わたしが正義について語るなら
やなせたかし


アンパンの作者が伝えたい正義とは、、

戦争を生き抜いた作者が思う正義をアンパンマン作成の話と絡めて語られている。


やなせたかしさんの話は長い人生で実際体験事からの言葉なので、本当に含蓄があります。

アンパンマンと自分を犠牲にして闘うヒーローは、特攻隊員として命を散らした弟さんの姿にも重なります。

お医者の家で成績優秀の跡取りと期待された弟が死に、自分生き残ってしまった悲しみ。

なぜアンパンマンが子供達に人気なのか、、、

やなせさんは幼児は冷酷無比の批評家と言っています。その幼児に受けいられているのは、考えるようになったそうです。

「傷つく事なしには正義は行えない」

というメッセージも作品に込めていると、、


なんのために生まれて

何をしていきるのか、、


アンパンマンのマーチの中の歌詞にも

想いが込められています。

納得です。


やなせさんが影響を受けた作品ということで「風と共に去りぬ」があったので、「風と共に去りぬ」が好きな私は嬉しくなりました。