ぽかんと空いた穴には

少なからず後悔があって

もっと何か出来ただろうと思う


祖母への父の言葉に胸が熱くなったり

色々とある親戚付き合いを目の当たりにしたり


もう会えない

もう居ない


そんな事実に胸が痛い




悲しみの大きさを越えてく強さ


涙を拭い明日を見つめる眼差し



そんな言霊に心は癒されていた



色々とありすぎた7月


走っても走っても見えない不安




そんなとき久々に思い出話をした


10年後の君のため

誓った願い



彼らがそう伝えたときに
隣に居たひと

そして同じように10年という魔法をかけられた人


もうすぐ魔法がとけてしまう


だからこそ走ろうと



あの頃のように頑張ってみたい


せめて…


色々な人の想いを乗せて始まった

7月


もう
そろそろ塞ぎ込んではいられない


思いっきり泣いた6月最後の夜

なんだか現実を受け止められそう


夏は嫌がおうでも走らなくては。


ある人が言っていた

【夏がはじまり】

を思い出す。


夏に勢いよく走って
秋に栄養を溜め込んで

冬を乗り切る


そして春に花を咲かせる。

夏の走り方で来年が変わる。
だから頑張らなくちゃ。

今日から始まる死闘
せめての祈りを捧げる


昨日から始まった激闘
彼らしさを微笑み見守る


あの人も夏を懸命に生きる

そして…きっとアイツも…

彼女たちがそれぞれの夏を掴めば

絡み合う糸がまた新しい形になるかもしれない



私たちの生きる場所は

まるで万華鏡だ


誰かの要素が変われば
無限に新しい絵柄を描く

中に居ては確かにみれないけれど


私や彼女たちの変化と
それに伴う絵柄の変化は
きっと頑張る戦士たちの
力の源になるはず。


戦い最中に向けてくれる笑顔


それを守るために存在しているのかもしれないね。


せめて夢の中だけでも…


何も望まない

確かにそれは大人な虚勢術

だけど…私たちがすべきは そんな大人達へ


精一杯の抵抗


希望をみせること

光となること


もう一度…と自分さえも魔法をかけること


マジカルサマー

いつかのあの夏のように

♪今年は街の明かりも輝いてみえる♪





18のときに
大学は関西に行こうと思っていた。


江坂に部屋を借りて

仕事も大阪で見つけようと思っていた


だけど。


結局、こっちで彼らを待つことを選んだ。



彼らも今ではこちらに住み

私の大事な人たちはみんな東京にいる





東京タワーを遠くに見つめながら


輝いていた西の都の景色を思った


関西弁に弱いのは誰のせいなのだろう


関西人が大好きなのは誰のせいなのだろう


関西人でも違和感ない関西弁をマスターさせたのはなぜだろう



とにかく


切っても切れない西の都

愛する人たちの故郷

彼らのホーム

ただいまって笑顔で言う地




でもね。


今は東京タワーに見守られる

この街が大好きです



愛する人たちはみな

この街で戦いながら日々を生きてる



ほんの些細なことだけど



雨が降る

暑い


雪が舞う


寒い


曇り


たとえ…空を見上げる余裕がなくて


室内の世界しか知らなくても



一歩外の景色の中にいれば

同じように感じることができる


同じ空の下で生きてるって思える


そんな場所が愛しい


毎日…重ねて

何かひとつでも大事に生きていこう



♪特別な夜は平凡な夜の次にくる♪