平成31年1月に妊娠が発覚しました。

 

あまりに早い婦人科受診で

 

赤ちゃんがまだ見えないので…

 

と、1週間後の受診を勧められました。

 

1週間後、無事にエコーで胎嚢確認。

 

先生が

 

なんか小さいんだよね…。

 

と、つぶやいたことを覚えています。

 

高齢出産ということと

 

出血があったので

 

絶対安静。

 

でも、赤ちゃんが育ってくれるなら…と

 

ベットの上で

 

お腹に手をあて

 

大きくなるんだよー。

 

と話しかけながら過ごしていました。

 

でも、8週目に

 

胎嚢がつぶれています。

 

心音も確認できません。

 

流産ですね。

 

そう、現実を突きつけられました。

 

手術日をその場で決めなければならず

 

事務的に物事をすすめました。

 

手術までは赤ちゃんと一緒。

 

そう思っていましたが

 

手術3日前に大出血。

 

赤ちゃん…と心配しましたが

 

まだ、お腹にいてくれました。

 

手術前夜。

 

病院の個室で

 

お腹に手を当てながら

 

いろんな話をしました。

 

大泣きしましたが

 

ちゃんとお別れが出来て。

 

また、いつでも帰っておいで。

 

そんな気持ちで手術に臨みました。

 

手術自体はあっけなく

 

全身麻酔から目覚めたときは

 

お腹の中には赤ちゃんはいませんでした。

 

泣きたいけど、涙は空っぽの状態で。

 

それからの事はあまり覚えていません。

 

でも、この子の事は一生忘れない。

 

そう決めたことだけは覚えています。

 

お腹に来てくれてありがとう。

 

お母さんにしてくれてありがとう。

 

今はそう思えます。

 

短い時間だったけど

 

幸せな時間でした。

 

エコー写真でしかあえなかった我が子。

 

大事に大事にエコー写真は保管しています。