私はパソコン素人であり、ていうか無知なのですが
PC遍歴は長い。
なんと、80年代初頭までさかのぼる。
最初のパソコンは中学生の頃に親に買ってもらったNECのPC-8801である。
忘れもしない、価格は22万8000円。当時はびた一文値引きは無い。
モニターは99800円のシャープ製が一番安かった。あとカセットが2万位した。
全部で30万円オーバー。
よく親が買ってくれたもんだ。感謝。
CPUのクロックは4MHz、RAMは64KB、ROMは全部で72KB。
現在のギガベース考えたらホント、とんでもない進化している業界ですな。
まぁ、用途は結局ゲームだったんですが、
毎月ベーマガ(ベーシックマガジン)を買っては独学で勉強し、
一応、めちゃくちゃシンプルながらもベーシック+マシン語で自作ゲームをプログラミングするレベルまで達しました。
それをプログラムコンテストに投稿し、入選ならずも、私が中学生ってこともあってか、将来性を見越して家に電話が入りました。
「もっとプログラムを洗練させれば使ってやるぜ」みたいな内容だったと記憶しています。
この頃はコンピューター業界に憧れていましたから、とても嬉しかったですね。
このコンテストの入賞作品は、その後チュンソフトを立ち上げた中村さんの「ドア・ドア」でした。
調べてみたら、中村さんってドラクエのメインプログラマーだったんですね、すげー。
優勝は森田さんのシミュレーションゲームでした。
中学生だった私には、その作品の凄さは理解できませんでしたが(笑)
で、
残念ながら私はこれをピークに次第にパソコンに興味を失っていきました。
なにぶん独学でしたし、情報を得る手段も無かったし、壁にぶつかってこれ以上進めることができなかったからでしょう。
そして長いブランクに入ることになります。
ちなみに、
このPC-8801は今でも実家に現存しています。
つづく