最近「介護離職」が問題視されてますが
「介護転職」も多くて、そして転職後は年収が半減しています。
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【対象者】
親の介護を経験し、介護開始時に正社員だった40才以上の男女
(男性1,545人、女性723人)
親の介護で・・・
□転職した人
男性412人/1,545人
女性155人/ 723人
□転職前後の平均年収
男性556万円→341万円
女性350万円→175万円
(明治安田生活福祉研究所などの調査)
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介護をするために転職 → 年収半減!
いつか介護が落ち着いても
元の職場・年収に戻れる保障はどこにもありません。
介護による転職・離職をすることで
「介護する側」のその後の人生も大きく変わってしまいます。
私自身が「介護する側」になったときのことを考えて
両親の顔を思い浮かべると、
仕事を辞めたりセーブするかもな…と思いますが。
私自身が「介護される側」になったときのことを考えて
子供の顔を思い浮かべると、
やめて!私よりあなたの将来を大切にして!!って切に思います。
きっと親って、元気なうちは少なからず皆さんそう思うでしょうね。
でも、介護状態になってからもそう思えますか?
介護状態、認知症も患っているかもしれません。
そうなってから子供が離職するのを阻止できますか?
しかも、「親と同居している人」のほうが
「介護離職」につながりやすい傾向があるとのこと。
きっと「私が介護しなくては!」と責任感を感じるのでしょう。
親を思う優しい子供が故に、自分の仕事を投げ打ってしまう…
総務省の調査によると「介護離職者」は年間10万人、
「働きながら介護をする方」も約240万人いるそうです。
これから国として「地域・家庭での介護」を推進している日本で
今より子供への介護負担が減ることはないと思います。
「私は介護にならないかもしれないし…」と
目をそらしておきたい事実かもしれませんが。
介護状態になったときの自分の希望を記しておいたり
(できるだけ家族で、施設に入りたいなど)
経済的負担が発生した場合の対処を考えておいたり。
世知辛い世の中とは思いますが、
「自分のため」というより「子供を守るために」
自分が介護になったときのことを
一人一人が考えないといけない時代なのかもしれません。
あなたの今日も素敵な一日を過ごせますように。
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