私には絶対に叶えたい目標がある

それは
沢山の人の前で歌を歌うこと
沢山と言っても
武道館で歌いたいとか
ドームで歌いたいとか
今の私はそこまでの夢をみていない

なぜ私が
人前で歌を歌いたいという
目標を持つようになったかということだ
理由は3つある


高校2年生の定期演奏会の時
私がセンターで踊る曲があった
最大限の笑顔で、
足を運んでくれたお客さんに
思いっきり楽しんでもらえるよう
楽しんで踊った

定期演奏会が終わり
アンケート用紙を見ていたときのこと

1枚のあるアンケート用紙を見た


これを見たとき
本当に嬉しくて、嬉しくて、
人気な歌手とか
俳優さんとか女優さんだったら
きっと 「ファン」という言葉は
聞き慣れているのかもしれない
だけど私は、
自分のファンだと言ってくれたことが
嬉しさと初めての感情で
言葉にならなかった

そして翌年の最後の代の定期演奏会
またアンケート用紙を読んでいると


同じ人が見てくれていたみたいだった。
そして去年より嬉しかったことが

このようなことを書いていただけたり
自分が演出を考えた
ソリストステージが沢山涙してくれた
方がいてくれたこと
ぱつこさんが元気そうで良かったです
というアンケートを書いてくれた人がいたこと

人によっては
そんな程度でって思うかもしれない
だけど私にとっては
本当に嬉しくて、
同時に自分が認められた感じがして
嬉しかった


そして次の理由
私は人より音楽で表現することが苦手で、
講師の先生とか顧問の先生とか
講評とかにも、
「クラリネットソロの表現が乏しい」
と書かれたり言われたりしてきた

表現ってなに?
どうすれば伝わる?
自分はやってるよ最大限に!!!
って思いながら、
分からなくて苦しんで、
クラリネットはビブラートつけたら
変になるって言われてきたから
基本つけなかったけれど、
(つけなきゃいけないソロとかはつけてた)
他の楽器に比べて表現つけ方が少ない
と思って楽器のせいにしてたところが
本当に多かった
(反省しています)

そんなときに出会ったのが
Little Glee Monsterでした
彼女達の歌を聴いた時、
本当に胸に刺さるものがあって
感動して、
表現ってこういうことなんだなと、
こうして人の胸に届くものなんだなと
気づきました
恥ずかしながら、
高校2年で初めて学びました

それからはLittle Glee Monsterの5人だったら
これをどう表現するかを考えて
練習してみたり
感情移入するために
1人になってイメージしてみたり
それから大会までの練習で
「表現いいね!」と初めて褒めていただけて
嬉しくて嬉しくて
「こういうことなのか!」
と学ぶことができました

それからは自分のイメージや
自分ならこう表現するという
自分の表現の仕方で
表現してきました

それからは
表現分野大好きです
答えのない人によって違う
表現の仕方、素敵です

最後の理由は

文化祭の閉会式で
先生方が演奏して歌ってる前で
急遽
「開会式でも踊ったから踊ってよ!」
と言われ壇上に登り踊ったU.S.A
本当に楽しくて、
サビの前で「せーの!」と声をかけると
壇上下にいる全校生徒が歌ってくれて
本当に本当に楽しくて楽しくて
とても良い思い出

これら3つの主な出来事で
人前に出る楽しさや
スポットライトを浴びることが
自分は好きということを知った

だから次は
Little Glee Monsterのように
歌で、
小さい頃から歌うことが大好きな
自分の歌で
自分の表現で
あのときの定期演奏会のように
人に感動とか元気を届けたいと思った


そこまで上手くないんじゃないとか
思う人も絶対いるし
だけど私は
綺麗に歌うことが歌じゃないと思ってて
音程が全て合うことが
上手なわけでもないと思っている
音程が合っていることが前提かもしれない
だけど
音程が揃っている綺麗な歌ではなく
綺麗じゃなくていいから
感情のこもった
元気と笑顔が沢山詰まった
自分にしか歌えない
歌声と表現を届けていきたい


文字にすることに抵抗があった
公にこの目標を言うのは
馬鹿にされると思った

だけど私は絶対にこの夢を叶えたい
まずはずっと目標にしていた
のど自慢大会に出ること
そこから、
地元のイベントに呼んでいただけたり
何かのイベントで沢山の人の前で歌って
笑顔と元気を届けていきたい

「ファンです」
とあのとき書いてくれた方に
また笑顔になれるような
あの時とはまた違う姿の
自分を届けられるように!

この夢は
絶対に絶対に譲れなく
絶対に叶えます

頑張るぞ!!