今日たまたまつけていたTVで、歌手のMINMIさんの出産法が紹介されていました。
なぜ歌うひとが出産法?と思いましたが、聞けば聞くほど、なるほどよい出産法。
私は妊婦になる前に、乗っていたバスのなかで、ソフロロジー法をかかげる広告をみて
陣痛を前向きにとらえる、みたいな感じが、自分にあっている気がして、迷わずこれだ!と
決めてしまったのですが、そのとき、MINMIさんの出産法を知っていたら、きっとソフロロジーと
MINMIさんの出産法、両方使わせていただいただろうなと思いました。
MINMIさんの出産法(ご本人は「自分の出産法とは思ってなくて、みんなができること」とおっしゃってましたが)
出産は痛い、怖い、と、自分の痛みを中心に出産を考えるのではなく、
赤ちゃんが初めて勇気をふりしぼって、この世にがんばってうまれてくるときを、励まし、応援し、
サポートする気持ちでおなかに呼びかければ、痛みが格段にやわらぎ、赤ちゃんは必ず応えてくれる、
素晴らしいお産になる、というものでした。
講演会で、MINMIさんが臨月の妊婦さんのおなかに「右回りやで~。だいじょうぶやで。上手に
生まれてくるんやで。だいじょうぶやで。」とやさしく語りかける姿が印象的でした。
これから出産に臨まれる妊婦さん。出産はお母さんひとりで頑張るものではないよ、
がんばる赤ちゃんを励まして、安心させてあげてね、きっといいお産になるよ、と語りかける
よい絵本だと思います。陣痛がきているその瞬間にも見たくなりそうな絵本です。私も読んでみたいと思います。
イラストもご本人。