読み聞かせを「NPOすまいる主催」として開催するようになって、育児座談会が自然発生し、テーマが設けられ、テーマにリクエストが挙がるようになり、どなたでも気軽に参加できることは変わりなく、中身はどんどん深いものになっています。
前回「卒乳」をテーマにして開催した日は、読み聞かせの絵本も「おっぱい」が中心。
卒乳ってなんだったけ?、ぐらいに遠い昔になっているお母さん方にも、ふつふつと記憶がよみがえってくるような時間でした。座談会は、予想どおり、お母さん方おひとりおひとりにストーリーがあって、けいこさんがお嬢さんのトイレ補助で中座しても、進行が滞ることなく、会話がはずみました。
案内役のけいこさんに届いた「参加できないけれどメールでエピソードを」とお寄せくださった方のメールを読み上げていただいたとき、「知り合いの子は中学生までおっぱいを飲んでいた」のくだりで、お母さんと一緒に来ていた小学生のおにいちゃん、おねえちゃんたちが、一様に驚愕した表情で固まりました
お母さんたちのびっくりの表情をはるかに超えていて、その表情の可笑しさに思わず吹き出してしまいました。エピソードをお寄せくださった方の「おっぱい=授乳期」への深い愛情が感じられる温かい、素敵な内容でした
親学のエッセンスを含んだけいこさんの懐の深いコメントにも、毎回うなります。
迷うことを肯定してくれる、悩むことをよしとしてくれる。私のような未熟ものの母ちゃんも、安心して相談ができます。そして、「こうすると開けてくる」的な、具体的な対処法を提示してくれるのも、目の前が少し明るくなって、よっしゃまたがんばろと一歩を踏み出す力を与えてくれます。
子育てに孤独を感じているお母さん。もしもこのブログに出会ってくださったなら、いつか、ふらりといらしてください。そして、「わかるよ、わたしもそうだったから」と、また別のお母さんに手を差し伸べるときがくることを信じています。
次回読み聞かせは8月22日(水)10:30~12:00。テーマはただいまリクエスト受付中です。