言葉はまさに葉のよう。草木染めし言の糸、繰り紡ぐ我々は糸子にすぎない…-201012240049000.jpg

一年がこんなにも早く過ぎるとは思わなかった。


…今ごろ何処の空で唄を作ってるんでしょう。
ハナウタでも唄ってるんですか。

ラクチンな曲が耳から離れませんよ。

貴方は皆の内に生きています。
自分の心のなかにも…。

更新の遅さと気まぐれさは言い訳のしようがないとしても…
今は、波乱の年末だったなどという稚拙な言い方しかできそうにない。
12月24日、インディーズバンドのChristmas LIVEに行きまして、楽しい夜を過ごす事が出来ました。

…NEWSを知ったのは26日でした。
フジファブリックの志村さんの急逝。殴られたような衝撃でした。
誰の事を言ってるんだろう。NEWSの文字がおかしくないか?…まったく受け入れられませんでした。
30日にはCDJに出るって…

ひとりで生きてきた時間が比較的多かった中で、音楽や声、詩や言葉、そういったものが今迄どれだけ自分を支えてきてくれたか、それを思い知らされました。

“クロニクル”の「君は僕の事を-どうせ忘れちゃうんだ」これを聴くと泣きそうになります。
志村さん、ありがとう。
貴方を忘れはしない。
思い残すことは多々あるでしょうが、今は、どうぞ休んで下さい…
言葉はまさに葉のよう。草木染めし言の糸、繰り紡ぐ我々は糸子にすぎない。その美しさは既に備わっている。-200912310755000.jpg
30日の13:00、多くの人がするであろうことを願いつつ、黙祷を捧げました。




宵待草 宵待草 宵待草


夕べには 風にそよいで 膨らみゆく

やがて 月の黄金を受け 身を輝かせ

夜半にあっては 想い届けと 香りたつ

そして 明けを思っては 逢瀬の切なさに 身を閉じゆくのです


宵待草 宵待草 宵待草


あなたを待っても
  かまわないでしょうか…