サイクロン被害でたくさんの人が亡くなったショロンコラ郡を訪れて、何度も耳にした言葉があります。


「アッラー・バチャエセ (アッラーが生かされた)」


おとなの頭上を超える水の中で奇跡的に助かった小さな子どもや赤ちゃんの話をするとき、人々はこの言葉をつぶやくように言うのです。アッラーによって生かされた命だと。




写真=ショロンコラ郡サウスカリ・ユニオンで見かけた赤ちゃん


(ダッカ駐在員 藤岡恵美子)


ブログを書かない間にカトマンズの季節は真冬になってしまった。朝晩の外気温は5~6℃となっているらしい。さすがに室内はそこまで下がらず、今のところ12,3℃程度だが、やはり寒い。


ネパールの家屋はレンガの骨組みにコンクリ打ちっぱなしという作りが多く、この季節の日中は外より家の中の方が寒いという逆転現象がおきてしまう。私の仕事部屋は朝の一時を除いて日も差さず、気温が上がらない。ともすると冷蔵庫にいるような錯覚に陥るような状況なので、出勤しても上着を脱がずそのまま仕事をしていることも多い。ひざ掛け、厚手の靴下(事務所専用)は当たり前。事務所のアシスタントのスクマヤにいたっては、最近は屋上で日向ぼっこをしながら仕事をしている。


最近の深刻な燃料不足のため、ストーブ用の灯油もなかなか入手できない状況でついに電気ストーブを購入してしまった。そのうち停電時間が延長されてそれも使えなくなったら、事務所全体を屋上に移動させるしかないかも。


(カトマンズ駐在員 藤崎文子)

師走があっという間に来て、もう2008年も間近です。

今年も年末年始募金 へのご協力を呼びかけています。


「雨漏りがひどいのよ。」



チョール(中洲)で独りで暮らすサムスン・ナハールさんは、穴だらけのトタン屋根、透き間だらけのジュート(黄麻)の芯で編んだ壁の家でそう言います。4人の子どものうち3人を亡くし、夫も亡くした彼女は、実家の敷地に身を寄せています。自分の年齢も定かではありません。


仕事は?と聞くと、「いろんな家を訪ねて、お米やお金を恵んでもらう。1日だいたい10タカ(約17円)もらえるわ。それと鶏を飼っているからその卵も売ってるの。」とのこと。月約400タカ(約680円)の収入という厳しい生活です。


そんなサムスンさんは2006年12月に、シャプラニールのパートナーNGOのPAPRI(パプリ)のスタッフに声を掛けられ、最貧困層グループに参加しました。毎週1回、13名の女性が集まって5タカの貯金を始めています。

あまりの貧しさゆえに「これまでNGOから支援の声をかけてもらったことがない」彼女。貯金が、恵んでもらう生活から自分の足で立つ生活への糸口になるよう、私たちはサポートしていきます。


<クレジットカードで>
⇒ こちら

<郵便局から>
下記の郵便振替口座にご入金ください。
口座番号:00130-6-63672
口座名:シャプラニール―市民による海外協力の会
※通信欄に「年末年始募金」と明記下さい。

ご協力お願いします。


(東京事務所 インターン山口)