１週間で勝手に勉強する子どもに変わる、
楽しい家庭学習法『親勉』を実践する
【兵庫 伊丹・西宮・尼崎】親勉インストラクター
森まきこです。
あなたは、
つらいときに、あなたを
支えてくれる言葉は
ありますか？
夫の祖父、つまり
長女にとっては、ひいおじいちゃん。
おととしの秋に亡くなった大好きな
ひいおじいちゃん。
臨月の間、
夫の実家でお世話になった
わたしのことを
いつも大事にしてくれた
おじいちゃん。
【記事 死と隣あわせだった子育て】
で書いたとおり、
長女は、きつい食物アレルギー児でした。
そして、生後２か月から出始めた
乳児湿疹は、
おじいちゃんに会いに帰った
生後４か月のころには、
ますますひどくなっていました。
ほっぺは、まっかっか。
じゅくじゅくでした。
それでも、長女は、ご機嫌で笑い、
すくすく成長していました。
帰省した折、
すやすや眠るひ孫を見て
おじいちゃんが一言。
代われるもんなら
代わってやりたいなぁ。。。。
わたしは、この一言に
どれだけ救われたか
わかりません。
おじいちゃんは、
戦争に行って、そして、
帰って来た人です。
足に、鉄砲の玉が
入って、足には
傷が残っていました。
大好きで優秀な兄を
戦争で
亡くしています。
終戦後、また中国の
山奥へ入っていったこと。
九州まで帰ってきてから
大変な思いをして
家まで帰って来たこと。
いろんな話を
してくれました。
お正月に、
おぜんざいをしたら、
子どものころを思い出す、と
ものすごく
喜んでくれました。
帰省するたびに、
あんじょう、したってや。
とも言われました。
わしは、もう、年老いて、
この子に、なにも
してやれん。
だから、わしの代わりに
この子のこと、たのむで・・・・
という気持ちをふくんだ
「あんじょう、したってや」
たとえ離れていても、
おじいちゃんの愛を
一身に受けて
長女は、すくすくと
育ちました。
わたしが、
娘にとっての最善とは？
を最優先に子育てできたのは、
おじいちゃんのおかげ。
アレルギー対応を
決して、あきらめず、
どうやったらできる？
と考えられたのは、
おじいちゃんのおかげです。
たくさんの人に支えてもらって
４泊５日の夏キャンプも、
４泊５日の自然学校も、
飛行機が飛ばないハプニングが
あった修学旅行も、
救急車で運ばれたときも、
いつだって気丈にふるまえたのは
おじいちゃんのおかげです。
点滴につながれた娘をみて
それでも笑顔を作れたのは
おじいちゃんのおかげです。
変わってやれないから、
せめて、
生き抜く力をつけてやりたい。
この身体を、
この運命を受け入れて、
しなやかに、
たおやかに、
生きられるように。
わたしが
「小さなしあわせを感じる心」を
大事にする理由は、そこです。
わたしが
自己肯定感に
つよくこだわる理由も
そこです。
わたしが
「自分が心地いい」を
感じられる子に
育てたいと思う理由も、
そこです。
それが
「自分らしさ」の
原点だと思うから。
「この結婚、よかったんやろか？」
と思ったときも、
おじいちゃんのおかげで
「やっぱり正しかったな」と
思えました。
最近、知りました。
父や義父、義祖父の存在が
子育ての支えになるのだそうです。
わたしは、つくづく
恵まれているなぁ、と
感じています。
義祖父は、お空にいったけれど
娘の中で、そして、
わたしの中でも、
いまもずっと
生きています。
自己肯定感のあげ方は
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