可の申請 施設検査の日程調整👉申請から検査までは、一定の期間がかかります。「思ったより早く取れない」こともあるため、余裕をもって動くのが安心です。▶ 開業希望日の【1〜2週間前】 施設検査 指摘事項があれば是正対応👉軽微な修正で済む場合もあれば、追加対応が必要になることもあります。▶ 営業許可取得 → 開業 営業許可証の交付 いよいよオープン🎉スケジュール管理で大切なこと飲食店営業許可は、 物件 設備 書類 保健所との調整が同時並行で進みます。そのため、「いつ・何を・誰がやるか」を整理しておくことが、スムーズな開業につながります。行政書士が関われるポイント開業準備では、 今、何を優先すべきか どこで保健所に相談すべきか スケジュールが現実的かといった判断に迷う場面が多くあります。行政書士は、手続きの代行だけでなく、開業までの流れを整理する役割として関わることもできます。「自分で進めたいけど、全体の流れは確認しておきたい」そんなときの相談先として、知っておいていただけると安心です。まとめカフェ開業は、勢いだけでも、慎重すぎても、うまく進みません。逆算して準備することで、不安を減らし、開業当日を気持ちよく迎えることができます。オマケセラピストでもある私としては、ビジョンを明確にしていく作業はいくら早くても早すぎることはないと思っています。あなたの深い部分にある純粋な想いは、まだ現実がもう少し先だからこそ、自由に出てきやすいということもあります。現実を見過ぎてしまうと、お金の心配が出てきたり、「うまくいくだろうか」とまだそうなってもいない未来に余計な恐れを抱いたりして、ご自分の純度が下がってしまうことってあるんですよね。楽天的に何とでもなる!と無理に「大丈夫」と頭で抑え込むのもオススメしませんが、せっかく未来を想像するなら、こんなお店で、こんなお客様が来て、自分はこんな接客をし、こんな気持ちになっていると、子供のように自由に思い描きましょう。あなたの夢の構想をアウトプットするお手伝いをしながら、ご相談~お店のオープンまでのサポートを致します。どうぞお気軽にお問合せ下さい。お問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp事務所のHPさいたま市大宮区 麻貴行政書士事務所お客様おひとりおひとりに寄り添いながら、一緒に考えながらベストな方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。明るく丁寧をモットーにセラピストでもある行政書士が、丁寧にお話を伺います。気軽に相談できる駆け込み寺のような存在に思っていただけたら幸いです。相続・遺言のお手続きなど※許認可申請な...maki-office.jp
前回は、カフェ開業でよくある「NG例」をご紹介しました。『カフェ開業でよくあるNG例 〜開業が遅れてしまう原因とは?〜』前回は、さいたま市でカフェをオープンする際の飲食店営業許可の基本的な流れをご紹介しました。『飲食店営業許可までの流れを分かりやすく解説』「カフェを開きたいと…ameblo.jp今回はその中でも、ご相談がとても多い「居抜き物件でカフェを開く場合の注意点」についてお話しします。「前も飲食店だったから大丈夫」そう思って進めてしまい、あとから手続きが止まってしまうケースも。。。居抜き物件とは?居抜き物件とは、前の店舗の設備や内装が残ったまま引き継ぐ物件のことです。 初期費用を抑えやすい 工事期間が短く済むといったメリットがあり、カフェ開業では選ばれることが多い物件です。ただし、注意点もあります。注意点①「前と同じ業態」とは限らない以前も飲食店だったとしても、 レストラン → カフェ 居酒屋 → カフェなど、業態が変わる場合には、必要な設備基準も変わることがあります。👉「前はOKだった」=「今回もOK」とは限らない、という点が大切です。注意点② 設備が古いままになっていることがある見た目は使えそうでも、 設備が古い 現在の基準を満たしていない 修理や交換が必要といったケースもあります。特に、長期間使われていなかった店舗は要注意です。注意点③ 図面と現況が合っていない居抜き物件では、 図面はあるけれど、実際と違う 前の店舗で変更されているということも珍しくありません。保健所の確認では、現況が基準を満たしているかが見られます。👉 図面だけで判断せず、実際の店舗状況を前提に相談することが大切です。注意点④ 「すぐ申請できる」と思い込まない居抜き物件でも、 事前相談 図面の確認 場合によっては設備調整が必要になることがあります。「居抜きだから、すぐ申請できるはず」と思っていると、スケジュールがずれてしまうことも。まとめ居抜き物件は、うまく使えば心強い選択肢ですが、 業態の違い 設備の状態 現行基準への適合を確認せずに進めてしまうと、思わぬところで開業が遅れてしまいます。だからこそ、契約前・工事前の確認がとても大切です。次回予告次回は、「いつから何を始めればいい?」が一目で分かる開業スケジュール逆算表をご紹介する予定です。お問合せはこちらお問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp事務所のHPはこちらさいたま市大宮区 麻貴行政書士事務所お客様おひとりおひとりに寄り添いながら、一緒に考えながらベストな方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。明るく丁寧をモットーにセラピストでもある行政書士が、丁寧にお話を伺います。気軽に相談できる駆け込み寺のような存在に思っていただけたら幸いです。相続・遺言のお手続きなど※許認可申請な...maki-office.jp
前回は、さいたま市でカフェをオープンする際の飲食店営業許可の基本的な流れをご紹介しました。『飲食店営業許可までの流れを分かりやすく解説』「カフェを開きたいと思っているけれど、営業許可って何から始めればいいの?」これは、実際のご相談でもとても多いお声です。今回は、さいたま市内でカフェをオープン…ameblo.jp今回はその続きとして、実際のご相談でも多い「よくあるNG例」をお伝えします。「知らなかった」だけで、開業が何週間も延びてしまうケースも。。。NG例① 物件が決まってから初めて保健所に相談するとても多いケースです。 契約を済ませ 内装工事もほぼ完了 いよいよ申請、という段階で「この配置では基準を満たしていません」と指摘されてしまうことがあります。そうなると、 設備のやり直し 追加工事 検査の再調整が必要になり、開業が大きく遅れてしまいます。👉 ポイント物件が決まったら、できるだけ早い段階で保健所へ事前相談をすることが大切です。NG例② 食品衛生責任者の準備が後回し「あとで何とかなるだろう」と思われがちなのが、食品衛生責任者です。 資格を持っていると思っていたら、実は対象外だった 講習会の予約が取れず、申請に間に合わないというケースもあります。👉 ポイント食品衛生責任者は、開業準備の初期段階で誰がなるかを決めておくのが安心です。(参考) 一般の集合講習会以外に、自宅で受講できる「eラーニング講習」もあるので、気になる方はチェックしてみるといいかと思います。日本食品衛生協会 eラーニングのご案内|食品衛生責任者養成講習会 eラーニング|公益社団法人 日本食品衛生協会4 eラーニング養成講習会|一般社団法人 埼玉県食品衛生協会NG例③ 開業日を先に決めすぎてしまう「〇月〇日にオープンします!」と先に告知してしまい、後から手続きに追われるケースも。営業許可は、 申請 施設検査 許可証の交付 という流れがあり、どうしても一定の時間がかかります。👉 ポイント開業日は許可が下りるまでの期間を見込んで、余裕をもって設定しましょう。NG例④ 図面を自己流で作ってしまう簡単な手書き図面や、実際の設備と合っていない図面で申請しようとすると、 修正指示が出る 再提出になる といったことが起こりやすくなります。👉 ポイント図面は「保健所が確認しやすいか」という視点がとても大切です。NG例⑤ 「居抜き物件だから大丈夫」と思い込む以前も飲食店だったから大丈夫、と思っていても、 前の業態と基準が合わない 設備が古く、現在の基準を満たさないといったケースもあります。👉 ポイント居抜き物件でも、必ず現行基準での確認が必要です。まとめカフェ開業が遅れてしまう原因の多くは、「知らなかった」「確認が後回しだった」という点にあります。逆に言えば、 事前相談 早めの準備 スケジュールの整理をしておくことで、スムーズな開業につなげることができます。次回予告次回は、「居抜き物件で気をつけたいこと」について、もう少し詳しくご紹介する予定です。これから自分のお店を持ちたい!とお考えの方はぜひご覧になってみて下さい。お問合せはこちらお問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp事務所のHPはこちらさいたま市大宮区 麻貴行政書士事務所お客様おひとりおひとりに寄り添いながら、一緒に考えながらベストな方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。明るく丁寧をモットーにセラピストでもある行政書士が、丁寧にお話を伺います。気軽に相談できる駆け込み寺のような存在に思っていただけたら幸いです。相続・遺言のお手続きなど※許認可申請な...maki-office.jp
「カフェを開きたいと思っているけれど、営業許可って何から始めればいいの?」これは、実際のご相談でもとても多いお声です。今回は、さいたま市内でカフェをオープンする場合を例に、飲食店営業許可までの一般的な流れをご紹介します。① まずは全体像を整理しましょう最初に確認したいのは、次のような点です。 どんなカフェにしたいか(店内飲食/テイクアウトなど) 物件は決まっているか 開業予定日はいつ頃か 食品衛生責任者は誰がなるかここを整理することで、「今やるべきこと」「後でよいこと」が見えてきます。② 食品衛生責任者を決める飲食店を営業するには、食品衛生責任者を1名置くことが必要です。資格がある場合 調理師 栄養士 製菓衛生師 などの資格をお持ちの方は、 そのまま食品衛生責任者になることができます。この場合、事前に届出や登録をする必要はありません。営業許可申請の際に、 食品衛生責任者として氏名を記載 資格証の写しを添付 すれば足ります。資格がない場合資格をお持ちでない場合は、食品衛生責任者養成講習会を受講します。 1日(約6時間) 費用は1万円前後 修了すれば全国共通で有効「思ったより簡単に取れるんですね」と言われることも多い資格です。③ 保健所への事前相談カフェ開業でとても大切なのが、保健所への事前相談です。店舗の平面図をもとに、 設備が基準を満たしているか 修正が必要な点はないか を確認します。工事が終わってから「この配置では許可が出ません」となってしまうと、時間も費用も余計にかかってしまいます。④ 飲食店営業許可の申請準備が整ったら、保健所へ申請を行います。主な書類は、 飲食店営業許可申請書 施設の平面図 食品衛生責任者の資格証(写し)などさいたま市の場合 飲食店営業(新規)の申請手数料:17,600円申請時に、施設検査の日程も決めます。⑤ 保健所による施設検査申請後、保健所の職員が店舗を訪れ、 図面どおりに設備が整っているか 衛生面に問題がないか を確認します。問題がなければ、その場で検査は完了します。⑥ 営業許可証の交付 → オープンへ施設検査をクリアすると、数日〜1週間ほどで営業許可証が交付されます。この許可日以降、いよいよカフェを正式にオープンできます☕✨食品衛生責任者を「誰にするか」で気をつけたいことここは、実はとても大切なポイントです。✔ 常に店舗に関われる人が望ましい食品衛生責任者は、名義だけの存在ではなく、日々の衛生管理の中心となる役割です。そのため、 オーナー本人 店長として常駐する人など、継続的にお店に関わる人を選ぶのが安心です。✔ 簡単に変えられないわけではないが…食品衛生責任者は、後から変更することもできます。ただし、変更のたびに保健所への届出が必要になります。開業時点で「誰が一番ふさわしいか」を考えておくと、後々が楽です。全体の期間の目安スムーズに進んだ場合、 事前相談から許可証交付まで 3〜5週間程度がひとつの目安です。おわりにカフェ開業は、ワクワクする反面、手続きの多さに不安を感じる方も少なくありません。行政書士としては、 事前に流れを整理し 保健所とのやり取りをスムーズにし 安心してオープン日を迎えていただくそんなサポートを大切にしています。次回以降は、・開業が予定どおり進まなくなってしまう「よくあるNG例」・カフェ開業で選ばれることの多い「居抜き物件」の注意点・「いつから何を始めればいい?」が分かる開業スケジュールについても、順番にご紹介していく予定です。お気軽にお問合せ下さい。お問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp事務所のHPはこちらさいたま市大宮区 麻貴行政書士事務所お客様おひとりおひとりに寄り添いながら、一緒に考えながらベストな方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。明るく丁寧をモットーにセラピストでもある行政書士が、丁寧にお話を伺います。気軽に相談できる駆け込み寺のような存在に思っていただけたら幸いです。相続・遺言のお手続きなど※許認可申請な...maki-office.jp
遺言書を作成する際、「誰に何を遺すか」は考えても、「その遺言を、誰が実行するのか」まで意識している方は、あまり多くありません。そこで大切になってくるのが、遺言執行者の存在です。遺言執行者って、何をする人?簡単に言うと、遺言書に書かれた内容を、実際の手続きとして実現する人です。たとえば、 不動産の名義変更 預貯金の解約・振込 遺贈(相続人以外への財産の引渡し)こうした手続きを、遺言執行者が中心になって進めます。遺贈がある場合、遺言執行者がいないとどうなる?ここで、よくあるケースを一つ。【具体例】「長年お世話になった姪に、預金の一部を遺したい」このような遺贈が遺言書に書かれていたとします。もし遺言執行者が指定されていない場合、実務上は――相続人全員の協力(印鑑や署名)が必要になるケースがほとんどです。こんなこと、起こりがちです。 「なぜ相続人でもない人に?」と感情的に反発する人がいる 連絡が取れない相続人がいる 協力はしてくれるけれど、遠方に住んでいて手続きが進まない 高齢で、書類のやり取り自体が大きな負担になっている結果として、遺言に書いたはずの遺贈が、いつまでも実現しないという事態も、決して珍しくありません。遺言執行者がいると、何が違う?遺言執行者が指定されていれば、原則として、その人が単独で手続きを進めることができます。つまり、 相続人全員の印鑑を集めなくてもいい 感情的な対立に巻き込まれにくい 手続きを「誰がやるのか」で揉めないという、大きなメリットがあります。残されたご家族にとっては、「誰が動くのか」「どう進めるのか」を考えなくていいそれだけで、精神的な負担はかなり軽くなります。遺言執行者は、「家族を守るための仕組み」遺言執行者を指定することは、決して「難しい手続きを増やす」ことではありません。むしろ、 家族が揉めないため 手続きで疲弊しないため 想いを、きちんと形にするための優しさの設計だと、私は思っています。遺言書は、書いたら終わりではありません。実行されて、初めて意味を持つものです。だからこそ、「遺言執行者を誰にするか」ここまで一緒に考えてみてほしいのです。専門家を遺言執行者にする、という選択遺言執行者は、必ずしも家族でなければならない、というわけではありません。行政書士や司法書士などの専門家を遺言執行者に指定するという選択もあります。家族を遺言執行者にした場合の、現実的な悩みたとえば、 「長男に任せたい」と思っていたけれど 実際には仕事が忙しく、手続きに時間を割けない 兄弟姉妹の間に微妙な感情があり、板挟みになってしまう 手続きの内容が難しく、何度も金融機関や役所に足を運ぶことになるこうした状況になると、遺言執行者に指名された家族自身が、疲れてしまうことも少なくありません。「やってあげたい気持ちはあるけれど、正直しんどい」そんな本音を、あとから聞くこともあります。~専門家を指定するメリット~専門家を遺言執行者にすることで、 手続きの流れが明確になり、スムーズに進む 相続人同士が、直接やり取りをしなくて済む 感情的な対立が起きにくくなる 家族が「手続きを背負わなくていい」というメリットがあります。特に、 遺贈がある場合 相続人が複数いて、関係性が複雑な場合 相続人が高齢、または遠方に住んでいる場合こうしたケースでは、専門家が間に入ること自体が、家族への思いやりになることもあります。「誰に託すか」も、遺言の大切な要素遺言書は、財産の配分だけを書くものではありません。 誰に どんな形で どんな負担をかけずに想いを届けたいのか。遺言執行者を誰にするかを考えることは、残された人たちの時間と心を守ることにつながります。「家族にお願いする」「専門家に託す」どちらが正解、ということではありません。大切なのは、ご自身の状況に合った選択をすることです。ご相談の中で、こんなケースが増えていますご相談を受けていると、最近はこんなお声を聞くことが増えてきました。 「遺言書は作ってあるけれど、遺言執行者まで考えていなかった」 「家族に負担をかけたくないけれど、誰に任せればいいか分からない」 「相続人同士の関係性を考えると、家族の誰かに任せるのは心配」 「遺贈を考えているが、きちんと実行されるか不安」お話を伺っていると、多くの方が共通して口にされるのは、『自分が亡くなった後のことで、家族が困らないか心配』というお気持ちです。遺言執行者の指定は、目に見える財産以上に、「残された人の負担」をどう減らすかを考える場面でもあります。遺言書の内容そのものだけでなく、「その遺言を、どう実現するか」まで含めて整えておくことで、はじめて、安心して託せる遺言書になるのではないでしょうか。「まだ具体的に決まっていない」「家族構成や状況を踏まえて相談したい」そんな段階からでも、問題ありません。遺言書と遺言執行者について、ご自身に合った形を、一緒に考えていければと思っています。
先月、受付のお手伝いをさせて頂いたセミナーが『親なきあと』今日は、知り合いの行政書士の先生が開催されているセミナーのお手伝いに行ってきました。どんなセミナーかというと、「“親なきあと”のお金の話」障害のあるお子…ameblo.jp今年も3回シリーズで開催されます。第1回 1月24日(土)後 見制度第2回 2月28日(土)マネーフロー第3回 3月28日(土)遺言書と信託制度◆場所 レイボックホール さいたま市大宮区大門町2-118 ※開催日により、会場となる集会室番号が異なります。 お申込みの際に、集会室番号をご確認下さい。◆時間 10:00~11:50◆料金 500円◆お申込み・お問合せ 048-871-9050 kizuna-gyouseisyosi@kizuna-gyouseisyosi.com・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私もできる限り、お手伝いで参加したいと思っております。必要としている方が、必要な情報を受け取れますように!
遺言書に添える「付言事項」。大切だとは分かっていても、 何を書けばいいのか分からない うまい言葉が思いつかないそんな声をよく聞きます。今日は、実際のご相談現場でよくあるケースをもとに、付言事項の文例をご紹介します。※そのまま使う必要はありません。※ご自身の言葉に置き換えていただくことが大切です。文例①生前に援助をしていた場合(住宅資金など) 長男〇〇には、家を建てる際に資金援助をしました。 これは、当時の生活状況を考えてのものであり、 相続の際の公平さを欠くつもりはありませんでした。 それぞれの事情を理解したうえで、 今回の分け方を決めています。👉ポイント「理由」と「公平さを考えていたこと」が伝わると、受け取る側の印象が大きく変わります。文例②配偶者の生活を守りたい場合 妻〇〇には、長年にわたり支え続けてもらいました。 今後の生活が安心して送れるよう、 自宅を含め、このような内容の遺言としました。 どうか理解してください。👉ポイント「感謝+生活への配慮」が伝わる、とても受け止められやすい形。文例③子どもたちへの想いを残したい場合 子どもたちへ。 それぞれが、それぞれの人生を歩んできました。 私なりに考え、今回の内容を決めています。 どうか、お互いを責めることなく、 これからも家族として支え合ってください。👉ポイント「争わないでほしい」という願いは、命令口調にしないのがコツ。文例④あえて多くを書かない場合 この遺言の内容は、 私自身が十分に考えたうえで決めたものです。 どうか、それぞれの生活を大切にしてください。👉ポイントすべてを説明しなくても、「考え抜いた結果」であることが伝わればOKな場合も。書くときの注意点(とても大切)付言事項は便利ですが、 特定の相続人を責めるような表現 感情的すぎる言葉 過去の不満の吐き出しこうした内容は、かえって火種になることもあります。「伝えたい想い」と「残される人がどう受け取るか」その両方を意識することが大切です。まとめ付言事項に、正解の文章はありません。大切なのは、 なぜ、そう決めたのか どんな気持ちだったのかそれを、自分の言葉で、少しだけ残すこと。その一文が、遺産分割の場面で、そっと誰かを支えることがあります。「文例を見ても迷う場合は、専門家と一緒に言葉を整理する方法もあります」お気軽にご相談下さい^^お問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp
遺言書を書くとき、「財産の分け方」は決められても、 何を書けばいいのか分からない 書くほどのことなんてないそう感じる方は、少なくありません。でも、遺産分割の現場に立ち会っていると、付言事項があるかどうかで、その後の話し合いの空気が大きく変わることがあります。付言事項って、何のためにあるの?付言事項は、法的な効力を持つ部分ではありません。けれど、 なぜ、この分け方にしたのか 誰に、どんな想いがあったのかそうした気持ちの部分を伝える役割があります。相続人の方が知りたいのは、「正解」よりも、「どうして、こうなったのか」なのかもしれません。現場でよく感じること遺産分割の話し合いの中で、こんな言葉を耳にすることがあります。 「親は、どう考えていたんだろう」 「何も聞いていないから、納得できない」 「理由が分かれば、受け止められるのに」取り分の多い・少ない以上に、説明がなかったことが、わだかまりとして残ってしまうのです。付言事項に書いてほしいこと(難しく考えなくて大丈夫)付言事項は、立派な文章である必要はありません。たとえば、 生前、援助をした理由 配偶者の生活を守りたいと思った気持ち 子どもそれぞれへの想い 「仲良くしてほしい」という願いこうしたことを、その人の言葉で書いてあるだけで、受け取る側の印象は大きく変わります。たった一言が、救いになることもある実際の現場では、 「そういう考えだったなら…」その一言で、気持ちが落ち着く方もいらっしゃいます。付言事項は、相続争いを防ぐ魔法ではありません。でも、感情がぶつかる前に、クッションになるそんな役割を果たしてくれることがあります。遺言書は「分けるため」だけのものではありません遺言書というと、どうしても「財産をどう分けるか」に目が向きがちです。けれど本当は、 想いを残すこと 誤解を減らすこと 気持ちを整理することそうした意味も持っています。付言事項は、遺言者から、家族への最後の贈り物のようなものなのかもしれません。まとめ遺産分割で一番難しいのは、法律よりも、気持ちの部分。だからこそ、ご健在のうちに遺言書を書くときには、ほんの少しでいいので、理由や想いを言葉にして残すことをおすすめします。その一言が、残された人たちの心を、そっと支えてくれるかもしれません。👉「遺言書作成のご相談もお受けしています」お気軽にお問合せ下さい。お問合せご質問などがあれば、こちらからどうぞpokkapoka-maki.sakura.ne.jp
遺産分割のご相談を受けていると、手続きそのものよりも、「気持ちの行き違い」が大きな壁になる場面に、よく出会います。今日は、実際の現場でよくあるお話を、少しだけご紹介します。あるある①「〇〇は家を建てるとき、援助してもらってたよね?」問題遺産分割の話し合いが始まると、かなりの確率で出てくるのが、この話題。 「兄は、家を建てるときに親からお金を出してもらっていた」 「私は、そんな援助は受けていない」 「それって、不公平じゃない?」ここで一気に、空気がピリッとします。援助を受けた側は「そんなつもりじゃなかった」「昔の話だし、もう終わったこと」援助を受けていない側は「自分だけ損をしている気がする」同じ出来事でも、立場が違うと、受け取り方もまったく違うのです。あるある②「親は、どう考えていたんだろう?」が分からない生前の援助があった場合、法律上は「特別受益」として相続分の調整をすることがあります。でも実際の現場では、 親がどういう気持ちで援助したのか 相続の前払いのつもりだったのか それとも、生活を支えるためだったのかそこが分からないことが、揉める一番の原因になることが多いです。残されたご家族としては、「親の本心を知りたい」ただそれだけなんですよね。あるある③理由が書いてあれば、納得できることもある遺言書が残されているケースでは、分け方そのものよりも、 「なぜ、こういう分け方にしたのか」その理由が書かれているかどうかで、相続人の受け止め方が大きく変わります。たとえ取り分が少なくても、 「そういう事情があったなら…」 「親なりに考えてくれていたんだな」と、気持ちを整理できることも少なくありません。遺言書の中の「付言事項」は、法的な効力はなくても、人の心をつなぐ力を持っています。まとめ遺産分割で一番揉めやすいのは、「お金」より「気持ち」遺産分割の現場で感じるのは、 揉めたい人はいない ただ、納得したいだけということ。だからこそ、 遺産分割のご相談を受ける場面でも そして、ご健在の方に遺言書をおすすめする場面でも「なぜ、そうしたのか」を言葉として残すことの大切さを、お伝えしていきたいと思っています。遺言書は、財産を分けるための書類であると同時に、想いを伝えるための手紙でもあるのです。相続で一番残りやすいのは、財産よりも「気持ち」かもしれません。次回は、遺言書に想いを残す「付言事項」について、少しだけ深掘りしてみます。
相続が発生すると、遺産は相続人全員で話し合い、「どう分けるか」を決めることになります。この話し合いを遺産分割協議といい、主に次の4つの分け方があります。① 現物分割財産をそのままの形で分ける方法です。たとえば、長男が自宅、次男が預貯金を取得する、といった形です。手続きは比較的シンプルですが、財産の価値に差が出ると、不公平感が生じることもあります。② 代償分割一人の相続人が不動産などの財産を取得し、他の相続人に代償金を支払って調整する方法です。この方法を選ぶ場合、現物を取得する相続人に、代償金を支払うだけの資力(支払能力)があることが前提となります。無理な設定をすると、後から支払えずトラブルになることもあるため、慎重な検討が必要です。③ 換価分割不動産などの財産を売却し、現金に換えてから分ける方法です。金額が明確になるため公平に分けやすい一方、「思い出のある家を手放すことになる」という心理的な負担が生じる場合もあります。④ 共有分割一つの財産を複数人で共有する方法です。一見、円満にまとまりやすい方法に見えますが、将来の相続で相続人が増え、権利関係が複雑になる原因になりやすい点には注意が必要です。売却や修繕の際にも共有者全員の同意が必要となり、結果として「動かせない不動産」になることもあります。まとめ遺産分割にはさまざまな方法がありますが、今だけでなく、将来の相続まで見据えて選ぶことが大切です。特に、代償分割の支払能力、共有分割の将来的なリスクは、事前に知っておいていただきたいポイントです。遺産分割についての関連記事はこちら『相続の手続き、家族でできる?専門家に頼む?』親が亡くなったあと、「何から手をつけたらいいのか分からない」「とりあえず、落ち着いてから考えよう」そう思いながら、日々の生活に追われているうちに、気づけば相続…ameblo.jp当事務所のHPはこちらさいたま市大宮区 麻貴行政書士事務所お客様おひとりおひとりに寄り添いながら、一緒に考えながらベストな方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。明るく丁寧をモットーにセラピストでもある行政書士が、丁寧にお話を伺います。気軽に相談できる駆け込み寺のような存在に思っていただけたら幸いです。相続・遺言のお手続きなど※許認可申請な...maki-office.jpお気軽にお問合せ下さいお問い合わせお問い合わせは、お電話(TEL 090-4637-8626)にてお問い合わせいただくか、下記のお問い合わせフォームにご記入いただきご連絡ください。お電話、メールによりご対応させていただきます。maki-office.jp
◆相続が起きると「自動的にもらう」わけではありません相続というと、「亡くなった人の財産を、そのまま引き継ぐもの」そんなイメージを持っている方が多いかもしれません。でも実は、相続が起きたとき、財産を“どう受け取るか”を選べる仕組みが用意されています。これは、「思いがけず借金まで引き継いでしまった」「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐための、大切な制度です。◆相続の選択肢は、大きく3つあります相続の受け取り方は、大きく分けると次の3つです。① すべて引き継ぐ(=単純承認)預金や不動産などのプラスの財産も、借金などのマイナスの財産も、すべて引き継ぐ方法です。借金がない、または少ないと分かっている場合には、一般的にこの形になることが多いです。② プラスの範囲だけ引き継ぐ(=限定承認)もらえる財産の範囲内でだけ、借金を引き継ぐ方法です。万が一、借金が多かったとしても、自分の財産まで持ち出して支払う必要はありません。ただし、手続きは少し複雑で、誰でも簡単に選べる方法ではありません。③ 何も引き継がない(=相続放棄)プラスの財産も、マイナスの財産も含めて、最初から相続人でなかったことにする方法です。借金だけを放棄することはできず、財産も一切受け取らない、という点が特徴です。◆実は「何もしない」も一つの選択になっていますここで、とても大切なことがあります。相続では、特に手続きをしなければ、「すべて引き継ぐ」選択をしたものとして扱われます。つまり、「何も選ばなかった」のではなく、「全部引き継ぶことを選んだ」という扱いになるのです。◆選べる期間には、期限があります相続の受け取り方を選べるのは、原則として、相続があったことを知った日から3か月以内です。この期間は、財産や借金を調べて、どの選択が自分に合っているかを考えるための時間でもあります。ただし、迷っている間に財産を使ってしまうなど、行動によっては選択肢が狭まることもあるため、注意が必要です。◆まずは「知ること」から始めてください相続は、誰にとっても、突然で、分かりにくいものです。だからこそ、「いま何を選ぶべきか」よりも前に、「どんな選択肢があるのか」を知ることがとても大切です。状況によって、適した選択は変わります。一人で抱え込まず、整理しながら考えていきましょう。
2026年がスタート☆彡皆さんは、どんな1年にしますか?私は、エンディングノートや遺言書作成のサポートを専門としているので「死」を意識する場面に立ち会うことが多いのですがそれは決して、後ろ向きなことでも悲しいことでもありません。むしろ、今をより自分らしく生きるための前向きな行動だと思っています。生まれた瞬間から人は死に向かって生きていきます。人は、本能的に死に対する恐れを持っています。死んだらどうなるの?自分はどこにいっちゃうの?あいまいで漠然としているからなおさら怖い。でも、正解かあるのかどうかも分からないのに、まだ見ぬ先に恐れを抱いて、時間に流されていくよりも自分らしく生き抜いた!命を使い切った!!楽しかった!!!そう思えたなら、死に対する恐怖はいくらかでも和らぐのではというより、死を意識する暇がないくらい、今に意識が向けられるのではと思っています。という意図で、お客さまをお迎えしているからか、エンディングノートや遺言書を書かれる方は来られたとき以上に明るい表情で帰っていかれます。私は、その瞬間に立ち会えるのが何よりの至福です✨この上ない喜びです。人の深い部分に触れたようなそんな感覚があるのです。2026年は、行政書士の業務の範囲を少し広げようかと模索中です。どんなジャンルの業務であれ出会ったお客様がより素敵な笑顔になっていくのを見たい!この望みだけは、変わりません(* ̄m ̄)新しい1年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年、このブログをスタートして以来、なかなか更新できない日もありながら少しずつ、自分のペースをつかめてきたような2025年。正直ベースで申し上げると・・・組織には向いていない!と感じて会社を退職後自分一人でできることはないか?と考え、辿り着いた場所。それは、『セラピスト』として生きる道。『セラピスト』として10年以上活動してきた私が専業主婦を経て、なぜ行政書士に???と、自分自身疑問しかありませんでした。資格取得だけの意味だったのかな~と思っていたのになぜ、私にとっては大金を支出をしてまで行政書士登録することになったんだろう?自分事ではなく、客観的に観ている傍観者のような状態でした。それが今年の夏ごろからことが動き始め、その意味が分かるのかも!という期待に導かれるように行政書士としての活動を本格スタート。私は、とにかく沢山の人と出会いたいのです。自分が何ができるのかは分かりません。でも、自分が差し出せることなら出し惜しみすることは一切ありません。とにかく、その方が本当のご自分で生きられるお手伝いをしたい。セラピストとしての活動だけではできなかった方々とお会いできる機会が、範囲が広がったんだろうな~ということだけは分かっています。今は、遺言書やエンディングノート作成サポートをメインに遺産分割協議などの業務を行っておりますが単に、お会いするだけなく、心の整理のお手伝い魂の叫びを受け止める役割をお引き受けしたいな~と心から思っております。ピンときたかたは、何の躊躇もすることなくまずは、無料相談のお問合せをしてみて下さい。それで心が整理されたなら、私はそれが望む地点です!心を楽~にお気軽にお問合せ下さいませ(^▽^)/お問合せはこちらからお問合せご質問などがあれば、こちらからどうぞpokkapoka-maki.sakura.ne.jp
親が亡くなったあと、「何から手をつけたらいいのか分からない」「とりあえず、落ち着いてから考えよう」そう思いながら、日々の生活に追われているうちに、気づけば相続の手続きが、ずっと心の片隅に残ったまま…そんな状態で、このページを開いてくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか。以前、このブログでもご紹介しましたが、「遺産分割協議」が必要になるケースを改めて分かりやすくお伝えしたいと思います。『遺産分割協議書ってなに?』本日は、「遺産分割協議書」についてのお話です。身近な人の死に遭遇して、初めて知ったという人もいるのでは。知らない人にとっては初耳案件だと思います。いずれ…ameblo.jp ◆遺産分割協議って、どんなときに必要?相続が発生したとき、必ずしも遺産分割協議が必要になるわけではありません。たとえば 有効な遺言書があり、内容どおりに分ける場合 相続人が一人だけの場合このようなケースでは、遺産分割協議を行わずに手続きを進めることができます。◆遺産分割協議が「必要」になるのはこんなとき一方で、次のような場合には相続人全員で遺産の分け方を話し合う「遺産分割協議」が必要になります。 遺言書がない 遺言書はあるが、すべての財産について書かれていない 相続人が複数いるこの協議が整ってはじめて預貯金の解約や不動産の名義変更などの手続きに進めます。◆「自分たちでできるかも」と思えるケース次のような状況であれば、ご家族だけで進められるケースもあります。 相続人が2~3人と少数 日頃から連絡を取り合えていて、関係も比較的良好 仕事の調整ができ、手続きを進める時間が取れる人がいる 財産の内容が比較的シンプル(預貯金が中心など)この場合でも、戸籍の収集や書類の作成、金融機関ごとの対応は必要になるため、「思っていたより大変だった」と感じる方も少なくありません。◆最初から専門家に依頼した方がいいケース一方で、次のような方は無理をせず、最初から専門家に相談することをおすすめします。 相続人が複数いて、話し合いの調整に不安がある 仕事・育児・介護などで、動ける人がいない 戸籍集めや書類作成に時間を割く余裕がない 「間違えたらどうしよう」という不安が強い できれば精神的な負担を減らしたい相続手続きは、時間と気力が思った以上に必要になることが多いです。◆金融機関の手続きは、想像以上に時間がかかります預貯金の相続手続きは、金融機関ごとに次のような流れで進みます。 相続関係書類の提出 遺産分割協議書の内容確認 不備があれば差し戻し 再提出、再確認…これを金融機関の数だけ繰り返すことも珍しくありません。途中で「平日に何度も行けない」「書類のやり直しがつらい」と感じて、手続きが止まってしまう方もいます。◆最初から依頼するという選択相続手続きは「自分でできる・できない」だけでなく、 手間 時間 精神的な負担も含めて考えることが大切です。途中で大変になって投げ出してしまうより、最初から専門家に任せることで、結果的に手間もストレスも少なく済むことも多いのです。相続の手続きに、「こうしなければいけない正解」はありません。ご家族の人数や関係性、今の生活状況や気持ちの余裕によって、ちょうどいい進め方は人それぞれです。もし、「自分たちだけで進めるのは少し不安かも」「考えるだけで気持ちが重くなる」と感じたら、それは無理をしない方がいいサインかもしれません。相続の手続きは、できるだけ穏やかな気持ちで終えられることも大切です。手間や時間、そして心の負担を減らすために、専門家に頼るという選択肢があることも、ぜひ覚えておいてくださいね。もし、「自分たちの場合はどうなんだろう?」と少しでも気になったら、ひとりで抱え込まず、気軽にお話ししてみてください。まとまっていなくても、そのままの気持ちで大丈夫ですよ。お問合せはこちらからお問合せご質問などがあれば、こちらからどうぞpokkapoka-maki.sakura.ne.jp