子どもを「叱る」こと | ハロードリーム スマイルスイッチ♪

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NPO法人 ハロードリーム実行委員会
認定ファシリテーターによる笑顔のリレーブログです。
今日も笑顔で♪

こんにちは (*^▽^*)ノ
NPO法人ハロードリーム実行委員会
実行委員の ちばようこ です
今日もリレーブログに投稿させていただきます♪

今日はちょっと真剣なテーマ。
「子どもを叱ること」です。


子どもを「怒る」のと「叱る」のは大きく違います。
「怒る」のはただの感情。
「叱る」のは子どものために諭すこと。
怒らずうまく叱ることができるようになれば、子育ては意外と楽になります。
いけないことについて子どもが落ち着いて自分自信の頭で考えて動けるようになるからだと思います。子どもが大きくなればなるほど叱って諭し育てた子どもは、とても楽で優しい子になると周りを見てもつくづく感じています

しかし、子どもに注意する状況の時はどうしても感情が先に立って怒ってしまい、冷静に叱ることが難しいのだと多くの人はいいます。

まぁ親だって人間だし、いつも冷静にいられるわけもなく怒ってしまうこともあるでしょう。
「お母さん言いすぎた。悪かった」と謝らねばならない日もあったりするでしょう。
自分が「怒っているのか」「叱ることができたのか」ということの違いをわかっているか、わからないのかは大きな違いだと思います。
子育ては真剣勝負ですから、親がそのあたりをしっかり哲学することも私は大事だと思っています。


そこで・・・・・
みなさんはよそのお子さんを叱れますか?
よそのお子さんを注意するのはとても勇気もいりますし、どうしても見て見ぬふりをしがち。
だけどそれでいいのかな?と思う今日この頃です・・


私は先日、次女に頼まれて、古典の参考書を買いに本屋さんに行きました。
参考書コーナーには、数人の大人が、中学受験用の参考書のコーナーであれこれと見ていました。
狭い本棚の間の通路でその人たちと背中合わせに高校受験用の参考書棚を見ていた私ですが、途中で、小学5~6年生の男の子に目がいきました。

その子は、本棚の前で、膝を床につけて足を後ろに出して、小学生用のマンガ参考書を一生懸命見ていました。
確かにお勉強用の本を見ているのは関心です。
ところが、その後ろの通路には、その子の帽子やタオルやバッグが散乱しており、通路をふさいでいました。

私は少し離れたところにいましたが、他のお客さん(たぶん中学受験をめざしている子どもの母親)達は、それをまたいで本棚の前を行ったり来たりしていました。
その子をにらんで明らかに嫌な顔をしている方もいました。
でも本に夢中なその男の子が気付くはずもありません。
嫌な顔をするくらいだったら、教えてあげたらいいのにと思いました。
中学受験の本を一生懸命読んでいるその方達は、教育熱心なんだろうけど、やはりよその子はよその子なんだろうなと思いました。

私の見たい本の場所とはちょっとずれていたので、私にはあまり関係ありませんでした。でも・・
「どうしようかな」と少し考えました。
もしそれが自分の子どもだったら、よその方にでも注意してほしいなと思いました。

だから、近寄っていって、肩にそっと手を置いてから小さな声で話しかけました。
「ここは本屋さんだからね、みんなが通るところに物を広げないようにしようね。通る人の邪魔になるからね。あとね、外では立って見ようね。」

その子は、(*゜ロ゜)ハッ!とした顔をして、すぐに荷物をまとめて、自分の足元に置いて立ちあがりました。
そして「すみません」て、小さな声で言いました。
私はすぐに彼が素直に反応してくれたのがうれしくて、笑顔を返しました。

電車の中、買物中・・いろんなところで、あぁ注意した方がいいんだろうなと思う子どもたちや若者をよく見かけます。
(注意したい大人のほうが多いけど!!)
たいていの子どもは、うまく話をすると、素直に受け入れてくれるもの。
人目が多い場所だったりするとなかなか声をかけにくいですが、言葉をうまく選んで上手に声をかけて、上手に叱ることのできる大人になりたいなと思った出来事でした。

そう言いながらも、私だってまだまだ自分の子どもも上手に叱ることができない時もあります。
親もまたいろいろ考えながら、自分の感情をうまくコントロールすることが大切だと反抗期の子を持つ親として実感中。
時には子どもの方が広い心で私のことを許してするに水に流して笑顔でいてくれることもあります。
ありがたいなぁと思います。

子どもが生まれてからずっと、日々、親修行です(o^∇^o)。


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