またひとつ、小さなお別れ。
もう隣市にお引越しを済ませたご兄弟が、お母様と遊びにいらしてくださいました。
「まもなくオープン」の貼り紙が貼られた開店準備中のSmiletheFirstを、1歳だったお兄ちゃんを抱っこしながらガラス越しに覗いたのが最初でした、とお母様。
お兄ちゃんはこの春小学校にご入学。5年のあいだに弟くんが生まれ、早や4歳。

いつもいっぱい遊んでくれて、帰りはいつも名残惜しそうで。SmiletheFirstを大好きになってくれて、嬉しかったです。本当に。本当に。
「今日はどこへ行こう、って思うと、いつも子供連れてSmiletheFirstにきてました」と言ってくださったお母様。嬉しくて涙がこぼれそうでした。そして隣市であっても離れてしまったことを思うと、チクリと胸が痛みました。
これからもたくさんいらしてください。隣市ですから。
5年前の春、開店準備に追われていたある日。お向かいの秀峰さん2階席で、慌ただしく母たちと昼食をいただきながら、ふとSmiletheFirstをみると、小さいお子さんを抱っこしたお母様らしき女性とお祖母様らしき女性がガラス越しに店内を見てらっしゃるのが見えました。お客様をお迎えする緊張感に、ドキドキしたことを思い出しました。
もしかしてあのときの小さいお子さんがお兄ちゃんだったでしょうか。