こんにちは!
兵庫在住の森まきこです。
わたしは、兵庫県伊丹市に住み、
現在、中3、小5、小1の3姉妹を
育てています。
今日は、シリーズ完結編です。
まず、
3つあります。
という話をしました。
【記事】子育てで悩んだときに思い出すべきこと(つづき)は、特に、
③子どもは必ず成長する
ということを
掘り下げていきました。
悩みを、解決法ごとに、
3つに分類し、
そのうち2つまで
お伝えしましたね。
今日は、<悩みの解決法③>です。
<悩みの解決法③:子どもの力を信じる>
いま、目の前にいる、
子どもの姿は、
成長する前の姿だ
ということを
思い出してください。
最初から、
うまくできる人は、
ひとりもいません。
だれだって、何度も、何度も
練習して、だんだん
上手になっていきます。
ときどき、よその子どもさんは
とってもよくデキて、
つい「うちの子も」と
期待したくなりますが、
カエルの子はカエル
残念ながら、
親ができないことを、
子どもがスマートに
やってのけることは
ほとんどありません
それどころか、子どもは、
人生経験が浅いので、
オトナになった、あなたなら
簡単にできることも、
初めは、うまくできないものです。
でも
子どもは、
必ず成長します
だから、わたしたちは、
ただ、
子どもの力を信じて
サポートするだけです。
このときのポイントは
心配は、しない。
ということ。
心配・・・というのは
「あなたは、できない子だ」と
思うから、心配するのです。
「この子は、だいじょうぶ。
ひとりで切り抜けられる」と
思えたなら、心配など
必要ありませんね
親が、子どもは必ず、
デキるオトナになっていくもの、
かっこいいオトナになっていくもの
と、信じて疑わなかったら
かならず、そうなります
だから、
今、できていないことを
責めることは、
やめましょう。
できないことを数えても
いいことは、ないんだもの。
それよりも、
どうやったら、
できるようになるか、
ということを、
親子で一緒に考えましょう。
たとえば、かならず
左右のくつを、
はき間違える子なら、
中敷を工夫したらいい。
くつを、そろえたとき
ひとつの絵になるように
絵を描くのです。
(たとえば、ハートなど)
わたしは、どちらかというと、
親が子どもに教え込むことを
やめてみると、
いろんなことに気づくのでは?
と、思っています。
教えさとす代わりに、
子ども自身が
どうするべきか
子ども自身で
気づくような
仕組みを用意できないか
と考えるのです。
たとえば、定期テストまで
残っている時間が少ないのに
子どもが、なかなか勉強しないとき。
もしかしたら、子どもは
まだ時間の感覚が、あまりなくて、
「まだまだ時間がある」と
感じているだけかもしれないのです。
それならば、テストの日に、
赤い丸をつけて、
何日残っているか、
カレンダーにカウントダウンの
数字を書き込んでみる。
それでも、なかなか勉強を
始めない場合は、
テストまでに、やるべきことの
全体の量が把握できていない
だけかもしれません。
そんなときは・・・
このように、できるだけ
具体的に、なにをするべきかを
明らかにしていく。
すると、案外すんなり
取りかかれるものです。
「やりなさーい!!」なんて
言っても、やりません(笑)
言うだけムダなら、
言わない方が、
お互いのためです。
「早くしなさいっ!!」は
イエローカード
と言った人がいました。
あなたが言われたくないことは
子どもにも言わないで、ね
「やりなさーい!」は
レッドカードです。
退場です。
お互いに気をつけましょうね
子どもによって、
苦手なこと、得意なことは
まったく異なります。
親が同じでも、です。
兄弟姉妹が、正反対の
性質を持っているというのは
よくあることです。
わりと、なんでも
そつなくこなせる子もいる一方で、
ひとつ、ひとつ、
どのハードルも、
ひっかかる子も、います。
実は、ひっかかる子の方が
宝物をいっぱい持っているかも
しれません。
ひとつ、ひとつ、
丁寧に取り組むうちに、
いつの間にか、経験値が
あがるからです
努力は、裏切らないです
ひとつ、ひとつ、
丁寧に取り組む子に
伴走するのは、大変なこと。
それは、親にしか
できないことだと思います。
親子で濃密な時間を
過ごした思い出は
きっと宝物になることでしょう。
最後に、まとめましょう。
子育ては、『悩み』の連続です。
落ち込み過ぎず、
かといって、投げ出さず、
そして、
成果が出ることを急かさず、
子どもの力を信じましょう