#46
システム化して作業効率が向上すると
今までやっていた作業をやらずに済む
あるいは
速攻で終わるということが起きます
当然です
そのためにシステム化しているわけですから!
ここからが重要ですよね
余った時間で何をするのか
今まで出来なかったことをすれば
その分利益に繋がります
同じ人件費で作業量がアップするわけです
例えば
飲食店でタッチパネルオーダーシステムを導入したとします
導入前は
・オーダーを取りに行く
・取ったオーダーを厨房に伝える
・出来上がった料理を配膳する
・呼び鈴で呼ばれたテーブルに向かう
などなど、作業があります
タッチパネルオーダーシステム導入後は
・出来上がった料理を配膳する
これだけになります
そうすると
同じ人数でやっていた場合は
ホール係は暇でしょうがありませんよね
奥でスマホのゲームを楽しんでしまいます!
これではせっかくのシステム化も勿体無いですね
単にホール係を楽させるために導入したことになります
通常は
ホール係の人数を減らして
人件費をカットする目的で
導入するのが一般的ですが
もう一つの考え方は
人数を減らさずに
余った時間で今まで出来なかったような
接客サービスを行う
という戦略もあります
お客様のテーブルに
本日のおすすめメニューなどを
薦める接客を行う
これは、行くタイミングやトーク術など
高度な接客が求められます
しかし、これをうまくできれば、
お客様満足度は向上し
他店との差別化も図れますよね
このようにシステム化した後の
人員の使い方が非常に重要となります
また、話は逸れますが
人にしか出来ない作業
先ほどの飲食店の例で言うと
おすすめメニューを薦める接客などは
タッチパネル(システム)では満足いきません
人だから高度な接客ができるのです
人だからお客様も満足するのです
システム化したから
高度な接客をするための時間が作れた
と言うことです
コンピュータやロボットが行える作業と
人が行った方が良い作業とを
明確にしてより良いサービスを実現できれば最高ですね
人件費削減だけを考えると
そのうちロボットだけの飲食店とか出来そうだ
これはちょっと味気ない気がする
先日、ファミレスで配膳ロボットが
迷子になっていて通路を塞いでいた
迷子のロボットを誘導する担当者が必要かも・・・