5月14日の土曜日、Smile the First店内で、「おもちゃの広場」を開催させていただきました。ご参加くださった皆様、おもちゃコンサルタント橋本さん、グッド・トイ委員会さん、今回も本当に本当にありがとうございました。ご参加いただいた皆様には楽しかった時間の思い出に、そして、今回残念ながらご参加いただけなかった皆様には次回へのお誘いに、「おもちゃの広場」の模様をブログに掲載させていただきます。
開始の午後1時に合わせて、午前中から息子が張り切ってリストスタンドを作り始めました。私)「え~っ段ボールで作るの~
倒れちゃうでしょ~
」 息子)「だいじょうぶだって
いいからいいから
」
ほほ~出来ました、出来ました。
このスタンドを利用して書かれたご芳名帳と、ご参加費の合計額と、その全額を「おもちゃ支援隊」へ寄付させていただいた領収書、ただいま店内に掲示しております。避難所でくらす子どもさんたちに「おもちゃの広場」がたくさん届けられますように。
さて、土曜日の午前、息子がスタンドをつくっている間に、私はボランティアにきてくださった川村学園女子大学の幼児教育学科、児童教育学科の学生さんたち、そしてSmile the Firstのお手伝いが大好きと言ってくれる小学生のまーちゃんの手をお借りして、棚の配置を変えて、床の拭き掃除&アルコール除菌。掲示物をつくって、おもちゃを準備。1時になると、待ちかねたようにリピーターの小学生の男の子が来てくれたのを皮切りに、2時近くにはどんどん親子連れのお客様が増えていきました。
まずはゲームボードのコーナーからご紹介。HABA社の「にわとりのおいかけっこ」が始まっています。
中央部分に置かれたグリーンの伏せてあるカードのなかから、自分の持ち駒が次に進むカードと同じ絵柄が描かれたカードを記憶をたよりにめくります。神経衰弱の要領です。当たればどんどんコマをすすめることができます。いや~小さい子の記憶力、あなどれません 前のニワトリにおいついたら、前のニワトリのひとつ先のカードの絵柄をめくることができれば、前のニワトリを追い抜きつつ、しっぽも1本いただけちゃいます。
次は違うメンバーでセレクタ社の「ねことねずみの大レース」が始まりましたよ。このゲーム、2003年のドイツゲーム大賞、2004年の日本ボードゲーム大賞を受賞しています。ハラハラどきどき、みんな大興奮、大盛り上がりのボードゲームです。
私がやってみたのはこれ。ラビリンス。
斬新な発想のルールです。1つのボードにみえる盤上には49枚のカードが並んでいます。実はもう1枚カードがあります。その余分なカードを順番にひとりずつプレーヤーがぎゅぎゅっとカードを端っこから押しこんで、迷路を自分に有利につなげたり、相手に不利になるように途絶えさせたりします。押し出されたカードをまた次のプレーヤーが端っこからぎゅぎゅっと。
自分の持ち駒とお宝がつながればゲット。目指すお宝は指示カードの絵柄に従わなければいけません。でも、どこにぎゅぎゅっとカードを押しこめば迷路がつながるのか、次の次まで読みながら、、、頭つか~う、なんじゃこりゃ~、も~わから~ん、とお手上げになってカードを橋本さんちの小1のお嬢さんに託すと、無言ですっとカードを端から押しこみました。
ぴょぴょ~っと、持ち駒からほぼ対角の一番遠いところにあったお宝まで、たった1手で迷路がつながってしまいました。 私)「・・・え」。
こちらはドメモ。
シンプルだけど秀逸なゲームです。左端のお子さんの前に並んだ「5」「7」「2」のプレート。持ち主のお子さんにはなんの数字が書かれているか見えません。でも周囲のプレーヤーには見えています。同様にほかのプレーヤーは自分の持ちプレートの数字はみえないけれど、周囲のプレーヤーの持ちプレートは見えています。
「1」は全部で1個、「2」は2個、「3」は3個、、、「7」は7個あります。
ということで、捨て場にでている数字と個数、ほかのプレーヤーがもっている持ちプレートの数字と個数から、自分がもっているプレートの数字を推理するというゲームです。
そして次は、、、なにやら、みんなで突然同じポーズをしてはゲラゲラと大笑い。なになに?とのぞくと、「うさぎのコンサート」というゲームをやっていました。特定のカードがでてきたら、きめられたポーズをとるというルール。ゲームがすすむにつれて、盛り上がる仕掛けが
店内に笑い声や歓声がたくさんひろがりました。赤ちゃんたちが遊んだおもちゃを次回更新でご紹介します。
被災地での「おもちゃの広場」の様子は 東日本大震災あそび支援隊
のサイトからご覧いただけます。