スーパーかあちゃん | Smile the First 店長日記

昨日は午後から冷たい雨が降り、気温もぐっと下がりましたが、たくさんのお客様にご来店いただきました。本当に本当にありがとうございました。そしてぽかぽか陽気だった本日もたくさんのお客様にご来店いただきました。心から深く深く御礼申し上げます。明日も皆様のお越しをにこにこ笑顔でお待ちしております。どうぞご来店くださいませ。

店内配置変えをしてから10日が経ちました。お客様から「広くなった~[E:shine]」と言っていただくたび、「実母さちこ、もうすぐ63歳」のスーパーパワーについて語らせていただいております。

配置変えは、営業日一日で、ほとんど母ひとりでやりました[E:bearing]  母に手伝ってもらった、などというレベルではありません。私が少しだけ手伝わせていただいた、ぐらいな勢いで[E:coldsweats02]。

母は23歳で第一子の私を生み、9年後に次女を生み、2児の母になりました。ビールが大好き、たばこも吸います。気前がよくて、姉ご肌。新潟なまりの茨城弁を話し、男言葉もぽんぽん飛び出します。家事も仕事も、パパッと豪快に手際よくこなします。

母は「迷う」ことがありません。子育てにも、買い物にも、人生にも、配置変えにも、迷っている姿を見たことがありません。「迷いがないよねえ[E:gawk]」と言うと、「そんなことはねえけどよぉ[E:catface]」。

がらっぱちな母ですが、とても心の優しいひとです。

私がまだ学生だったころ、引っ越しの手伝いに来てくれたことがありました。母はあらわれると、「なぁんにもやってねーじゃんかよ~[E:catface]」と準備の悪い娘に一言ジャブを入れ、古い部屋の荷造りをあっという間にして、車で運んだ荷物を新しい部屋であっという間にほどいて、あっという間にすべてを整えて、颯爽と帰っていきました。

両親を見送って、部屋に戻ると、新しい空間にぽつりと「ひとり」の空気が待っていました。ひっそりと、部屋のすみに置かれた飾りイスのうえに小さなグラス。いつ摘んできたのか、野の花が活けてありました。母のこころに、ぽろぽろと涙がこぼれました。

あ。・・・・・・活けてたのは父だったりして[E:catface]。