今日は、上京した当初、とてもお世話になって人の偲ぶ会にいきました。

私が所属した劇団の「お世話係」のようなおばさまが、昨年、病気で亡くなりました。
劇団を辞めてから、ずっと疎遠になってしまい、でも、いつでも明るく、華やかな方だったので、いつもでも元気でいると思っていました。

ツイゲキへの出演が決まって、チラシと一緒に劇団の主宰者である恩師にお手紙をおくりました。
その返事には、おばさまがもう死期が近く、観には行けないけれど、頑張れと書いてあり、とてもショックでした。

偲ぶ会は、劇団が主催となり、舞台が好きだったおばさまの為に、SHOW形式で華やかな会となっていました。
若かりし頃、モデルを勤めていたり、銀座のママまで務めたおばさまは本当に綺麗な方で、いなかっぺの私は「都会のマダムだ!」と感動したモノです。笑

家族の手料理に飢え、いつもお腹を空かせていた私たちに、週に1度お弁当を作ってくれて、みんなでピクニックのようにお弁当を囲んだりしました。
思えば、上下関係の礼儀や挨拶、舞台メイクを教えていただいたのも、おばさまからでした。

今日の会で、久しぶりに劇団の主宰に再会。
あまり長く話すことはできなかったのですが、ヒトコト。

「ねえ、4月の舞台に出てくれない?」

そんな、嬉しい言葉をいただきました!
もちろん快諾。
おばさまと、恩師の為に何か恩返しができるような気がしたので。

しかし、気がかりなのは。。。。。

この先生、めっちゃ怖くて、当時は毎日をビクビクしながらすごしていたんです。笑
演出の時も、閻魔大王が稲妻を落とす位の勢いで怒鳴り、教えも厳しく、特にダンスに至っては、「オラオラオラオラ!死ねー!」と怒鳴りながら叩く太鼓に合わせて、永遠に踊らされるなど、数々のトラウマがあります(爆笑)
今となっては良い思い出で、そこから培われたモノが、私の中には随分あります。

お弟子さんには、パパイヤ鈴木さん、モーニング娘。の振付師の夏まゆみさんがいて、私なんか足元にも及ばないのに・・・とか、考えていると、エライ事を引き受けちゃったな・・・と思ってしまいました。しかし、自分の甘さを叩き直すためにも、頑張ってみようと思います。

まだ詳細は決まっていないのですが、沢山子供たちが出てくるジュニアミュージカルです。
「夢」をテーマにすることが好きな先生なので、おそらく、家族で楽しめる内容だと思います。
会場は、ヤクルトホール。うーん、デカイ。
詳しく決まったら、またお知らせします。

最後に。
大倉洋子さん、天国でも華やかなムードメーカーでいてください。
沢山、ありがとうございました。