絵画と音楽は、人類が生み出した文化の中でも極みであると

 

個人的には思っているのだが、

 

両者は宗教と密接に関わっているところがある。

 

 

私は一般的な日本人なので、それら宗教と、それら独自の神については

 

よくわからない。

 

万の神が存在すると信じ、日々感謝しているが、身近に神がいることを感じることができない

 

神不感症の私である。

 

 

日頃はハードロックを愛する私だが、この世で最上の音楽は何かと聞かれれば

 

迷いなくJSバッハと答える。

 

バッハの音楽を聴くと、神不感症の私でも神の存在がわかる。

 

バッハは神と人間との仲介役だ。

 

バッハは神の声を、我々人類に聞かせてくれる。

 

マタイ受難曲なんか聴いてしまうと、別世界に引き込まれてしまう。

 

怖いから滅多に聴かない。

 

 

リッチーブラックモアのギターは狂気だ。

 

人間の狂気が表現されている。

 

しかし、所詮は人間なので、ムラがある。

 

狂気な時と、ただのクソである時がある。

 

 

ギタリストは表現者であるが、基本、訴えかける対象は我々オーディエンスだ。

 

ほとんどはオーディエンスに共感を求めている。

 

しかし、たまに、ギタリストが誰かと対話しているかのような恍惚になっていると感じることがある。

 

その誰かとは、おそらく神なのであろう。

 

たいていは、ライブ中なのであろうが、スタジオ盤で聴けることもある。

 

まぁ、なんつーか

 

宗教も音楽も、ドラッグが重要なアイテムの一つなんだと理解できる。

 

 

まぁ、話は大げさになってしまったが(苦笑)

 

簡単に言えば、何回聴いても飽きないギターソロがある。

 

私も時期によって聴きたい曲が変わるもんである。

 

そりゃ同じのばっかり聴いてると、飽きるというか、ちょっと間を置くことがありますわな。

 

しかし、

 

ここ何年もずーっと聴いているギターソロがある。

 

ギターソロだけ、何回も。

 

しかも、聴くたびに、涙が出そうなくらい感動する。今でも。

 

アホやね。

 

理解できない。

 

だから、この時はイングベーは神と対話したと思っている。

 

ライブインレニングラードのドリーミングのギターソロだ。

 

YouTubeの映像では、違うギターソロだ。

 

あれは大したことない。

 

だからCDは後から編集したヤツだろう。

 

なんにしろ、あのギターソロは私にとって至高である。

 

誤解されないように言うが、イングベーがドラッグを使用してると言っているわけではない。

 

むしろ、彼は使用していない。

 

ドラッグに頼らずに神と対話したかのようなギターソロこそが、至高だと思っている。