ぴたりと体をくっつけて、1枚の布で、親子を包んでくれる、
抱っこひも、スリング。
「つつむ」という行為は、着物や風呂敷などにも代表されるように
私たち日本人に馴染みやすいものです。
海外製の抱っこひもを愛用されてきた方でも、
スリングをお試しいただくと、想像以上の安定感、とご感想をいただくだけでなく、
なんか気持ちがきゅっとくる、という嬉しいご感想は、
日本人のこころに触れるものがあったり、
密着度の高さから、体温や鼓動をじかに感じることで動物的な愛着が
わっと湧き起こるからかもしれません。
おんぶもできなくはないスリングですが
いざ家事をどんどんこなしたいという場面になると、
お子さんの位置の高さという意味では、
おんぶの右に出るものはありません。
お子さんの位置の高さというのはスリング同様、お母さんの負担軽減に
とても重要なポイントなのです。
お子さんの位置が低いと、それだけ引っ張られて
ママが筋力を使うことになるからです。
体感重量が俄然変わってきます。
スリングでいうと、お子さんのおしりの一番低いところがママのおへそより
高いのが理想です。
おんぶでいうとママが振り向いたときにお子さんの顔がすっと見える位置で
キープしていただくと、負担がもっとも軽く、キャリー本来のチカラが発揮されます。
せっかく出会った良質キャリー。
正しく使うことでより快適に利用していただけます。
画像は北極しろくま堂さんの
デザイン名「ブラックギンガム/おもて 4830円(税込)」。
ちなみに、「ブラックギンガム/うら」は内側にギンガム柄が入っていて、
おんぶするとギンガムチェックの柄は外側からみえなくなります。
Smile the Firstで扱っている北極しろくま堂さんの「昔ながらのおんぶひも」は
おしりを覆う布幅がたっぷり広いので、
赤ちゃんの膝が高い位置でキープできているのが画像でもわかります。
抱っこひもでも同じですが、赤ちゃんのおまたを覆う布幅がせまいものは、
赤ちゃんのひざがだら~んと伸びてしまいます。
本来の赤ちゃんの姿勢をキープしてあげたいですね。
また「昔ながらのおんぶひも」は、肩ひもの幅が太いのも特徴です。
肩こりさんでも疲れにくいです。さらに肩のうえにタオルをのせた状態で
使用していただくと、もっと肩への負担を減らすことができます。
見ため的にはかなり「家庭内仕様」ですが、家事がさくさく進んで、
ママが楽ちんで、お子さんがご機嫌であれば、
Happy and Lucky ではないでしょうか。
装着も簡単。パパでもすぐに使えます。
昭和時代に子育てをしてこられたかたは、子育て期の家事といえば
おんぶでしたから、おばあちゃん世代のかたには説明いらずです。
洗えて、コンパクトにたためて、言うことなし。
防災グッズのひとつとしても持っておくと心強いです。
夕飯の用意をするころになると、ぐずり始める赤ちゃん。
生態リズムからしても、夕方ごろに疲れがでてくるので
「おかあさん なんだか つかれてきました だっこしてもらえませんかねえ」
というタイミングで。
お母さんはお母さんで、ちょうど台所に立ち、部屋を片付け、
洗濯物をたたんでしまい、お風呂の用意をし、と怒涛のお忙しタイムが
はじまります。
「あの~ ちょっと だっこしてもらえませんかねえ」という願いは
忙しく立ち働くママの目や耳に入るものの、願いかなわずという場面も
多いのではないでしょうか。
さっとおんぶして、さくさく家事。
お母さんの温かい背中で お母さんと同じものを見て やがて
あたたかい眠りにつける。
いいものですよ、おんぶって。
まずはご購入前にお試しを。
営業時間でしたら、いつでもお試しいただけます。