警察で逮捕勾留されている、いわゆる身柄を警察官は、基本的に、ちゃんと「さん」づけで呼んでいます。
弁護士として、接見に行くと、警察署の職員は、ちゃんと「~さんへの面会ですね。」と確認して、担当(留置管理課です)へも、「~さんに弁護人の接見です。」と連絡しています。
有罪の判決が確定するまでは、無罪の推定が働きますので、当然のことではあるのですが、おそらくは、一般の方には違和感があるのかな、という気が、弁護士としては、しています。
取り調べの場合は、被疑者の心を開かせる必要があるので、事情が違ってくるのでしょうが・・・
身柄を管理している留置管理課の警察官は、被疑者に一般に親切です。
留置管理課の警察官だけではなく、警察官は一般に親切です。(例外も、もちろん、あると思いますが。)
実は、身柄を管理している留置管理課の警察官は、被疑者の罪名は知っていますが、その被疑者について、どのような捜査がなされているのかは全く知らないのです。
役割分担ですから、当然のことと言えば当然なのですが、一般の方にはやはり、違和感のあることではないのかな、と思っています。
警察官が親切なのをいいことに、態度が大きかったり、強引な要求を警察官にする被疑者が時々います。弁護人の私が、「そんな言い方をするんじゃないよ。」と被疑者をたしなめることもあるくらいです。

